カウボーイズの一員として引退することを選択したけどアリゾナ・カーディナルスとビッドウィル一家への感謝の意も表しました。「ビッドウィル親子に礼を言いたい。彼らのおかげで私は2年長く現役を続けることができた。私が自分で定めた目標、カーディナルスをプレーオフに導くということはできなかったが、チャンスを与えてくれたことに感謝している。
シーズン終了後にカーディナルスから再契約の意思のないことを告げられたことが引退の決め手になったそうです。「おかげで決断が容易になった」。いくつかのチームからオファーがあったけど家族を再び引っ越しさせたくないということで断ったとのこと。家族と話し合うというのはこういうことだったんですね。結果的にはデニス・グリーンによって引退に追い込まれた形だけどエミットはグリーンと一緒の1年は楽しかったしこのチームを正しい方向に向かわせていると気遣ったコメントをしてます。
そのあとデーブ・マッギニス(前カーディナルスHC)、ジョニー・ローランド(前カーディナルスRBコーチ)、カービー・ウィルソン(カーディナルスRBコーチ)、リック・ナイト(セキュリティディレクター)、施設やトレーニングに関わる全てのスタッフと数人のカーディナルスの同僚の名前を感極まりながら読み上げたそうです。カーディナルスのRB全員にもありがとうと言いました。ハンブリックもね、とカウボーイズ時代に少し関係がこじれていたことを冗談めかして。
エミットの4番目の子供で2歳のエミット・ジェームズ・4世(エミットのフルネームはエミット・ジェームズ・スミス・3世)はカーディナルス時代の父親しか知らないそうです。「記録(NFL通算ラッシング)を破ったときあそこに居たんだけどまだ小さくてカウボーイズだったってこと分かってないんだ。私は父親としても良い仕事をしなければならない。それも引退の理由だ。カーディナルス時代の前にも経歴があることを写真をみせながら教えていくよ」。
通算18,355ラッシングヤードと通算164タッチダウンはNFL歴代トップ。ラストイヤーには初めてTDパスも投げました。本当にお疲れ様でした。
最近の「アリゾナ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事