arimakoときどき日記

“夫とわたしの転勤族的生活の記録”
~今をときめくブログにのせてsince 2003~

北東北旅行・その3

2005年06月19日 | Trip & Drive
 名残惜しさを感じながらも個性強い酸ヶ湯温泉旅館をチェックアウトし、奥入瀬渓流&十和田湖方面へ向かった。お天気も良く、木漏れ日眩しいドライブにもってこいの道が永遠と続く八甲田は、青森の誇るべき山だなぁと思った。そして私が朝食の満腹感と朝日の暖かさでウトウトしていると、夫が「そろそろ起きて景色見た方がいいよ~」と起こしてくれた。そして外を見ると「なんでもっと早く起こしてくれなかったん!?」と言うほどの美しい渓流沿いの道:奥入瀬渓流だった。新緑と勢い余り白く弾けるさざ波との優しい配色!その美しさと言ったら説明し難いものだった。
 そして今回の最終目的地である十和田湖へ到着。足漕ぎボートの“トッシー”に乗った。トッシーからは十和田湖畔で散策する人達や“乙女の像”を一望できた。近くを大きな遊覧船が通ったときは、転覆を覚悟するほどの大波が来て、夫とふたりして悲鳴をあげたが、なんとかひどい揺れだけで治まった。周辺のお土産物屋で色々買って、帰路につくことにした。途中岩手県北上市付近で立ち寄り湯をした以外は、ずーっと東北道を南下。最寄の福島飯坂IC目指してひたすら車を走らせ帰った。
 今回は雪のない季節の北東北を満喫できた。途中、夫の会社からリンリン電話がきたり…とちょっぴり気を揉む場面はあったものの、全体的にはケンカもせず楽しい夫婦旅行だった。何度も言うようだが、私達は交際期間3ヶ月の即決め婚だっただけに、結婚後もふたりで出かける旅が新鮮で味わい深いと思っているのは、私だけ?

北東北旅行・その2

2005年06月18日 | Trip & Drive
 ついにやって来ました津軽の地へ!お昼に食べた海鮮丼もさっすが青森!鮮度がいいねぇ~。単品で注文したあわびの活け造りもコリコリして最高だった。(オススメ店情報:深浦町付近の海岸線101号沿い「広〆」さん)腹ごしらえの後は、青森市を右手に見ながら通過し、八甲田山方面入り口にある「ねぶたの里」へ立ち寄った。祭ばやしが鳴っていて、暗く大きな建物内にねぶた祭本番に使われたヤッサ(←関西弁?)がズラリ。今日の写真は、その中でも私が気に入った中のひとつをパシャッ!タコの足に絡まれながらも余裕でぬぐいさりにらみ付ける戦者の迫力に創造性の高さを感じた。その後、八甲田山ドライブウェイの途中の「萱野茶屋」へ立ち寄り、長寿のお茶(無料)を心得書とおり3杯飲んでおいた。そしてそして楽しみにしていた歴史ある「酸ヶ湯温泉旅館」へ到着。駐車場に降り立ったとたんから、すんごい硫黄臭!!!これは効き目がありそうだぁ。しかしここはちょっと緊張の混浴内風呂!いざ入ってみると広ーくてそんなに緊張するほどの雰囲気ではなかった。だたひとり怪しいくらいにキョロキョロしすぎな中年オヤジがいて、女性陣緊迫の原因となっていた。私たちが泊まった部屋は、湯治客用の狭い部屋だった。予約が遅かったのと、同窓会の団体さんが泊まり合わせていたからだ。狭いながらも清潔だったし、夕食メニューは旅館客用で品数も多くおいしかったので、逆に料金が安くつきラッキーだったかもしれない。やっぱり印象的だったのが、とにかく強酸性の温泉!どうやらPH-2らしい!梅干級!?確かに目や唇には沁みた。その代わり首筋・肩・腰の凝りにはよく効いている感じがした。1泊2日の滞在中に5回入った。こういう特色のあるお湯に巡り逢うたび、かなり温泉フリークな私の両親を連れてきてやりたいなぁ~という気持ちになる。

北東北旅行・その1

2005年06月17日 | Trip & Drive
 週末の休みとつなげる感じで、夫に休暇をとってもらい秋田・岩手・青森の北東北へ3日間の旅行へ出かけることにした。なんだか日々忙しそうに働く製造業の夫と行く、旅行の計画を立てるのは至難の業だ。でも今回は走り去る毎日に少し我を省みるリフレッシュタイムを!と思い、私がダダをこねて叶えてもらった。普段は飄々としてがんばる夫だが、お出かけの時もかなりノリノリだ
 まず自宅を出発して、秋田県の男鹿半島を目指した。とは言え東北は一県が大きいので、移動も大変。でも日ごろのお互いの仕事の毒吐きや世間話を始めるとあっという間だ。幸い私はドライブルートの道を選定したり、ちょこっと立ち寄れる観光場所を探したりするのが大好きだ。国道はともかく、県道・市道というのが結構クセ物でこりゃ無理やねぇ~という程の道幅だったりすることがあるので要注意だ。そしてお昼は、秋田の名物稲庭うどんを食べた。そこから男鹿まではあっと言う間に着いた。ちょっとお天気が悪かったものの、入道崎という男鹿半島突端の岬で初夏の潮風を浴びた。近くに立ち並ぶお土産物屋では名物なまはげ人形がズラリ。。。言うことを聞かない子供には効果があるかもって程度のいかつい天狗の人形たちだった。夕刻予約していた旅館「満盛閣」へチェックイン。ん…さびれた温泉街の象徴的な旅館で、料理・温泉・お部屋共にテキトーな感じだった。客も少なかったので、これはこれで肩に力が入らずのんびりできたかも。。。
 翌朝は日本海沿岸をさらに北上し、青森を目指した。途中「不老不死温泉」という赤褐色の海岸すれすれの温泉へ立ち寄った。今日の写真は、混浴に誰もいなかったので、不老不死を祈りつつあったまる夫の入浴シーン!上がる時、ちょっとお尻をぬぐわなければ、鉄分?がべっとりついちゃうくらい高濃度な温泉だった。ここの売りは、泉質よりもなんてったって眺望だ!すぐそこは岩場の海。カモメがポォーポォーと鳴き、優しい波音が迫るサウンドが心地よい温泉だった。