前回で終了したはずの「ロッシ号製作記」ですが、今回は番外編として撮影秘話をお届けします。ま「秘話」っていうほどのもんでもないんですが(^^;。
バイクモデルを始めた当初は、カウル表面への美しい映り込みを実現するためにいろいろと照明を研究しましたが、最近は基本的に西向きの窓際で午前中の自然光を利用して撮影しています。午後になると強い西日が差し込んでしまうのでNGなのです。
部屋の明かりはすべて消します。西向きの窓ですから、午前中の光は弱く、こうすると部屋はかなり暗くなりますが、蛍光灯の余計な映り込みを避けるためにはやむを得ません。
撮影時は窓の方にテールを向ける形でモデルを設置します。この状態でフロントカウル上に美しいグラデーションが映り込むようにレフ板の角度を調整します。当初は窓の光を直接カウルに映し込んでいたんですが、これだと角度の調整ができないし、デジカメでは白飛びしやすいのでこの方法に変更しました。
カメラは絞り優先AEに設定し、被写界深度を稼ぐためF11~F16ぐらいまで絞り込みます。そうでなくても部屋は暗くなっているのでこの状態だとシャッタースピードは4~6秒ぐらいになりますから、三脚は必須です。
レンズはD70キットのレンズ(AF-S DX Zoom Nikkor ED 18~70mm F3.5~4.5G(IF)を...普段なら使うんですが、どーも今回このレンズが調子悪いので、急遽SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DGに出演?願いました。
よく、広角レンズ(またはズームレンズの広角側)を使って撮影する方がいますが、これだとパースが付きすぎてバイクの形が変わってしまうので×です。被写体の歪みを避けるには最低でも70mmぐらいの焦点距離が必要です。今回使用したSIGIMAの50mmは、35mm換算で75mm相当なのでまーギリギリでしょう。
このレンズでGallery用の写真を撮ったのは初めてでしたが、思ったよりもずっといい写真が撮れたので満足しています。安いレンズだし、単焦点なので使い道はある程度限られてくるんですが、最近のお気に入りレンズです。
データフォーマットはRAWで。撮影後にいろいろと調整が効く(特にホワイトバランス)のはやはり魅力です。
そうやってできあがった写真はこちらにありますので、ご用とお急ぎでない方はごらんになって行ってください。
バイクモデルを始めた当初は、カウル表面への美しい映り込みを実現するためにいろいろと照明を研究しましたが、最近は基本的に西向きの窓際で午前中の自然光を利用して撮影しています。午後になると強い西日が差し込んでしまうのでNGなのです。
部屋の明かりはすべて消します。西向きの窓ですから、午前中の光は弱く、こうすると部屋はかなり暗くなりますが、蛍光灯の余計な映り込みを避けるためにはやむを得ません。
撮影時は窓の方にテールを向ける形でモデルを設置します。この状態でフロントカウル上に美しいグラデーションが映り込むようにレフ板の角度を調整します。当初は窓の光を直接カウルに映し込んでいたんですが、これだと角度の調整ができないし、デジカメでは白飛びしやすいのでこの方法に変更しました。
カメラは絞り優先AEに設定し、被写界深度を稼ぐためF11~F16ぐらいまで絞り込みます。そうでなくても部屋は暗くなっているのでこの状態だとシャッタースピードは4~6秒ぐらいになりますから、三脚は必須です。
レンズはD70キットのレンズ(AF-S DX Zoom Nikkor ED 18~70mm F3.5~4.5G(IF)を...普段なら使うんですが、どーも今回このレンズが調子悪いので、急遽SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DGに出演?願いました。
よく、広角レンズ(またはズームレンズの広角側)を使って撮影する方がいますが、これだとパースが付きすぎてバイクの形が変わってしまうので×です。被写体の歪みを避けるには最低でも70mmぐらいの焦点距離が必要です。今回使用したSIGIMAの50mmは、35mm換算で75mm相当なのでまーギリギリでしょう。
このレンズでGallery用の写真を撮ったのは初めてでしたが、思ったよりもずっといい写真が撮れたので満足しています。安いレンズだし、単焦点なので使い道はある程度限られてくるんですが、最近のお気に入りレンズです。
データフォーマットはRAWで。撮影後にいろいろと調整が効く(特にホワイトバランス)のはやはり魅力です。
そうやってできあがった写真はこちらにありますので、ご用とお急ぎでない方はごらんになって行ってください。