Songs of the Days Passed

日々の出来事、心に思うことをつれづれなるままに・・・

heartache

2007-05-29 22:57:26 | 雑記
昨日は悲しいニュースがたくさんあって胸が痛くなった。
今日は父が救急で病院に行った。
本当に、みんな元気でいてほしい。
からだが病んでも、心を病ませない気持ちを持ちたい。
とりつく感情を、適当にとりつかせた後ですっと消化できる心持でありたい。

友達と話して、だいぶん気が楽になった。友よありがとう。
とにかく腹をくくる。
この先どうなるなんて誰にも分からないし、あたふたしても仕方ない。
一つ一つ、かみしめながら応じていくだけのことだ。
明日の課題にも、この胸の痛みにも。

衰える指よ

2007-05-26 22:11:32 | 音楽
このところ、伴奏をする機会が続いていてわりによくピアノを弾いているが、
指の衰えようにがっくりとする。
指の動きはちゃんと覚えているのに、平均台を転げ落ちるように、指がうまく鍵盤に乗ってくれない。
前のようにたくさん弾くことがなくなったから、筋肉のつき方も変わってしまったらしい。
一度こうなってしまうと、元のところまで持っていくのはとても時間がかかる。
前にできたことができなくなるくらい切ないことはない。
前にできたことを持ってすれば、今やりたいことがもっとできるだろうに!
おもてに出したい気持ちが形にならないくらいやりきれないことはない。
あれもこれも、手からこぼれていくばっかりである。
あーあーあーと思うように動かない指を見ては悶絶する。
年老いた音楽家も、こんな思いをするのかなあなどとあれこれ考える。

しかし、気が付いてみると、前にやっていたのとは別の方法で、
おもてに出したい気持ちを形にしようと鍵盤をまさぐる私の動かない指がある。
動かない指は、動かないままで、音を求めようとする。

楽器の演奏は身体運動だから、演奏をする人間は誰もがいずれ
体の衰えと共に、どうやって楽器と付き合っていくか、演奏を続けていくかという
問題に直面するだろう。
そんな時、もはや潮時だといって
スッパリ楽器をやめてしまうのも、ひとつ、その人の美学だ。
一方で、衰えた指で、体で、やり続けるということ、
そうして出てきたものを味わうということ、
音楽だけではなくて、いろんなことに通じる、
何と言おうか、「ものの愉しみ」だと思っている。

イチオシ、「JUMP」!

2007-05-21 21:35:59 | 雑記
新宿のシアターアプルにて、韓国発の爆笑アクションパフォーマンス「JUMP」を観覧してまいりました。

母がいつの間にかチケットを取っていて、家族総出で連れてかれたのだけど、舞台が始まってから終わるまで、笑い続け、圧倒され続け、とにかくすごいパフォーマンスと、芸の細かい、お決まりの、しかし見事にハマってくれるお笑い(しかもノン・ヴァーバル!)との応酬に、ただただおったまげた1時間半でした。
ジャッキー・チェン好きの妹は、めちゃくちゃ幸せそうでした。
なーんか舞台が観たい人、思いっきり笑いたい人、武術にキューンとなる人、これはオススメだ~見逃せませんよ~!


そうだ、レッスンに行こう!

2007-05-16 22:28:05 | 音楽
今日は1年ぶりにオルガンのレッスンへ。
フランス帰り、新進気鋭の先生に聴いてもらう。
和声や、曲の構成や、ペダリングのことや、自分が分かっているつもりでも、別の言葉で指摘されることで不十分なところに気づいたり、違った角度から捉えることができる。
そして、今まで飽きるほど弾いてきた曲の背後に広がる、限りない可能性を感じることができる。
その可能性の中から、自分はどんな表現を選び取ろう?
それを考えるのが何よりエキサイティングだ。
本当に、作品はいつでも新鮮な存在で、それを演奏する者は常に勉強なのだなあ。

考えてみれば、大学に入って歌もピアノもレッスンをやめ、大学院に入ってからはチェロもオルガンもレッスンで弾くことはなくなり、レッスンそのものから遠ざかっていた最近だったけれど、改めて、演奏を客観的に聴いてもらい、教えを受け、自分の中へ還元していく作業の大切さを思った。
たくさん楽器をやっていると、どうしても熱中の周期みたいなものができてしまって、じゅんぐりに練習するしかないから、なかなか集中してがーーっと一つの楽器に取り組めないのだけど、今年はオルガンをメインに据えながら、だましだまし、他の楽器でもレッスンを受ける機会を作ろうと思うのでした。
なぜかって、やっぱりやめられないもの!

ゴールデンウィーク後半~

2007-05-12 20:15:15 | 雑記
今日結婚式での奏楽を終えて、やっとひとやま越えたという感じ。

結局、山口ではたぬき根性が裏目に出て、久々にしょっぱい思いにかられてしまった。ものづくりの現場には、感情の渦があるということを改めて実感。しかし考えてみれば種を撒いたのは自分故反省多々。
いろんな人がサポートしてくれたおかげで、イベント自体は大成功で、またひとつすてきな経験をさせてもらえた。
全部ひっくるめて、いい勉強をさせてもらった今回の山口行きでした。
中也もいっぱい読めたし・・・

そして5月入ってから一番の気がかりだった結婚式も今日無事に終了!
初めての結婚式での奏楽、タイミングや演奏時間や、不安もあったけど、とても和やかな雰囲気の中、みんなでお祝いすることができてよかったです。
オルガニストとしても、気持ちを込めて最後まで弾ききることができて満足。
こちらも、すてきな経験となりました。

ゴールデンウィーク中盤戦

2007-05-03 21:01:43 | 雑記
今年のゴールデンウィーク最初の3日間は、祖父母の実家がある岐阜へ。
雲ひとつないお天気のよい日に久々のお墓参りをした。
石をみんなで磨いて、好きだった六甲の水をたくさんかけてあげた。
あんまり間があかないうちにまた行けるといいのだけど。

帰ってきて、サークルの山口行きの準備もろもろ。
いろんなことに気が回らなくて大変!このたぬき根性そろそろどうにかしなくては・・・

今日は母校に行ってきた。
原生林の中を自転車で突っ走って、おいしい新緑の空気をしばし味わう。
昨日あったいやなことを忘れた!
キャンパス内にある先生のお宅へお邪魔する。
ご縁あって、来週お嬢さんの結婚式でオルガンを奏楽することになったので、その打ち合わせ。
最近英語をしゃべる機会がめっきり減ってしまったから結構緊張しながら行ったら、ご夫婦ともとてもきれいな日本語・・・
一気にリラックスしていろいろおしゃべりして、思いがけず楽しい時間を過ごさせてもらった。
せっかく任せてもらうのだから、心をこめて、精一杯オルガンに向かいたい。