行く川の流れはたえずして

盛者必衰の理をあらわす。

世相は、無常観に満ち溢れることでしょう。

平成の年月は決して平静ではないように、激動の昭和を過ぎ、今、僕たちは本来の目標を見失っているようです。

豊かさのかげに、社会的排除が進み、利己的な生き方を強いる傾向を押しつける世の中に変貌しています。

昔から、人間社会は邪知と陰険の悲劇に巻き込まれて成立してきたものです。

貧困がもたらす宿命でもあったようです。

でも、豊かさのもたらす方向性とは何かと考えたとき、このままの生き方の開き直りで良いのでしょうか？