VAIO type Z(1)「ハードディスク」
現代科学において、絶対真実を一つ、明らかにしよう。
「回るものは、壊れる」
季節も季節だし、扇風機を例にしてみよう。
扇風機がいくら早いと見積もって、1秒に3回転すると計算したら、1分(60秒)に180回転。
ここから、想像の世界になるが、1秒3回転ではなく、10倍速の1秒30回転の扇風機があるとしよう。
もはや扇風機と呼んで良いかすら疑問だが、1分に1800回転、とてつもなく早い…。この扇風機を毎日8時間毎、使うとしたら…確実に壊れる。
ちょっと格好良さげの扇風機
さて、話が変わるようで、同じ「回転」の話だが、
「ハードディスク」は、回るもんです。
うん?どういうこと?
HDDの中身は、こんな感じになっていて、
イラストでするとこんな感じ。
ハード(硬い)+ディスク(丸い板)が、何枚も入っていて、ここに情報が記録される。
写真で見るとこんな感じ。
大体、ノートパソコンによく使われている、HDDのスペックを見ると、5400~7200rpmと書いている。
rpmの意味は、、
rpm(アールピーエム、revolutions per minute、回転毎分)
つまり、1分間の回転速度を意味する。
あなたのパソコンに入っているハードディスクは今、このブログを読んでいるこの時点にも、1分5400~7200回転をしている訳だ。
現実から逃げないで。これが現実だ。(by マトリックス)
それは…。「回るもんは、壊れる。」に落ち着く。ハードディスクは高速回転して動くものなので、壊れやすい。
現に、ITの世界でサーバーは休みなく、24時間ずっと、動きっぱなしだ。このサーバーには同じくハードディスクが入っていて、大事なデータや情報が保存されている。
だから、サーバー管理会社や、So-net, YahooみたいなIT会社は、RAIDだバックアップだ何だといって、一生懸命、サーバーのハードが壊れても、持っている或いは管理しているお客さんの情報(このブログの記事も同様)、即ちデータを安全に保存しように工夫している訳だ。
話戻るが、
「回るものは、壊れる」
このテーゼーに反するノートPCがVAIO Type Z
どうして?
①ハードディスクが内臓されてない。
②回らないハードディスクが内臓されている。
正解は①、ハードディスクが内臓されてない。
どうして、データをノートパソコンに保存する?
ヒントは最近、流行っているUSBメモリ。
大体市販されているのは、1G、2G、4Gのものだが、これの64GB(2つ入れたら128GB)のをノート入れられる!(選択仕様)
(当たり前ですが、USBメモリは中身が回っていない。)
じゃ、最初からパソコンにUSBメモリみたいなもんを積んで置けばいいじゃんの話になるが、実際そうだが、ハードディスクの単価が安く大容量の反面、このUSBメモリは単価が高い。この理由で今までパソコンに大容量のHDDは入れても、USBメモリは入れられなかった。パソコン自体の値段が上がるためだからだ。
(だから、VAIO Type Zは他のノートと比べて高価である。この外見、高級感溢れている。)
回らないから壊れ難いだけではなく、アクセス速度もHDDより速い、速い、速い。
文でいくら書いても実感できないと思うが、本当に速い。
根拠は、Sony Styleのホームページにあるこのビデオ!