YUKOママとHASUのブログ

トータルヒーリングメアリストの日々を赤裸々に綴るおもしろブログ

セラピストという職業

2006-02-16 09:40:06 | Weblog
アロマセラピストとして長年経験を積んできた私ではあるがいまだに本当のセラピーとは何か
考えさせられる事がある。
多くのセラピストの教育に携わり、色んな「個性」ともぶつかって来た。
今のこの時代に「セラピスト」は必要不可欠でそれを職業にしたいとここに訪れる。
「人の役に立つ仕事をしたい」「人を癒したい」と皆言う。
それは本当に素晴らしい志だし、大いに頑張っていただきたいと思う。
しかしほとんどの人が自分が癒されたいと思っている事に気がついていない。
人を癒したいならまず自分が十分癒され心豊かでいられる状態を作っていかないと
他人の世話など到底出来ない。
親が子供を虐待してしまう現実を見ても同じだ。
「幸せの波動」が人を癒すと私は思う。
表面的な優しさや、繕った技術だけではクライアントにすぐに見破られてしまう。
学校の先生も本当に「子供と関わりたい」それが自分の喜びと感じられる人が
先生になってくれると嬉しい。
ただ「職業」として選ばれるのにはセラピスト同様問題なのではないかと思う。
今、心療内科が結構教師で溢れているというのもうなずける話だ。
とにかく「自分を知る」ことがまず出来れば何を選べば良いかが自ずと分かるはず。
セラピストになりたいと考えている方はまず自分の「意図」を探ってみて欲しい。

娘の進路

2006-02-07 09:37:42 | Weblog
進学校に行っている高2の長女がいよいよ方向が定まってきたらしい。
これまで彼女の頭の中は天と地ほどひっくり返りどうなる事かと心配した。
母としては正直言って学校などどこでもいい。就職でもいい。
本人いわく、「本当にやりたい事」を探しているらしいが
「本当にやりたいこと」など今の時点で分かっている子はそういないと思う。
「とりあえず」と言う言葉はあまり好きではなかったがこういう時にこそ
あてはまると思った。
人生を歩まない事には自分のやりたい事など分かりはしないと思う。
親の言いなりだろうが自分の思い込みだろうが、まずはここに進んでみようという
自分の「決意」があればこの時点ではOKなのではないかと思う。
親の引いたレールが意外と正解だった・・というのもあるだろうし、
あんなに勉強したかった事なのに大学在学中に「違う」と思うケースだってある。
それはそれでその時点から方向を変えていかれる柔軟性と勇気が本人に
あればいい事なのではないかと思う。
将来・・・やがて・・の事に捉われず「今、どう思うか」を大切にして欲しいと思う。
後悔のないように・・・。

知人の死

2006-02-06 09:26:21 | Weblog
昨夜、お通夜に行ってきた。
子供達のピアノの先生が突然逝ってしまった。
週2回のピアノ教室を私の教室でお貸ししていたこともあり、何かと関わりの
多い方だっただけに私も子供達もかなりショックだった。
44歳の若さでまだ中学生の子供さんを残し逝かれるなんてどんなに心残りの
大きい事かと思う。
昨日まで元気だった人が今日はもういない・・という経験は私にとって初めてだっつた。
お通夜の席では娘さんが気丈に振る舞い、ご主人が憔悴なさっていらしたのが
印象的だった。
我が子と席を並びながら「この子達だったらどうなのだろう・・」などと
考えてしまった。
帰ってから母が「先生のご両親の心中思うと辛い・・」とぽつり・・。
本当に子が親の先に逝く程切ない事はないかもしれない。
「お母さん、私はお母さんより先には逝かないよ。でも私は幸せだったから
今死んでも何の心残りもないよ~」その瞬間、子供よりも頼りなげで
心細い母の表情にハッとして慌てて付け加えた。
「お母さん、私絶対お母さんより先死なないから心配しないで!!」
そして心に強く決めた。
「母より1日でも長く生きます」と。
それが母に対する最良の親孝行なのだろう。