YUKOママとHASUのブログ

トータルヒーリングメアリストの日々を赤裸々に綴るおもしろブログ

老いた母

2006-05-22 09:26:07 | Weblog
母と暮らし始めてかれこれ7年が経とうとしている。
父の死と母のうつ病をきっかけに始まった同居生活。
7年前も結構しんどかったけれどあれより更に母の状態は悪くなっている。
同居して間もない頃、うつ病に追い討ちをかけるように母は軽い脳梗塞で
左半身が動きにくくなった。
医学的に見てもこの7年で進行しているわけではないが本人はどんどん悪くなっている。
そしてこの世で一番不幸な人になっていっている気がする。
身体が自分の思うようにならない情けなさ、はがゆさでいっぱいなのだ。
10年前を振り返るとまるで別人の母に私も子供達もびっくりしている。
どうしてこんなになってしまったのか・・・
この7年あの手この手で色んな事をやってみた。
私に出来る事は精神面でのサポートしかない。
こんな良い題材が我が家にあるのだから当然の事。
結果よ~く分かったことは母がしたいことが出来なくなってしまった今、
他の事に向けてもう「努力」する気がないのだ。
あんなに心広く肝っ玉が大きく前向きな母が毎日いじけてひがんで
形相まで変わっていく様・・・本当に悲しい。
私たちがしてあげられることを日々考え、あの形相と葛藤する日々。
思いあまって子供たちは母とぶつかる事が多くなった。
母も負けずと幼子のように立ち向かってくる。
高校生の子供達には口では叶わなくなった母は支離滅裂な言動に出る。
そんな母を見て寂しい反面、「やれ~もっとやれ~」と思う。
人に面と向かい反論したりしてこなかった母は70年分の鬱積を今吐き出して
いるのかもしれない。
鬱積を晴らすのに子供達を使われるのはそれもちと辛いが子供達も困惑しながら
もそれに付き合っている。頭が下がる
しかしケンカになるだけまだまだ母は大丈夫とも思う。
それでもそんな母を嫌いになることは出来ない我ら。
母の葛藤に付き合うことのできるこの今だけの期間をかみしめようと思う。




オーラの泉

2006-05-20 09:26:12 | Weblog
私の大好きなテレビ番組の中にオーラの泉がある。
職業柄、美輪さんと江原さんのカウンセリングにグット引きこまれてしまう。
彼らを見ていて感心する事は相手を大きな愛で包み込み魂と本人に語りかけている。
クライアントの背景のすさまじさにに加え、本人の幼さに困惑しながらも搾り出すように
言葉を選び語りかける様は愛と呼ばず何と言うのだろう。
とてもとても学べる。
ほんの少しの気付きがあるだけで人間はちゃんと自分で前に進むことが出来る。
彼らの中にはクライアント本人に対する信頼がある。
だからどこかのおばさんのように脅かしたり威圧したりしない。
今の世の中、叱ってくれる人がいなくなったせいかそんなおばさんを必要と
する人も確かにいる。
叱咤激励は一瞬なびくがじんわり自分の中から湧き出てきた思いの方が
持続性がある。
叱られるから改めるのではなく、自分に向けられる信頼が感じられた時、
人は変わる事もあるのだと思う。
親が、先生が、上司が本当に我が子や生徒、部下を信頼し見守る「愛」から
しか絆は生まれないのではないか。
美輪さんの様な大きな大きな愛の器は私にはないけれど彼らのようなシンプルで
慈愛に満ちたカウンセリングを目指していきたい。
ちなみに我が家の次女は私より魂の年齢が高い。
今15歳だが45歳の今の私と同じレベルでスピリチュアルな話が出来る。
人間年は関係ないのだ。
きっと彼女には波乱万丈の人生が待っているはずだ。
使命が大きいのだと思うが彼女はきっちり乗り越えていくに違いないと
私は確信している。


金沢スピりチュアルコンベンション

2006-05-15 12:08:57 | Weblog
昨日石田と二人で金沢のスピコンへ行ってきた。
「スピリチュアル」という言葉がちょっと似合わない雰囲気で
山王さんのお祭の雰囲気を味わってきた。
お商売の種まきはこうして行われているんだなあ・・と思った。
私も2、3屋台に飛び込んだ。
その中の一つが自分のオーラの色を見るのとチャクラの状態が分かるという機械。
解説書無しのお試し1000円で出てきた私のデーターは自分でもびっくり!
まずチャクラはほとんど開いていて全開なのが中心の黄色のチャクラ。
全体のオーラの大きさは大きく色は黄色で左右の枠に緑のグラデーションがついていた。
陽気、明るい、やさしい、というオーラと言われた。
マッサージやヒーリングのお仕事に適していますよ・・だって(笑)
5年ほど前、東京でオーラの写真を撮ったとき、全体はブルーと右側少しにオレンジ
頭は紫といった感じだったのでこの違いに驚いた。
逆に5年経っても同じ方がおかしい。
まあ人によっては毎日クルクル変わる人もいるだろうし・・・。
神秘、落ち着きのオーラからこんなに軽~い女になってしまったのか~
悲しんでいいのか喜んでいいのか分からないけれどとりあえずはその時
よりも今の方がもっと楽しいから良しと言う事なのだろう。
他にも波動が上がるジェルを売りたい波動測定器で使用前使用後を見る。
石田は使用後の方が下がってしまってヤシの方はしどろもどろでございました
私も最初っから波動が良過ぎてジェル、勧めていただけませんでした。
結局オーラ測定のところでも同じジェルを推奨していた。
何かを摂取して何かが変わる・・そんな物質中心の世界に「スピリチュアル」という言葉は無縁ではないだろうか・・。
社会保険センターのメンタルセラピーのお手伝いをしてくれている金沢のクニちゃんも
この屋台の中にいて顔を見て何だかほっとしました。
クニちゃんは他の人に惑わされる事なく自分の世界を楽しんでいました。
いろんな人との出会いを求めているクニちゃんにとってはこのスピコンデビューは
とっても楽しかったのではないかなあ




プライド

2006-05-07 18:13:18 | Weblog
今日韓国映画「ダンサーの純情」というDVDを観た。
挫折した男ダンサーが素人の女の子をパートナーとして育てていくことになった話し。
物語もなかなか面白かったけれどやっぱりダンスいいよな~と思った。
最近芸能人の社交ダンスの番組も増えて私の心は刺激されていた。
こんなに重たい身体になってしまったけれどまた踊れるだろうか・・・
今度はラテンに挑戦したいなあ・・と頭の中の私はすでに踊りだしていた。
1年半前ぷっつりと止めてしまった社交ダンス。
お金がかかることや忙しいのを理由にしていたけれど、時間はどうにでもなる。
お金も必要最小限に納めれば何とかなるだろう。
止めてしまった本当の理由はなんだったのか考えてみた。
「人からの評価」・・これが一番かもしれない。
もう少し評価されたかった自分だった。
ダンス競技会で最悪の踊りをし、評価の悪さに尻込みして逃げ出してしまった・・
・・・というのが本当のところかもしれない。
どちらかと言うと褒められて褒められて上り詰めれるタイプの私。
大舞台での失敗は恥ずかしながら自尊心が相当傷ついていたらしい。
「プライド」はとても大切だと思うけれど私の持っていたプライドは情けない
つまらないプライドだった。
自分のやりたい事なのにを納得いくまでやっていない。
とても大切なところに「プライド」が欠けていたと思った。
そろそろもう一度挑戦してみようかな~


落ち込み

2006-05-03 11:20:40 | Weblog
昨日お店でちょっとした事件があった。
今月外部の講習会依頼があったのだがお互いの理解不足による話のずれから
とんだ事になるはめだった。
事前に事は解り収まったのだがその時のショックで私も石田も一時落ち込んだ。
しばらくは身体の力が抜けて石田も私も呆然・・。
頭も働かず、マイナス思考的なことを口走る・・。
投げ出したくなる・・・。人のせいにしたくなる。
二人でアレコレ口説きながらもう一方の頭で前向きなコトも考えている。
講習会の段取りが大きく変わり私たちの頭の中のコンピューターが作動し出す。
あうんの呼吸で事が進み1時間後には何とか事は収まった。
「最悪~」という事態から展開する事は意外と面白い結果が残る。
一生懸命焦って取り組んでいる間はもちろんそんなことは思っていない。
終ってみると「ふ~んそう言う事だったのか~」といった具合なのだ。
夕方仕事を終えて石田とふたり顔を見合わせ大笑いをした。
「ホントに朝はがっくりきたよね~」
人間だから失敗も落ち込みも当然ある。
そこからいかに早く立ち直り次に進むかが勝負だ!
思い起こせば私たちの立ち直り時間は約15分だった。
しかしその15分間で感じた葛藤はすさまじい。
相手に対する不信から始まり、怒り、落胆、苛立ち・・・
最後は自分に向ける自責の念。
100パーッセンと自分に向くとさっと切り替われる事が法則らしい。
さてどんな講習会になるのやら楽しみ楽しみ~