昨日オンラインで会員に対してC.S.R値の研修会を開催しました。
C.S.R値とはどういうものか、樹脂系床材の測定方法がなぜ、タイルなどにも拡大適用されてしまったのか?
なぜ、体感と異なる測定数値が出るのか?など事例を基にした研修会でした。
私たち、一般社団法人アンチスリップ・ラボの会員の目的は、「滑って危ないを一つでも減らすこと」です。
決して、C.S.R値を上げることではありません。ある床材では施工後に明らかに滑らなくなった!でも数値が下がった!という奇妙な事例が発生します。
しかし、私たちはなぜ、そういうおかしなことが発生するのかを知っています。
だから、もう一度言います。「私たちはタイルや石が濡れても滑らなくする現場加工を行っています。C.S.R値を上げるために施工しているのではありません。」
最後にもう一つ言います。「測定機関では、数値を持って滑らないことを保証するものではない。」旨の記載が報告書に記載されています。