香格裏拉 （ シャングリラ ）

中国　　　雲南省
経由地　　麗江古城

香格裏拉（ シャングリラ ）

ここ香格裏拉は小説「失われた地平線」の舞台になった理想郷であると
中国政府が一方的に宣言し名前を改名した場所である。
標高３２７６Mは富士山八合目と同じ高さにありながら緑豊かなすばらしい
自然が広がっている。
周りには梅里雪山（６７４０M）を始めヒマラヤ山脈の高峰がそびえ立ち、
長江、メコン川、ガンジス川など母なる大河の源として命を繋いでいる。
市内には小ポタラ宮とも言われる松賛林寺。
中心部には中心鎮公堂があり、丘の上から巨大なマニ車が人々を見守っている。
私は以前から見てみたかった梅里雪山へと向かいたかったが、この時期雨が多く
頂を見ることが出来ないために断念をし、白水台へ行くことにした。

朝一のバスにて白水台へ向かった。
シャングリラを出たバスは４～５千メートル級の山々に吸い込まれる様に
進んで行った。
細かい崖通りをゆっくり、ゆっくり進んで行く。
ところ所に湧き出た水にバスの冷却水を入れ替えながらの道中と成っていた。
少し強い雨でも降ろうものならすぐに崖崩れが起き通行止めである。
そんな細道を通り幾重にも山々を越えて白水台に着いた。
バス亭から３００メートルほど高い所に白く光っている所があり、
どうやらあそこの様だ。
近くに行って見ると、炭酸カルシュウムが付着して出来た棚田が
たくさん並んでいる。
その一角に滝の様に水が降る場所があり、他と一線を画していて
霊験新たかである。
実に日本の天川神社裏にある、滝の波動と似ている様に感じた。
トンパ教の聖地にて聖域であることがよく分かる。　
多くのナシ族の人々が順序良く丁寧にお祈りをしている。
私も自然への敬意を払いお祈りをした。
その直後に喜びの波動に包まれ満面の笑みを浮かべる私がそこには居た。

旅行先での風景を写真に収めました。
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中国 雲南省 香格里拉（シャングリラ）

香格里拉（シャングリラ）　～　稲城

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