ありのせいかつ

J2柏レイソル・JFL横河武蔵野FCとカメラのおはなし

横浜FC 1-1 コンサドーレ札幌 (J2・第35節)

2005-10-05 23:43:49 | その他
いい加減、カズがシドニーに行く前に横浜FCの試合、というかカズを見に行かねばと思い立ちました。
カズ効果で横浜FCの集客力がアップしたとはいえ、雨・平日・西が丘開催と悪条件が揃えば空いているだろうと思ったのですが、それは甘い考えだったのです。

7時ちょうどにスタジアムに入ると、A自由席はすでに完全に埋まっており、ゴール裏の端しか余裕はありませんでした。S自由席は端っこに空席があるだけで、結果4331人の入場者数となりました。

前半は札幌の運動量豊富でスペースを広く使う試合運びに、ほぼ札幌が一方的に押す展開となります。札幌の中盤は空いたスペースに大きく正確なパスを通し、FWの相川・清野が走りまくり、シュートを放ちます。ただし、シュートの正確性に乏しく点を得ることができません。
横浜FCは浮氣やトゥイード、GKの菅野を中心に守りは安定感があるのですが、中盤から前へボールが行きません。城もカズも中盤まで下がる回数が多くなります。

後半も同様の展開で、札幌がいつ得点を決めてもおかしくはない状況の中、後半13分がゴールライン間際からのセンタリングにきれいに合わせてゴール。城は前転で喜びを示します。

これで点を取らなくてはならなくなった札幌は前線に人数を割き、結果横浜FCのチャンスも増えますが、逆に札幌のカウンターから相川がゴールを決め同点となります。

このまま試合は終わったわけですが、特に札幌の前半のサッカーは魅力的なものでした。選手全員が一つの意志を持っているかのごとく、豊富な運動量を前提にしたシステマティックで攻撃的な戦術は、おそらくもう少し得点力のあるFWがいればもっと上の順位にいるべきチームと感じます。ところでなんでデルリスは不在なのでしょう?

一方横浜FCは、カズを含めてベテラン勢がJ2の厳しい日程にお疲れの感を受けました。山口素は凡ミスを繰り返し、カズも今ひとつ精彩を欠いていたように思います。
望月も加入し、さらに平均年齢が上がりますが、監督の力量が問われそうです。

しかし、試合自体は非常に楽しめました。この前の柏ー神戸戦よりも見応えがあったのにはどうしたものやら。



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