茶箱Life

お茶好きってわけではありません。どちらかというと梅昆布茶が好きです、どうでもいいんですが・・・日記です。

三都物語①

2006年10月29日 | 

今年何度目の旅行になるか、すでに定かではないのですが、
神戸旅行です。

ブログ仲間でもあり、高校からの同級生でもあるpinkyちゃんとの
〇年ぶりの旅行です。

今回の目的地は最終的には「神戸」ですが、まずは「京都」。
リッチに往復新幹線~。やっぱりらくちんですね
あっと言う間に到着ですよ。

秋の京都。さすがに紅葉はこれからですが、金曜日の昼だっていうのに
京都駅は人でごった返しております。

昼近くに今日と入りした私たちは、とりあえず構内のお店でランチを

最初に向かったのは安井金毘羅宮
その昔、天智天皇の時代に藤原鎌足がこの地に一堂を建て、
紫色の藤を植えたコトから藤寺と言われたそうです。
その後、崇徳天皇がその藤を好まれて改修して寵妃を住まわせます。
崇徳上皇は、その後保元の乱で讃岐にて崩じられます。
それから20年余りの年月の後、御堂に参拝した大円法師の前に崇徳上皇が
お姿をお示しになられたと聞いた後白河法王は、詔により光明院観勝寺を
建立。今日の金毘羅宮の起こりとされています。

        

さて、つらつら由来なんぞ書きましたが。ここでのメインは
あまり由来とは関係なくて、なんでもこのお寺様には
悪縁を切って、良縁を結んでくれる
というありがたいものがあるということだったのでやってきました

        

境内にこんな解説があり、ほんのりガラスに映っている白い札の
化け物みたいなものがこの金毘羅宮での目的のものです。

かまくらみたいな形の碑に100円でお札を購入して、自分の願いを
記入して貼り付けます。その後、かまくらもどきの中央に開いている
円形の穴を表から入り「悪縁を切り」、今度は逆に通り「良縁を結ぶ」
というものです。
実際にはこんな感じ↓

        

とにかく穴が狭くて通り抜けるのだけど一苦労しました。
お願いの内容は秘密ですが、とりあえず書いたのは
「空き巣との縁を切ってください」
と言うもの。ちょっと切実な願いでしたが(笑)

それから、ここには縁みくじなるものがあり、「引いてみる?」って
感じにトライしてみました。
おみくじは「末吉」。とてもおしゃれなおみくじで、お香の香りがたきこめて
ある上にしおりのような厚手の紙にカラーで印刷が施されています。
三面になっていて開くと中央には短歌が記されており、
「限りありて 人はかたがた 別るとも 涙をだにも とどめてしがな」
(別れには期限というものがあって、その日がくれば人びとは方々に
別れていくけれども、せめて涙だけはここにとどめてほしいものだ)
少しだけ、ジーンときてしまいました。

続いてやってきたのが六波羅蜜寺
このお寺は空也上人が開創されたお寺で、西国17番目の札所です。
境内には「一願石」と言うものがあり、中央の車輪状になっている部分を
三回転させて願いをかけるというもの。
写真は、うまく編集が出来ずに横向きになってしまいました。



本堂の裏手には宝物館があり、その中には重要文化財である
空也上人の立像や平清盛坐像があり、思わず見とれてしまいました。
特に空也上人立像は、教科書などでも見たことがある
口から小さな仏像が何体も(実際には阿弥陀6体)出ている像の
本物ですよ初めて見たのでとても感動しました。

ちょうど宝物館で、大阪(?)から来たというおばさま二人と一緒になり、
やたらとフリークな方で、気付けば4人で30分ちかく仏像を眺めては
宝物館の方から空也の話や髪を持った地蔵菩薩の由来などを
聞くコトが出来ました。とても興味深く、また感動を頂きました。

夕方になり、大阪入りした私たち。
大阪でのお目当ては、たった一つ
「雪花氷」という台湾の氷菓子を食べに行くというもの。
この「雪花氷」。呼び名を「しぇーほぁびん」と言って、少し前に
金スマでも取り上げられたカキ氷みたいなものですが、
金スマをたまたま観ていた私はどうしても食べたくて、pinkyちゃんに
わがままを言って寄ってもらいました。

大阪駅から徒歩で市営地下鉄まで移動し、梅田駅から大阪港駅へ。
そこから海遊館方面へ歩くこと10分ほどで到着しました。
さすがに17時ごろだったので、店内は閑散としていました。
で、これがその「雪花氷」です↓

        

冷たくて(当たり前だけど)口に入れるとスーッと溶けてしまう(当たり前・・・)
これ自体に味が付いていて、甘くておいしくて。速攻で食べ終わりました。

その後、道頓堀に出てたこ焼きを食べました。12個入で320円は安っ
写真を撮る間もなく、気付いたら二人で食べきっていました

ここから神戸までは阪急電鉄を利用。約40分程で三宮駅に到着しました。
出口を間違え、反対方向に歩いてしまい30分近くかかってしまいましたが、
実際は駅からおよそ10分程でお宿に到着。

        
こうして第1日目は終了致しました。明日は神戸を1日回ります

三都物語②へ続く


未履修問題について

2006年10月29日 | 日常

ちょっと真面目なテーマです。


日が経つごとに学校数も増えておりますが・・・。
かくいう私も高校に勤めているので、自分の職場はどうなのか
かなりドキドキしましたが、朝の打ち合わせで

「必履修科目は全て履修済みです」
という報告を受けて一安心しているところです


未履修について、テレビのコメントで言っておりますが、
実際分かっていてやっていたと思うのは私だけではないでしょうね。
ただね、思うんです。
どこが悪い?なんてはっきりした答えは今さら出ないでしょうし、
それに今更どこが悪いかなんて言ってられる問題でもないよね。
文部科学省も悪いし、高校も悪いし、大学だって悪いと思うから。


文部科学省は、未履修については卒業までに履修させるという見解を
示していて、私はそれは当たり前と思います。
そうしないとフェアーではないでしょうし。
でも、一部では350時間も残っている学校もある中で卒業できなかったら
進学も就職も取り消されてしまうわけです。
それを招いたのはどこか?
結局は高校ですよね。


どこが悪いとは言えないけど、高校は生徒達の事を思ってやったであろう
コトが、生徒達の将来を危ぶむ事態になってしまった事実を真摯に
受け止めないといけないと思う。
そして、大学も高校がゆとり教育で週5日制になって授業時間数も
減っているわけだから、入試のあり方を考え直す必要があると思うし、
文部科学省は、それらを統括してるんだから二度と生徒達がこんな思いを
しないように体勢を整えていただきたいですね。


しかし、この問題はどこまでさかのぼって調査をするのでしょうか
自分の母校は大丈夫だとは思うのですが、ある日突然

「〇〇の単位が未履修のため、レポートを提出しないと卒業と
認められません」


なんて通知が来たらどうしましょう(笑)
そういう場合、出さなかったら中卒になっちゃうのかしら?
職場でそんなくだらない事を話しておりました


海外旅行(帰国編)

2006年10月19日 | 

さあ、誰もが終わったと思い込んでいる海外旅行ネタ。これがホントの
最後です(笑)


KLタワーの眺めを堪能し、街をブラブラ歩いているうちにいよいよ

空港までの向かえのガイドさんとの待ち合わせ時間が迫ってきました。
ホテルのロビーで待つ事15分程で、ガイドさんが到着。

      
←ロビーの写真


帰国する人達を順番にホテルまで向かえに車が走り始めました。
ちょうど、学校の終わる時間だったのでしょうかね。
小学生の下校に遭遇しました


     

この日は、前回も書きましたが独立記念日の前夜祭が行われるため、
道路の渋滞が予想されるという事でクアラルンプールをかなり早く
出る事になっていました。走行中に日も沈み、空港に着く頃には暗闇。

ガイドさんが航空券の手配をしている間、これで外国も見納めだな~
って感慨深く思いながら写真をパシャパシャ・・・撮りたかったけど、
車がね、すごい揺れたの
半端なく揺れらの気持ち悪くなって仕方なく
目をつぶって寝ていました。だから降りてからもすぐには回復せず。
ヘタッてました。友達がその間撮ってくれた空港の写真です。

     

早々に出国を済ませ、DFSでお買い物&夕飯を食べました

          ←出国ゲート

時間があると鷹を括って買い物に夢中になっていたら、搭乗手続き
ギリギリになってしまい。やっぱり私たちは最後までバタバタしていました




帰りの飛行機、私が窓際の席になりました。行きと同じJAL便

不思議なもので「日本外国」はすごく不安で緊張したのに、帰国の
飛行機はすごい安堵感がありました。「故郷に帰る」っていう気持ち
なんでしょうね
それでも離陸はやっぱり緊張。ヘッドホンの音楽のボリュームを
かなり上げて気を紛らわせました


飛行機が勢い良く離陸すると、眼下にとても美しいクアラルンプールの
夜景が私の目に飛び込んできました。その景色は、今まで見たどの夜景より
素敵でした


飛行機の中では、やっぱり映画にくぎづけの私
日本時間で4時過ぎに朝食が出ました。

     

食べ終わって、窓の日よけ?で良いのでしょうかね
それを上げると
とても素敵な雲海が見えました。

            


            

            

            

            

            

            

            

            

着陸の準備態勢に入り、定刻どおりに成田空港へ到着


いろんな事があったけど、久しぶりに充実した海外旅行となりました。


改めて、一緒に行ってくれたAちゃんに感謝です


さてと

2006年10月19日 | 日常
海外旅行ネタが終わったところで、空き巣にも入られましたが・・・

明日から私はピンキーちゃんと神戸に行ってきます。

今回は国内なので、気持ちもかなりリラックスです

そして、まだ全然支度をしていないのでこれから頑張ります


また更新はそのうちに

空き巣

2006年10月11日 | 日常

いやなタイトルですが・・・。

本日、空き巣被害にあってしまいました

見事に家の金庫を丸ごと持っていかれ、今日はとてもバタバタ
警察が現場検証に来て、22時近くまで事情聴取が行われました。

とりあえず、通帳・キャッシュ等の銀行関係を全部停止してもらったけど。
他にも家族全員の保険関係の書類やら、土地の権利書やら・・・。
実印も全て。
もち、現金も何十万か入っていました。
まいったね、こりゃ。

自分の家は、大丈夫だと思っていたけど甘かったね
さすがにいつも笑顔を努めている私でも、これは凹みました。
人のお金を持っていく輩の神経は、まったく理解できません。
でも、これもうちの防犯を見直す良い機会と思って、ネガティブに考える
のはやめようと思ったりするわけです

みなさんもぜひともお気をつけ下さい


海外旅行(マレーシア編④)

2006年10月08日 | 

さて、本来ならこれで最後だったのですが、思いのほか軽快に書きすぎ、
規定文字数を見事にオーバーしてしまいました(10000文字)。
そんなわけで急遽、マレーシア編④になってしまいました



クアラルンプール2日目は飛行機が深夜便のため、丸1日時間がありました。
今日の朝食もバイキングスタイル。日本食もあって、おいしかったです。
特にマフィンはおいしかったので、お一つテイクアウトしました(笑)

        

私たちはオプションツアーを申し込んでいたため、最終日もやっぱり
朝からちょっとバタバタして出かけました

        

最終日のオプションを付けたのは私たちだけだったので、移動手段は
普通に乗用車。ガイド一人と運転手付き。それだけで、心持ちリッチに
なった気分です

向かったのはバツー洞窟というヒンズー教の聖地。クアラルンプールから
13kmほどの距離にあります。

     

この階段は272段。つまずいてはいけないそうです。272段って、結構余裕
だと思っていたけど・・・連日の疲れや気候でバテバテ
何回か休憩しながら階段を登りました。

       

     

階段を登る前にガイドさんから頭上に注意するように言われました。
洞窟の中にはコウモリがたくさんいるそうで、それらが飛びながら
フンをするのです。
でもガイドさん曰く「そのフンに当ると運が良い」だとか。そもそも
ヒンズー教の信者からはそう信じられていると言っていました。
実際にみやげ物店には「ウンチ型の置物もある」なんて言ってたけど。
はてさてって感じ。

しかし、そんな話を聞いてしばらく。
耳元に聞きなれない「ポトッ」という、液体が地面に落ちたときに
聞くような音が入りました。
水滴でも、たれて来たかと思い左手で右肩を触ると・・・
何かあるよ

見事フンにしてやられました・・・・

ガイドさんも、最初は気の毒そうにティッシュで肩を拭き拭きしてくれた
けど、最後は
「いや~、あおぞらさんとってもラッキー。
きっと良い事あるよ」

って根拠の無い励ましをされました

ホントに!?

幸い、思いのほかフンは無臭だったのと、ガイドさんが拭き拭きしてくれた
おかげで、服に跡が残る事もありませんでした

階段を登りつめると洞窟にたどり着きます。天井から100mもある
幻想的な洞窟の中に寺院があります。

     

洞窟を少し進むと太陽の光が頭上から射しこみます。

       

     

頭上にはとても素敵な「青空」が見えます。とても神秘的な景色です。
寺院はヒンズー教のものですが、お祈りは他教もして良いと言うので
お参りをしました

        

帰り、階段の上から眼下を撮影

        

キンピカのおっきい仏像(?)よりも微妙に上に来ていますね。
よくがんばったと、自ら褒めます



さて、この後はいろいろ勧められましたがどこも前日に行った場所
だったのでパスして、ロイヤルセランゴール社ピューター工場見学
行く事にしました。

ロイヤルセラゴーン社は、すず製品の生産で有名な会社です。日本にも
直営店があるとのコト。もちろん東京です。
工場の中に入り、日本語の案内の方に連れられて、まずは会社の
歴史からお勉強
そこを通り抜け、いよいよ工場へ
工場見学なんて、小学生以来超ドキドキです

        

これは、すずを高熱で溶かし、ジョッキの取っ手の部分を作っています。
型に流し込んでいるんですねーー。

        

続いて、その取っ手を溶接する作業。

        

これは体験です。ジョッキにかなづち(?)で模様を入れていく作業。
均等に打ち付けていかなくてはいけないのに、やっぱり素人ですよ。
打つ位置がバラバラで、変な模様に・・・しかし、あくまで体験なので
思う存分(少々ストレス発散気味で)打ち付けて来ました

        

帰りは、お土産コーナーに連れて行かれます。そこで、サッカーの形を
したピンバッジを購入お土産として合計3個買いました

入り口には、おっきなジョッキが展示されています。これはギネス公認
世界で一番大きなジョッキです

        
見事に逆行で顔が映っていない~


そんなわけで午前のみのオプションは終了

ランチは豪勢に行きましょうと私が言い張って、ホテルに入っている
いかにも高そうな(実際高かった)中華をチョイスしました。

         

こんなこじゃれた雰囲気で、コース料理が出てきます。

     

まずは、スープから。これだけで2人前はあるんではなかろうかという
ボリュームで出てきました。お腹も空いていたし、ぺろりと完食。

     

続いては、これですよ。子ダックちゃん・・・ごめんね。食べちゃうけど
北京ダック丸ごとで登場これには二人で感嘆の声が

       

こんな風に二人がかりで作業をして、盛り付けてくれます
北京ダックの皮は、パリパリしていて超うま
たれも少し甘くて、香ばしい感じ。幸せ~~~


と、堪能していたのもココまででした。
やっぱりね
二人じゃ量が多いのよ、いかんせん。

この後もどんどん料理が出てきて、ギブ寸前・・・というか、まともに
完食が出来なかった

     
この料理は、デザート前の最後の料理ですが、ほとんど残す結果と
なってしまいました。ごめんなさいです。

            

最後のデザートは、いとしのマンゴープリンちゃんです

女の人は、ホント「別腹」って事を実感

あまりの食べ過ぎに動けなくなるかと思いきや、ホテルの廊下で
「女優座り(海外アーティスト風)」なんて調子に乗って写真を撮ったり
して遊ぶ私たちどうでしょうか?この座り方は・・・ダ、ダメ

           

さて、過剰な腹ごしらえをして、次に向かったのはKLタワー。
マレーシアには、ツインタワーとKLタワーという二つの高層建築物が
あります。

このKLタワーの高さは421m。丘の上にあるタワーのため、展望台入り口
までたどり着くのにかなり時間がかかりました

それを別名「迷子」と人は言うのでしょうが・・・
こんな感じで(↓)下から見上げて写真を撮ったら、画面に入りきれないし。

     

展望台は有料。せっかく来たのだから昇ってみる事に(エレベーターで)
展望台に到着すると、渡されるのがイヤホンがついている機器
ポータブルで液晶画面が付いているその物体は補助ガイド
日本語のアナウスで画像を参考に展望台の景色を楽しむというもの。

     

     

こんな風に街並みは小さく見えます。

       

そして展望台越しでツインタワーが見えました。さらに泊まっていたホテルが
KLタワーの近くだったので写真に収めてみました。おっきーね

そうして、いよいよクアラルンプールともお別れです。

海外旅行(帰国編)に続く(今度こそ!終わります