goo blog サービス終了のお知らせ 

prime radiant log

日常を非日常を

『昔,火星のあった場所』北野勇作

2005年08月07日 20時29分39秒 | 感想とか
二つの会社が火星を開発するために,
時空をつなぐ『門』と呼ばれる装置をつくったが,
二社が同時に『門』を使用したために火星は分解してしまったらしい世界,
そこでは人間とタヌキと呼ばれる勢力が存在する.

主人公はその二つの会社のひとつで火星を開発したりなどなど,

北野勇作っぽい感じの,
パラレルワールドっぽい,
量子力学的な不確定性を感じる感じの世界.


この作品は著者の長編デビュー作で,
会社の帰りに三宮の喫茶店でかかれたそうな.

そのせいかもしれませんが,
文章がすごく初々しい感じがします.
もしくは若いのかな,
だから後の作品で感じられるようなノスタルジックな感じはないです.
個人的な好みでいうと『かめくん』とかのほうが好きかな,

多少読む人を選ぶと思いますが,
面白かった.絶版・・・・・


小春たん萌え,

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。