アノニマス・ライターの事件簿

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誤った造影剤を注射し患者を死亡させた女性医師を在宅起訴

2015年03月10日 | 造影剤による医療事故

2014年4月、CT撮影時に造影剤の誤投与により女性患者(78)を死亡させたとして、業務上過失致死の容疑で国立国際医療研究センター病院の飯高世子 医師(30)が在宅起訴された。

 

<起訴の概要>
ニュース発表の記事によると概要は次の通りである。

「誤った造影剤を注射し患者死亡、医師を在宅起訴」2015.3.9

 東京の国立病院でレントゲン検査を受けた患者が死亡した問題で、東京地検は、注意書きなどを確認せずに誤った種類の造影剤を注射したことが原因だとして、医師の女を業務上過失致死の罪で在宅起訴しました。

 在宅起訴されたのは、東京・新宿区の国立国際医療研究センター病院に勤務していた医師の飯高世子(いいだか としこ)被告(30)です。起訴状などによりますと、飯高被告は2014年4月、女性患者(当時78)のレントゲン検査を行った際、脊髄への使用が禁止されている種類の造影剤を注射し、死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。

 東京地検によりますと、造影剤には「脊髄には使用禁止」などと箱に注意書きがありましたが、飯高被告は見逃していて、副作用などの確認も行っていなかった ということです。患者の死亡後、病院側は原因の調査を行い、「造影剤の使用にミスがあった」として遺族に謝罪していました。
(TBS JNN News i 2015/3/9の記事より引用)

 

【主な新聞記事】
国立病院の30歳「女医」が誤った造影剤を注入、患者死亡 東京地検が在宅起訴(産経ニュース)
造影剤を誤注入で在宅起訴(朝日新聞)



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