あおぞらブログ

発達障害やグレーゾーンなど、ちょっと個性の強いお子さんのパパママを応援する「パパママサポート あおぞら」です。

早期発見

2013-10-04 21:08:17 | スタッフのひとりごと
こんばんは。
スタッフtiaraです。

昨日は、
第2回勉強会と「ゆくりば」の開催日でした。
ご参加くださった皆さん、
ありがとうございました


勉強会は
「各年齢段階で発達させるべき課題」
がテーマでした。


それぞれの特性に応じた具体的なお話がありましたが
どの診断、どの障がいでも
やっぱり基本は「褒める」ですね。

そのためには
なぜ大人の指示に従うことを教えるのか、
なで学習に取り組むのか、
なぜ運動に取り組むのか、
ということを
大人がよく理解、納得している必要がある、
ということを
改めて教えていただきました。


そして改めて
療育を始めるには早ければ早い方がよい、
ということも
納得できました。


わが家は
現在高校1年生の長男のADHDの診断を受けたのは
5年生でした。
つまり
成長、発達の大事な時期に
療育、と言われるようなことを何も受けてはいません。


というか、
「療育」という言葉を知ったのも
ここ数年の間です。


幼少期からその傾向の強い子で
本当に手を焼いていたのですが
検診では一切チェックされることもなく
じっと座れないのも無駄に喋るのも
しつけの問題、として
ただただ叱る日々を送ってきてしまいました



そんな長男に比べて
5歳年の離れた次男はおとなしく、
「待っててね」と言えばそこにじっと待っているし
ルールもしっかり守るし
天使のような子だと思っていましたから
「あれ?」と思うようなことはあっても
「でも長男に比べたら」という思いがあったので
アスペルガーかもしれないと気付いた時には
3年生になっていました。
当然、
次男も検診はスルーです。


長男よりはちょっと早く気付いたので
自分なりに対応を考えて
長男の時のように叩いて罵声を浴びせて…
にならないように頑張っていましたが
やっぱり時にはキレてしまうことも

5年生になった今は
反抗期とも重なって
あの天使のような姿はなく
悪態も目に付くし
お友達とのトラブルも増えてきました


昨日の先生のお話を聞いていて
早期に気付き、早期に療育を始めていたら
違っていたかも、と思わずにはいられません。


といっても
次男のような子は
早期には気づかれにくいのかもしれないし
親も認められない場合が多いかもしれませんね。



私が次男のことで
初めて「あれ?」と思ったのは
保育園の年少さんの運動会でした。


運動会の練習が始まった頃から
休みたい、嫌だ、と言うようになり
珍しい子だなと思いました。
協調性ゼロの長男でさえ
保育園の頃は運動会も発表会も嫌いではなく
練習も張り切ってやっていましたから。



そして前日。

「明日、運動会なんだよ」

と言うので

「知ってるよ。楽しみにしてるよ」

と言うと

「え?ママ来るの?」

「え?当たり前じゃん。応援にいくんだよ」

「え~そんなこと聞いてないよ
ママも行っていいか、園長先生にも聞いてないし


絶句しました


なんておかしなこと聞くのと。



「どこのお家も、お母さんたち来るんだよ
お母さんたちに見てもらうために、踊りも練習してるんだよ

と言ったら

「えーーーーーそんなにたくさん来るなら休みたいーー




後々、
こういう感じの小さな「あれ?」が増えていったんですが
その度に忘却の彼方に消えてゆき、
まだ
次男までもが発達障がいであるとは疑いもしませんでした。



2年生の終わり頃になって
もしかして…と疑った時に初めて
この最初の「あれ?」が蘇ってきて
そういえば
次々におかしな言動が思い出されて
疑いが濃くなったものです。


親はなかなか
よほど知識のある人でない限り
我が子の発達障がいに気付くことは
難しいのではないかと思います。




でも私のように
「あれ?」と思うことは多分いくつかあると思うので
それをやり過ごすのではなく
記憶に留めておくと
少しでも早く気付けるのではないでしょうか。



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