日本におけるファシリテーターの未来像
―音楽のチカラ、ファシリテーターのチカラ―
2012年8月27日(月) 10:00-17:00 【上野学園 石橋メモリアルホール 他】
上野学園 石橋メモリアルホール/上野学園大学音楽文化研究センター フォーラム
http://www.ishibashimemorial.com/calendar/concert/201208/000660.html
に参加しました。ファシリテーターとして世界的に有名なマイケル・スペンサーさん( http://sound-strategies.co.uk/ )、音楽家が実施するワークショップを考えていきたいという仲道さんの講演や、パネルディスカッションを午前中に受け、午後は、ワークショップに参加しました。
マイケル・スペンサーさんの講義の中から■
イマヌエル・カント (Immanuel Kant) 1746年 「自分の考えを活かす考えを持つこと」
「ニッコロ・マキャベリ」(1469~1527)の名言 : 頭にしかと入れておかねばならないのは、新しい秩序を打ち立てるということくらい、難しい事業はないということである。
ワークショップの歴史?
(西洋)
1650年頃から、旧勢力への抵抗が始まる
1781年 フランス革命
1791年 トマス・ペイン Tomas Paine (人間の権利)
これ以降カフェが発展、ハイドンもベートーベンもカフェに通った。
オペラ「フィガロの結婚」も、上記のような風潮の中で生まれた作品
(日本)
江戸時代、礼節を重んじる。みんなと同じ意見を持つことが精神的安定につながる
ワークショップとは何か
- 個人の能力を最大限に引き出す環境を与えること、適切な心構え
- よりよい解決策を見つける(Yes or Noではない)
- 討論が大事、出る杭は奨励され、他の人の考えに役立つ
仲道 郁代さんの講義の中から■
・音、言葉、絵、身体を使ってワークする。たいこを叩く、手を叩く (体の別の感覚を伝えることにより自分の幅を広げることができる)
・素晴らしいもの
↓
どう?なぜ?
↓
実感、体感
・好奇心をもたらす/自己肯定をする 人の心に直接作用する
ワークショップ■
- Where to next? Where is the challenge? What is the solution?
- SMARTの観点を取り入れる
- Specific
- Measureable
- Achivable
- Realistic
- Time Board
- あなたにとってのファシリテータとは?
- 今日の3pointを選ぶ
これは、参加したグループで議論した結果をまとめた模造紙です。
懇親会が行われた15階から見た東京スカイツリーも素敵でした。