goo blog サービス終了のお知らせ 

Y党のた・ま・り・場 ~YAMAHA党よ集え!~

20年来のヤマハ党、結良明宏によるmotoGPとバイク模型ブログ。

ロッシ号製作記 -番外編- 撮影秘話

2006-01-03 18:52:15 | ロッシ号製作記
前回で終了したはずの「ロッシ号製作記」ですが、今回は番外編として撮影秘話をお届けします。ま「秘話」っていうほどのもんでもないんですが(^^;。

バイクモデルを始めた当初は、カウル表面への美しい映り込みを実現するためにいろいろと照明を研究しましたが、最近は基本的に西向きの窓際で午前中の自然光を利用して撮影しています。午後になると強い西日が差し込んでしまうのでNGなのです。

部屋の明かりはすべて消します。西向きの窓ですから、午前中の光は弱く、こうすると部屋はかなり暗くなりますが、蛍光灯の余計な映り込みを避けるためにはやむを得ません。

撮影時は窓の方にテールを向ける形でモデルを設置します。この状態でフロントカウル上に美しいグラデーションが映り込むようにレフ板の角度を調整します。当初は窓の光を直接カウルに映し込んでいたんですが、これだと角度の調整ができないし、デジカメでは白飛びしやすいのでこの方法に変更しました。

カメラは絞り優先AEに設定し、被写界深度を稼ぐためF11~F16ぐらいまで絞り込みます。そうでなくても部屋は暗くなっているのでこの状態だとシャッタースピードは4~6秒ぐらいになりますから、三脚は必須です。

レンズはD70キットのレンズ(AF-S DX Zoom Nikkor ED 18~70mm F3.5~4.5G(IF)を...普段なら使うんですが、どーも今回このレンズが調子悪いので、急遽SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DGに出演?願いました。

よく、広角レンズ(またはズームレンズの広角側)を使って撮影する方がいますが、これだとパースが付きすぎてバイクの形が変わってしまうので×です。被写体の歪みを避けるには最低でも70mmぐらいの焦点距離が必要です。今回使用したSIGIMAの50mmは、35mm換算で75mm相当なのでまーギリギリでしょう。

このレンズでGallery用の写真を撮ったのは初めてでしたが、思ったよりもずっといい写真が撮れたので満足しています。安いレンズだし、単焦点なので使い道はある程度限られてくるんですが、最近のお気に入りレンズです。

データフォーマットはRAWで。撮影後にいろいろと調整が効く(特にホワイトバランス)のはやはり魅力です。

そうやってできあがった写真はこちらにありますので、ご用とお急ぎでない方はごらんになって行ってください。

ロッシ号製作記 -25

2006-01-02 15:55:06 | ロッシ号製作記
みなさま明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、製作中だったフルディティール版ロッシ様号ですが、なんとか元旦には完成にこぎ着けました。

おもえば昨年の8月末より製作をスタートしてはや4ヶ月。実を言うともう素組み版だけ完成させてフルディティール版の方は無かったことに、ナンテいうぐらいモチベーションがガタ落ちした時期もあったのですが、どうやら完成にこぎ着けてほっとしています。

今回、一部(というかほとんど)のディティールパーツ群をMie's Labo製のものを使用したとはいえ、過去最高のディティールアップを施した作品として当分の間私の模型歴の中で燦然と輝くものになったことは間違いありません(大げさ)。

本日は早速撮影をしておりますので、正月の休み中にはUPしたいと思っています。お楽しみに~。

というわけで今回を持ってロッシ号製作記は終了させていただきます。

ロッシ号製作記 -24

2005-12-30 19:44:26 | ロッシ号製作記
あと少しです。

先にラジエター導風板を、ラムエアインテーク(+エアボックス)に接着してしまっていたので、このパーツとフロントフォークを同時に取り付けなくてはならなくなってしまい、パズルのようにあれこれ悩んでしまいました。

カウルは付けないので、あとは配線類をきっちり収めれば完成です。

あ、そういえばまだラジエターが付いてないんですよね。これも導風板が既に接着された状態なのでパズルのように、あるいは少々強引に取り付けなくてはならなくなりそうです。

さて、明日いっぱいで完成するのか!?乞うご期待。

ロッシ号製作記 -23

2005-12-27 17:06:43 | ロッシ号製作記
もう1台のロッシ号、引き続き製作中です。

補器類の取り付けに入っています。画像のようにいろんなところから毛が生えるかのように配線や配管を取り付けていきます。資料は必須です。

Mie's Laboのディティールパーツは非常に繊細で、無くしてしまったり壊してしまったものもいくつかあり、仕方ないので自作します。自作できないような複雑な形状のパーツはひたすらなくさないように気を付けるしかありませんが。ステアリングダンパーのパーツのように、付属のものよりも自作の方が良さそうなのもあります(穴が貫通していないので可動にできないし、あの細いパーツに真っ直ぐに貫通する穴を開けるのは旋盤でもない限り無理)

本日の作業はここまで。あんまり進んでないけどまったり行きます。

ロッシ号製作記 -22

2005-12-25 17:19:49 | ロッシ号製作記
今年も残りあと僅かとなった今日この頃ですが、クリスマスイブの日に素組み版のロッシ号が完成しました。

素組みとは言っても、STUDIO27製のエッチングパーツやタミヤのフロントフォークセットなどは使えるだけ使っているので、今まで作ったどの素組み版よりもハイディティールな仕上がりになっています。

2005年も終わりに近づいて、ようやく2004年型のロッシ号が手に入りました。

フルディティール版の方は排気管のスプリングを付けたり、各種ディティールパーツに配線を取り付けたりしています。年内に完成するかどうかは...微妙かも。びっちりまじめに取り組めば年内イケるでしょうが、最近はのんびりまったりサボりつつの進行になる場合が多いので。

あとはロッシフィギュアですが、こちらの方はさっぱり進んでいません。ポーズ変更しようかどうか...と悩んだまま完全にストップしています(T_T)。

ロッシ号製作記 -21

2005-12-20 21:27:26 | ロッシ号製作記
カウル装着予定の素組み版がここまで出来ました。ようやくバイクの形。

なんとかこの週末で完成させようと戦力(約1名)を集中投入したのですが、結局間に合いませんでした。

まぁいつものことですが、なぜかプラモって"もうすぐ完成!"って思ってからが長いですよね?そんなことないですか?

いずれにしても次の週末には完成します。いや、させます。

フルディティール版はもう少しかかりそうです。

ロッシ号製作記 -20

2005-12-12 09:21:51 | ロッシ号製作記
ついに20回目を迎えましたロッシ号製作記。完成まではまだまだです。

お決まりの画像がなくてスミマセン。現在の所カウルの研ぎ出しが完了したところです。

カウルのファスナーリベットには、いつも虫ピンをつかいます。虫ピンのアタマは少し分厚い形状をしていて、そのままでは収まりが悪いのでカウルのパーツ側に1.2mmのドリルで"座ぐり"を入れておきます。その上で塗装をして研ぎ出しを行い、最後に虫ピンをブッ刺すようにしています。

で、ここまでやってふと気づきました。タミヤのYZR-M1フロントフォークセットについているメタル製のシール。フロントブレーキのフローティングピン以外は"一体何に使うんだろう?"と思っていましたが、これ実はカウルのリベット再現用だったのですね!!

気づいたときには既に全てのリベットに座ぐりを入れていたのでもう使えずorz。

ロッシフィギュアも手を入れ始めましたが、ポーズを修正するかどうかいまだに迷い中。ていうか私の腕でそんなこと出来るんかい?

とりあえず指先の細かいモールドにガッツリ付いている湯口を泣きながら削り取った時点でなんとなく満足してしまってそのままです。

しかしこのフィギュアのヘルメット、ちょっと小さくないかい?このサイズじゃアタマ入らないだろ...。ぶった切って一回り大きくするという手もありそうですが、デカールが合わなくなるのもマズいのでやめておきます。というよりそんな荒技私にはできそうにないというのが最大の問題なんですが。

車体の方は、カウル付きのノーマルver.の方はそろそろ組み立てが可能です。うまく行けば次の週末辺りで完成か?

フルディティールver.の方は、まだ塗装すらしていない細かいパーツがたくさんあります。こちらは年内完成を目指します。

ロッシ号製作記 -19

2005-11-28 08:23:30 | ロッシ号製作記
画像はメーターの裏側です。

ここからはエノキダケのように配線類が生えているのですが、根元部分はコネクタになっているので、その部分を再現します。

1.6mmのプラ棒を使用しますが、先端部分は面取りをします。メーターのパーツはレジンなので接着には瞬間接着剤を使用せざるを得ません。ちょっと強度的に不安なので、0.5mmの真鍮線を突き立てて補強とします。

ああ。この週末もあまり進まなかったな...年末ガンバロウ。

ロッシ号製作記 -18

2005-11-27 19:18:49 | ロッシ号製作記
アクスルシャフトは2mmの真鍮パイプに交換しています。どうでもいい話ですが、アクスルシャフト(axle shaft)を、アクセルシャフト(accel shaft?)と表記する人がいますが、恥ずかしいので注意しましょうね。

キットのままでは真鍮パイプは通らないので、ホイール、スイングアーム、ブレーキなど、必要な部分の穴をあらかじめ2.1mmのドリルで大きくしておいて貫通させます。その後瞬間接着剤を流し込んで固定。最後にエッチング製の回り止めの金具を貼り付けておしまい。

とここまでやって大変なことに気がつきました。

チェーンを通す位置が違います。

YZR-M1のスイングアームは上下が逆のような形状をしているのに私は未だ慣れないようで、上下二股に分かれた左アームのうち、下側のアームをまたぐ形でチェーンを通してしまいました。

アクスルシャフトを引き抜けばやり直しは効くのですが、上述のように瞬間接着剤でがっちり固定してしまったのでもう抜くのは無理です。

仕方なくチェーンを一旦ぶった切って、再接着する方法を採りました。一応、強度確保のために真鍮線を通しています。上の画像の状態の後、なんとかうまく接着できました。

ロッシ号製作記 -17

2005-11-23 21:31:22 | ロッシ号製作記
研ぎ出しをやっておりました。

で、例によってカドを出してしまったのでタッチアップして2回目のクリア吹きをやりました。

カドはともかくとして、今回研ぎ出しで最も難儀したのはゼッケン「46」のデカール。

そもそもカルトグラフデカールは分厚いのが特徴(?)ですが、色を何重にも重ねたデカールはさらに極端に分厚く、このキットの場合「46」のデカールの縁取り部分が一段と分厚くなっていました。

特に外側から2色目のオレンジ色の部分が厚くなっていて削ってしまったため、エナメルのクリアオレンジで慎重~~~にタッチアップしました。

で、このあと一週間ほど乾燥させてから、最後の研ぎ出しをやってカウル類は完成の予定。

そろそろ組み立ても、ってことで作ったのが画像のリアサス周り。STUDIO27のエッチングパーツを使ってディティールアップしています。

エッチングのチェーンプラーはリアルに仕上がるんですが、キットパーツで一体整形されているチェーンプラーを削り取るのがなかなかに難儀だったりして、キレイに仕上げるのはそれなりにテクニックが必要です。

そろそろロッシフィギュアも作らなきゃあかな?

ロッシ号製作記 -16

2005-11-13 20:52:55 | ロッシ号製作記
なにもしてないわけじゃないんです。いやホントに。

画像にあるのはエンジンのポンピングロス低減用パイプ。1mmの真鍮線を使用しています。04後期からはエンジン懸架用のサブフレームを避けるために複雑に取り回されているのを再現。特に右側は複雑なカーブを描いていますが、どうにか2回目で成功。

この週末は、その他細かい部品を塗装したりなんかしていました。細かい部品たちはあまり進捗した感じがしなくてモチベーションを低下させる効果がありますね(T_T)。

カウル類に吹いたウレタンクリアはとっくに乾燥しているので、次の週末辺りには研ぎ出しをやろうと思います。

ロッシ号製作記 -15

2005-11-07 12:11:05 | ロッシ号製作記
遅々として進まない04ロッシ号ですが。

この週末は隙間の金曜日をお休みして4連休としました。もちろんその間はプラモ三昧...でもなくて(T_T)。

制作の方はやはりスローペース。この週末はなんとかカーボンデカール貼りに漕ぎ着けました。

ヤマハの場合、遠目にはカーボンファイバーの繊維の方向がはっきりしているので、カーボンデカールにはモデラーズのものを使った方が良いと思います。モデラーズ製品は一度買い逃すと次に入手できるまで年単位で待たなきゃならなくなったりするので要注意なんですが。

今回最大の難関はエアボックスでした。

今まではタンクを取り外した状態での展示は考えなかったので、タンク両脇から見える部分だけにカーボンを貼っていたのですが、今回は全体に貼る必要があるからです。で、なんとか貼れたのが画像の状態。6分割して貼りました。

デカールを貼ったら、つや出しとデカール保護の意味でクリアコートします。

この場合のクリアには、クレオスのスーパークリア2(大瓶)を使います。

スーパークリア2は初めて使ったのですが、クリアやスーパークリアに比べると厚吹きが可能で、滑らかな塗膜が出来るように感じました。

あと、カウル類のクリアコートも終わってます。こちらは精密屋のウレタンクリアを使用。次の週末には研ぎ出しだな...

ロッシ号製作記 -14

2005-10-10 17:29:46 | ロッシ号製作記
Mie’s Labo製ヤマハ音叉マークベース完成。

記念にパチリ。

でもまだクリアコートしていないので乱雑な扱いは避けないと。あでもメッキシルバーってクリアーコート可なんだっけ?

傍らに写っているのは2000年?ごろにツインリンク茂木で買ったヤマハキャップ。もてぎに観戦に行く際はかならず持参します。

よく、GAULOISESキャップとかスポンサーロゴ入りのものを買う人がいますが、スポンサーは毎年変わる可能性があるので私は買いません。ヤマハのみのロゴならまぁ当分は変わる可能性はないのでこれに限ります。

ロッシ号製作記 -13

2005-10-10 17:25:06 | ロッシ号製作記
カウル類の塗装が完了。

2台中1台はストリップ展示専門にするので、テールカウル以外は1台分作ればいいはずなんですが、まぁ出来のいいほうを使うつもりで2台分作ってしまいました。デカールもTABUのタバコデカールを2台分購入していたのでそれを使いました。

画像はサイドカウルの改造部分。04後期型にするにはこの辺の改造が必要。

改造部分の表面の出来はイマイチだったんですが、デカール貼ったらわからなくなったので良しとします(^^;。


ロッシ号製作記 -12

2005-10-10 17:15:27 | ロッシ号製作記
Mie's Labo製音叉マークベースを製作しています。

製品はレジンのムクでかなりの重さ。これで2000円なら格安?という気がしないでもないようなあるような?

クレンザーを付けて歯ブラシでゴーシゴーシとじっくり磨いたあと黒を塗装して、マスキングしてクレオスのメッキシルバーを吹きました。

その後マスキングを剥がしたらごらんの通り。バリバリと塗装が剥がれてしまいました。

離型剤は十分落としたつもりだったんですが、まだまだ不十分だったようで(-_-;。本来なら塗装を落としてもう一回最初からやり直し~としたいところなのですが、マスキングが実はかなーり大変だったのでもう一度やる気はさすがに起きず、このあと塗装が剥がれた部分だけを部分的に修正しました。

メッキシルバーはたしかにキレイに仕上がるんですが、表面処理に神経質なのと色が少し暗めなのが気になりました。明るい銀を臨むならスーパーシルバーとかスーパーファインシルバーのほうがいいかも知れません。

本当は、ヤマハのマシンのタンクに付いているような、黒地に金のマークにしようかとも思ったのですが、金にするのがまた面倒だったので銀で妥協(^^;