

行楽日和ですが、今日はクローゼットのあふれる洋服達を整理してスッキリします

華やかな色の夏服とはしばらくお別れです。


秋は虫の音が、少しセンチメンタルな気分にさせます。

ここで一句と俳句でも詠みたくなります。詠めませんが…

四季のない国の人は虫の音は雑音に聞こえるそうですよ。



今、映画館で朝10時から古い映画を上映していて、少し前に「細雪」を観ました。
本で読んだことはあったのですが、映画は観たことがなくて一度観たいと思っていたところでした。
谷崎潤一郎の世界が見事に再現されていて、30年ほど前の岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、古手川裕子の着物姿が美しい。

特に小百合様の大和撫子ぶりは、美しすぎます。


そして日本の四季。嵐山の桜


外国の方にも是非観ていただきたい映画です。
関西に住むようになってから、古典文学の地名が身近に感じられるようになり、百人一首、源氏物語、能など以前はイメージでしかなかった世界が体感でき、歴史を増々好きになることができました。
寂しさに 宿を立ちいでて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ
