アリゾナマニアの知ったか発言集

KC戦のAftermath

・爆発的なプレーがアリゾナは3回だけ、KCには9回やられた
・Sシモンズはパスカバーに課題、OLBはガーデックが負傷退場
・PクーニーやRBイングラムが評価上昇


□An Explosive Preseason Defeat, And Chiefs Aftermath (チーム公式サイト8月19日土曜の記事)

・KC戦で負けた試合後、ジョナサン・ギャノンHCは何が一番残念だったか聞かれた。

 「正直に言って、爆発力だ」と答え、KCに多くのビッグプレーを許したことを指摘した。

 「あれではどこにも勝てない。それが一番残念なことだ」。

 アリゾナは20ヤード以上のパスプレーは3回あっただけ、15ヤード以上のランプレーは無かった。KCは20ヤード以上のパスプレーが6回、15ヤード以上のランプレーが3回あった。

 ディフェンスは先週のDEN戦では堅実だったが、KC戦はまるで正反対だった。パトリック・マホームズは実際にはKCのパス成功率を下げた。マホームズは10/15、3人の控えQBは21/23だった。

 試合後のギャノンHCは落ち着いていた。これはプレシーズンゲームだ。先週誰も楽観的に興奮していなかったし、今週誰も絶望していないはずだ。ただこの試合の内容を受けてミネソタでの一週間がより重要なものになったと感じる。


 (去年はレギュラーシーズンでこういう試合が多かった。KCはスーパーボウルでPHIのあの強力DLを封じてしまったチームだからプレッシャーかけるの難しい)。


・Sとしてのアイゼイア・シモンズはまだ未完成だ。KC戦で不振で、もっと良いプレーをしないといけないと認めた。

 「明白にもっと良いプレーをする必要があると感じた。毎試合そう感じている。爆発的なプレーははっきり減らす必要がある。爆発的なプレーで試合が決まるからね」。

 試合序盤にレシーバーの頭部に接触してアンスポーツマンライクのペナルティを取られた。パスカバーで38ヤードのキャッチ・アンド・ランをされた。終盤にQBシェーン・ブチェレにスクランブルでTDランされたときシモンズは2ヤード地点あたりでブチェレに接近したがオーバーランした。

 ギャノンHCは「彼は数回パスカバーで影響力を失っていた。だが映像を見返して修正するよ」。


・新人QBクレイトン・トゥーンは持ち味を発揮するチャンスを得ているが、まだ課題はある。まだパスが高いことが一度二度あった。ギャノンHCによるとそれは送球だけでなくフットワークの問題でもあるという。


・Pノラン・クーニーが好成績。パント5回平均52.6ヤードだった。ただKマット・プレイターの54ヤードFG成功のときのホルダーはPマット・ハークだった。プレイターのキックはまだ余裕があったので58ヤードでも成功しただろう。

 (クーニーはキャンプ要員かと思ってたけど今回のパントの飛距離なら逆転で53人枠入りも有り得る。DEN戦でもホルダー含めてハークと公平にチャンスをもらってる)。


・ギャノンHCによるとOLBデニス・ガーデックは膝を負傷、CBマルコ・ウィルソンがどこを負傷したか言わなかった。ともに歩いてロッカールームに引き上げた。この2人が離脱するのは理想的ではない。開幕までまだ3週間ちょっとあるのが救いだ。


・2年目OLBジェシー・ルケタと3年目OLBビクター・ディムケージェが引き続き多くの出番を得ている。今回ガーデックが負傷、すでに2年目キャメロン・トーマス、2年目マイジェイ・サンダース、新人BJ・オジュラリが負傷離脱中でOLBは手薄になっている。


・2年目RBキオンテイ・イングラムが非常に良かった。ラン7回で28ヤード1TD。負傷離脱していたが2番手RBとして急速に進歩しているようだ。


・チームは月曜はテンピのチーム施設で練習してそのあとミネソタへ向かう。

 (プレシーズンMIN戦は26日土曜なので合同練習はたぶん水曜と木曜の2日間。ギャノンHCは来年以降は複数チームと合同練習をしたい意向。今年KCに打診したのかどうか不明)。


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