・DEはドケット全休ながらキャンベル58タックル7サック、ラッカー24タックル5サック
・DEケリーは2回のFGブロック
■NT
前年と同じくD.ウィリアムズ、タアムの2人が開幕ロースターに入った。
□ダン・ウィリアムズ
5年目(2010年ドラフト1巡) 27歳 テネシー大
出場16 先発9
◎○◎○・◎◎◎◎・○○○○・◎◎◎○(◎)
32タックル 1サック 2TFL 1PD
前半 19タックル 1サック 1TFL
後半 13タックル 1TFL 1PD
(プレイ1オフ1回戦 6タックル)
5年契約満了(総額10.9M) → UFA
第9週DAL戦で7タックル・1サック・2TFLを記録するなどシーズン中盤から格段に動きが良くなり、5年目にして本格化しつつある。プレッシャーをかけて味方のINTに繋げたプレーもあった。
□アラメーダ・タアム
加入2年目(2012年PITの4巡) 24歳 ワシントン大
出場7 先発なし
○○イ○・○○イイ・イ○イイ・イイイ○(イ)
スタッツなし
1年契約(0.57M) → RFA → 1年(0.66M)で契約済
前年D.ウィリアムズから先発を奪いそうな勢いもあったがレギュラーシーズン最終週に膝ACL断裂の重傷。でも間に合わせて開幕ロースター入りした。しかし先発ウィリアムズが充実してきたこととDEトミー・ケリーがNTもできるということで出番が減ってインアクティブになることが増えた。
□ブルース・ガストン 出場なし
新人(2014年ルーキーFA) 23歳 パーデュー大
出場なし
ーーーイ・イイイー・ーーーー・ーーーー
ルーキーFAで有望視されたが開幕前に解雇されNEの53人枠入り。こちらも解雇されてMIAのPSにいたところをアリゾナが53人枠に引き抜いた。しかし出番なく2番手RBテイラーが負傷したときRB補充のため解雇されてPS入り。シーズン終盤にGBの53人枠へ引き抜かれてます。
・・・
D.ウィリアムズはOAKと4年総額25Mで契約。FAでDTコーリー・ピーターズ(前ATL、27歳)と3年総額10.5Mで契約しています。ほかにNTは実質タアムしかいないのでピーターズはNTで使うものと思われます。
■DE
ロナルド・タリー(4年在籍)とは再契約せず。ドラフトでは3巡でマーティン、5巡でスティンソンを指名。ドケットが開幕前にIR入りして、開幕ロースターにはキャンベル、ラッカー、新人マーティン、新人スティンソン、8月下旬加入のケリーが入った。
□ダーネル・ドケット
11年目(2004年ドラフト3巡) 33歳 フロリダ州立大
出場なし
RRRR・RRRR・RRRR・RRRR
6年契約の5年終了(総額56M)
8月中旬練習中に膝ACLを断裂して開幕前にIR入り。プレイオフへ向けて心身共に充実していた矢先だった。
□カレイス・キャンベル
7年目(2008年ドラフト2巡) 28歳 マイアミ大
出場14 先発14
◎◎◎◎・イイ◎◎・◎◎◎◎・◎◎◎◎(◎)
58タックル 7サック 9TFL 1INT 3PD 1FF
前半 22タックル 1サック 5TFL 1INT 1PD
後半 36タックル 6サック 4TFL 2PD 1FF
(プレイ1オフ1回戦 4タックル 1QH)
5年契約の3年終了(総額55M)
7サックはOLBオカフォー(8サック)に次いでチーム2位。第10週STL戦で2サック。第12週SEA戦では3サックしている。タックル数はDLでは飛び抜けているようにパスラッシュだけでなくラン守備での貢献も大きかった。第5週DEN戦でINTしている(通算2INT目)。相手の悪質ブロックで膝MCLを捻挫して2試合欠場。
□フロスティー・ラッカー
加入2年目(2006年CINのドラフト3巡) 31歳 USC
出場15 先発8
◎イ◎○・○◎○◎・○◎○○・◎◎◎○(◎)
24タックル 5サック 5TFL 1PD 2FF
前半 4タックル 1サック 1FF
後半 20タックル 4サック 5TFL 1PD 1FF
(プレイ1オフ1回戦 4タックル 1TFL)
2年契約の1年終了(総額2.15M)
ドケットの代役で先発に繰り上がってチーム3位の5サック。第14週KC戦で2サックを記録するなどシーズン終盤に貢献度が増えた。スピードや切れ味はあまりないが粘り強い動きでDLを支えていた。第2週はふくらはぎを痛めて欠場。
□トミー・ケリー
新加入(2004年OAKのルーキーFA) 34歳 ミシシッピ州立大
出場16 先発13
○◎○◎・◎◎◎◎・◎◎◎◎・○◎◎◎(◎)
34タックル 1サック 5TFL 2PD 2FGブロック
前半 15タックル 2TFL 1PD 1FGブロック
後半 19タックル 1サック 3TFL 1PD 1FGブロック
(プレイ1オフ1回戦 3タックル)
1年契約(0.95M) → UFA
ドケットのIR入りを受けて契約。8月下旬にNEを解雇されて選手だがアリゾナのニーズにフィットした。6-6、310の大型でラン守備で貢献。長身を活かして第3週SF戦でFGブロック、第12週SEA戦でもFGブロック。
□カリーム・マーティン
新人(2014年ドラフト3巡) 23歳 ノースカロライナ大
出場11 先発2
イ○◎◎・○○○○・○○○○・イイイイ(イ)
8タックル 1サック 1PD 1FF
前半 7タックル 1PD
後半 1タックル 1サック 1FF
4年契約(総額2.84M)の1年終了
大学時代は4-3のパスラッシャーだがアリゾナでは3-4のOLBではなくDE。第10週STL戦でサック&FF(ボールを捕ったCBクロマティが14ヤードのリターンTD)するなど貢献もあったがシーズン終盤はOLBマット・ショーネシーの復帰とDEマウロの台頭で出番がなくなってしまった。3-4のOLBとして再起を期す。
□エド・スティンソン
新人(2014年ドラフト5巡) 25歳 アラバマ大
出場10 先発2
○○○○・◎○○○・◎イイイ・イ○RR
9タックル 1PD
前半 8タックル
後半 1タックル 1PD
4年契約(総額2.4M)の1年終了
ドラフト順位はマーティンより低かったが堅実なラン守備で台頭した。しかしシーズン後半はつま先の負傷が長引いて結局IR入り。
□ジョシュ・マウロ
新加入(2014年PITのルーキーFA) 24歳 スタンフォード大
出場5 先発2
ーーーー・ーーーー・ーイ◎◎・○イ○○(○)
5タックル 2TFL 1PD
前半 0
後半 5タックル 2TFL 1PD
(プレイ1オフ1回戦 1タックル)
途中加入 → ER-FA → 1年(0.51M)で契約済
DEスティンソン負傷欠場への対応でPITのPSにいたところを引き抜いてきた(代わりにOLBトーマス・カイザーが解雇された)。思いのほか動きが良くすぐにローテーションの一角に入った。
・・・
ドケットをキャップ対策で解雇(その後SFと2年7.5Mで契約)。トミー・ケリーとは再契約せず。
FAでコーリー・レディング(前IND、34歳)と2年総額6Mで契約、ドラフトでは4巡でロドニー・ガンター(Division I-AAのデラウェア州立大)を指名しています。去年まで先発OLB(4-2-5時)だったマット・ショーネシーがDEへ転向、去年の3巡カリーム・マーティンはOLBへ転向。
先発はREはキャンベルで確定、LEは実績からラッカーが最有力ながらショーネシーもいて、そこに2年目のスティンソンとマウロ、さらに新加入ベテランのレディングと新人ガンターと層は厚い。
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