原始人のような生活にひたりきっていますが
私は元気です。
朝からピアノを弾き、歌い、チェロを弾いて、オルガンを聴く。満足。
どうすればこんな音楽の日を死ぬまで続けられるか真剣に考えている。
イアン・ソープが引退してしまうらしい。
練習中突然、人生における水泳の意味がどんでんと彼に立ちはだかったのだ。
考えて、水泳は後回しにして、今は他の事に取り組もう、と決めた。
そのニュースについて、ある友達が
スポーツとか芸術とか、結構一途になりがちな世界の中で、この人は外の事もみていたんだ
とコメントしていたが、ほんとにそうだ。
ひとつのことを追求していくということは、視野が狭いことではない。
むしろ、ひとつのことをめぐって、その枝分かれした根っこをたどって
どんどん他のことに目を向けていき
そこからまた根元を振り返って見る、かえっていく、
という柔軟性がないと意味がない。
常にいろんなアンテナをはりめぐらしている人でいたいと思う。
イアン・ソープの決断に接して、改めてそんな気持ちになった。
最近、自分の身の処し方をよく考える。
周りには着実に行動を起こしている人たちがたくさんいる中で、
何にもしてない、何にもなれないと思ってばかりいる。
アンテナをはって、少しずつ動いていこうと思う。
今の場所に長くはいられない。
やわらちゃんが言っていたように、最大のライバルは過去の私であるという気がする。