青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

書道

2020年10月16日 | 思うこといろいろ
ある書道好きの方に贈り物をするため、
書道の専門店と言う所に一昨日訪れた。

全く未知の世界である。

とりあえず、

 自らは書の心得は全くない。
 個人的に墨をお届けしたいと思っている。
 予算は一万円までとする。

最後の一行は
果たして妥当な金額がどうか分からぬが、
恐る恐ると言った感じで私より十程年長の、
恐らく店主の奥様の様な方に投げかけた。

墨に限定したのは、
筆は限りなく好みが有るであろうし、
硯は恐らく愛着有るそれをお使いだろうし、
何より食べ物同様使い切って(食べきって)
もらえるという点で墨を選んだのだ。

トランペットで言うなれば、
本体では勿論無くマウスピースでもなく
バルブオイルと言った所であろうか...違うか^^

立派な自社ビルを持つそのお店は、
当然ながらコンビニや百均等とは全く違い、
極めて上品に商品が陳列されており、
何より墨の香りに心が落ち着く感じだった。

恐れていた予算は、
贈り物としては高価な物が買えると分かり、
選定をその女性に任せた為質問を受ける事に。

その贈られる方は
 
 どれぐらいの量を書かれるか?
 主に書くのは太字か細字か?
 写経はするか?
 文字だけでは無く絵も描くのか?
 
正直どれも良く分かっていない。
生意気にこんな物を買いに来たのは場違い?
とも思ったが、その女性とても親切に応対。

何とか無事にその品にたどり着いたのでした。

ここで初めて知ったのが、
墨もワイン同様古い物に価値が有るという事と、
薄墨は知っていたが青墨と言う物も有る事。

結果購入したのは1965年製造の黒墨の品。
何故か有り難いことに値引きをして下さり、
贈答用包装を施し無事買物が終了したのです。

しかし知らないというのはある意味面白い。
立派そうに見える墨でも小学生用の物であったり、
筆や硯に至っては平気で10万越えの品が有ったり、
結果的に墨を選んで正解だったという買物。



お贈りした品は直後に包装されたので、
上の写真はあくまでもイメージです。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二位 | トップ | 学生時代の演奏の思い出その3 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良い買い物ですね!!! (Ken坊)
2020-10-16 22:38:54
趣味を持つ方へ、その趣味のものを選び贈るという行為は、相手とその世界を勉強するという事ですもんね。
なんだか自分も勉強した気持ちになりました♪
返信する
ken坊さん (あおやき)
2020-10-16 23:00:04
ありがとうございます。
確かにその世界を学んだ気もしましたし、
つい自分もやって見ようかなんて気にもなりました。

…もっとも一日経ったらその思いは消えましたが^ ^
返信する