最近の政治目標に、愛と友愛を唱える人物が出てきました。
政治に、哲学がなくては、烏合の衆の統治にすぎません。
リーダーたる者の資質とは、民衆の立場に立った、良識のある人物が求められます。
ただ、民衆迎合で施政を行っていては、収拾がつきません。
問題点は、民主主義の本質と国家像にあって、民意の統合の調和にあります。
これは、困難極まりない、民衆と国家という問題をさらけ出すことになることでしょう。
収束のつかない、混沌の世代の台頭を意味します。
だとしたら、今何が必要とされているかを問うと、政治分裂ではなく、国家統合の必要性です。
戦前の、イメージを持って、アレルギーになる人々も多々あるでしょうが、歴史は繰り返しながら改革されていきます。
国家はひとつです、国民も家族単位でひとつです。
明治維新以来の官僚制中央集権国家と地方分権による道州制のどちらかを選ぶわけではありません。
両者のハーモニーの上で、日本国家が繁栄することを願って終わってみます。