二十歳のパワー。

昨日は長岡京記念文化会館に同志社学生混声合唱団CCDの定期演奏会に行ってきました。

二十歳のお友達が出演していて、去年も行かせていただきました。

４部に分かれていて「Motetten」・さくらももこ作詞「せんぶここに」・宮沢賢治作詞「永訣の朝」「宮沢賢治の最後の手紙」・「Mass in G minor」

宮沢賢治が３７歳の若さで亡くなる前に書いた手紙に美しいメロディーがよく合っていました。


風の中を自由にあるけるとか、
はっきりした声で何時間もはなせるとか、
じぶんの兄弟のために何円かを手伝へるとかいふやうなことは
できないものから見れば神の業にも均しいものです。

そんなことはもう人間の当然の権利だなどといふやうな考では、
本気に観察した世界の実際と余り（に）遠いものです。

どうか今の（ご）生活を大切にお護りください。

上のそらではなしに、しっかり落ちついて、一時の感激や興奮を避け、
楽しめるものは楽しみ、
苦しまなければいけないものは苦しんで生きていきませう。

いろいろ生意気なことを書きました。
病苦に免じて赦して下さい。
それでも今年は心配したやうではなしに作もよくて実にお互い心強いではありませんか。
また書きます。

当たり前にできることも、当たり前ではないということ・・病気や怪我をすると身に沁みますよね。

怪我といえば昨日のフィギアースケートの羽生選手。圧巻の演技でしたね。

中国大会の怪我の時は、どうなるかと思いましたが、みごとに蘇りました。

あの爽やかな笑顔の中に宿る不屈の精神。

衣装も洗練されていて素敵でした。日本の誇りですね。

精神レベルの高さは年齢は関係ないですね。

羽生選手も二十歳。若いエネルギーに触れパワーをいただいた一日でした。