シナヌマエビ(カワリヌマエビ)がなぜ谷津の最上流閉鎖水域にいたのか?
シナヌマエビが居た池(水路)の環境
・谷津の閉鎖水域
・流れ込みは雨水のみの最上流
・排水の水路らしきものはあるものの普段は水は流れていない。
・水は常に濁っている。
・他にはアメリカザリガニ、メダカ、マツモムシがいる。
周辺の環境
・下流域にはスジエビはいるが、シナヌマエビを見かけたことはない。
・谷津の山側は北総台地で畑が広がり集落もある。
・集落側から谷津には一応林道が繋がっている。
・下流には谷津の田園地帯がひろがる。
・高い 畑=民家>山林>ヌマエビのいた場所>田>用水路 低い
・耕作者以外は訪れないような場所
シナヌマエビのいたところへの流入はないことから上流からの侵入はない。下流とも平常時は隔たれている。(大雨の時は水で繋がるかもしれないがシナヌマエビは陸を這うことができない。)
ただし、下流でシナヌマエビを確認できていないことや同じ谷津の別の池では水生昆虫しかいない。(ザリガニもいなかったのかたまたま網に入らなかったのか不明)
結論
・たまたま田圃の所有者が釣り餌のブツエビ(シナヌマエビ)が余ったので、増やすために農地近くの水場(シナヌマエビが居た場所)に放流したらう繁殖した。
自然分布はありえないので、ピンポイントで持ち込まれたものが繁殖しているというのが結論ですが疑問があります。
疑問、自分は関東の釣り具店でブツエビ(シナヌマエビ)が売られていたという記憶がありません。
ネットで簡単に調べたところ、中部地方ではすでに釣り具店では取り扱われていないようです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1132809946 の ベストアンサー以外の回答
ただし、関東でもネット通販の利用やペットショップでの購入すればミナミヌマエビ(シナヌマエビ)=ブツエビを入手できます。
関東の釣り人がわざわざ通販送料を負担してまでブツエビを購入することは考えれない。
閉鎖水域にしかいなかった理由
・シナヌマエビは陸にあがると歩けない。(ザリガニ、ヤマトヌマエビは陸でも歩いて移動できる。)
・幸い閉鎖水域であったため、ザリガニのように周辺への広がりをみせなかった。
・大雨により流れ出て水路に到達し生き伸びても、繁殖できる個体と遭遇する確率が低い。
↓ヌカエビ(千葉県北総産)
・背中の曲がりが強い
・上から見ると目が180℃開いている
・目が黒くない(判別基準となるかは不明)
背中がへの字に曲がっている。
目が180度に開いている。
↓シナヌマエビ(北総の谷津で発見)
・全体に寸胴
・背中の曲がりがない
・上から見ると目がV字に開いている。
シナヌマエビは目が広い角度のV字、ヌカエビ180℃に開いている。
↓ネットで四国産ミナミヌマエビとして売っていたもの
・恐らくシナヌマエビと思われる。
茨城県霞ケ浦環境科学センターの池にいたエビも目がV字だったな・・・・
その後、池の日干し中に水槽にまとめられてて、外来種の可能性があり調査中とか教えてもらった気がする。
ほんと誰が放流しちゃうのかね?
漁師さんに聞いたけど霞ヶ浦自体にはヌカエビは生息していないって言ってたし、建設期間中のことや、建設前のことを調べないとわからんね。
となりのかすみがうら市はヌカエビの生息地になってるから、そこからヌカエビとして持ち込まれたのか・・・
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