時には目食耳視も悪くない。

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気ままにya-ku-so!:A Secret Sorrow.(42)

2021年10月24日 | 語学学習
☆本記事はブログ主が好きな海外文学作品をその時の気分で自由気ままに翻訳するものです。
 ブログ主は翻訳トーシロなので、誤字脱字・意訳・誤訳・スペルミスが多発する恐れがあります。
 転載やコピペはオススメしません(笑)

☆テキスト出典 A Secret Sorrow.(1981)Karen van der Zee/Chapter1より


❛Let me tell you something, little Faye,❜ he drawled, ❛I'm probably not very much like anything you might imagine me to be, so don't make up your mind too fast.❜
(「忠告しておくよ、フェイお嬢ちゃん。」わざとゆっくりとした口調で彼は続けた。「僕は多分、君が想像するような男とはだいぶ違っているんだ。だから、決めつけるのは早すぎる。)

He paused. ❛And characterise me, put a lebel on me. Please.❜
(彼は言葉を止めてから、「僕を無理やり何者かに祭り上げたり、何かに当てはめようとしないでくれ。頼むよ。」)

❛You're one of a kind, an original,❜ she commented, and knew instinctively that it was so, even though she didn't know him very well as yet.
(「あなたは、いわゆる固有種なのね。」と彼女は評した。彼のことはまだ全然知らないのに、直感的にそう思ったのだ。)

❛Ask my father,❜ he said drily, switching off the inside light and starting the engine.
(「父に聞いてくれよ」と彼はそっけなく言い、車内灯を消してエンジンをスタートさせた。)

❛I'll tell you about Texas some time, and about Texans, and you'll find I'm not exactly a stereotype.❜
(「いつか、君にテキサスの話をしたいな。テキサス人のことも。僕が君の思っているようなステレオタイプじゃないことが分かるよ。」)

They drove through long, curving avenues, treelined and with houses set back from the road amid tall, dark evergreens.
(二人は長く曲がりくねった並木道を抜けて、丈高く生い茂った常緑樹に囲まれた家並みを通り過ぎた。)

❛Any particular preference?❜ Kai asked.
(「何か特に食べたいものは?」とカイが聞いた。)

❛We have any imaginable kind of restaurant in this area. Japanese, Indian, Lebanese, Mexican ― you name it.❜
(「ここらでは、思いつく限りの飲食店がなんでもあるよ。日本食、インド料理、レバノン料理、メキシコ料理。君が決めてくれ。」)


【一言メモ】80年代のアメリカでも、日本食は人気だったのかしら?カリフォルニアなどは、日本人街が有名ですが、この物語の舞台は東海岸。そして、カイの出身はテキサス。アメリカは広い国なので、それぞれの土地で人柄が違うという話を聞いたことがあります。日本でも関東と関西では人の気質に差異があるように、都会人フェイもテキサス人カイの人物をいまいち捉えきれないのかもしれません。


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