゜・:*☆Ameria☆*:・゜

稚拙ながら、のだめカンタービレ-チアノダ-のテキストを扱っておりマス。
*相互サィト様常時募集中デス*

しあわせ

2008-07-13 16:32:58 | *素敵な戴き物*
※この作品に付随する権利はよりこちゃんに御座います。勝手な転載、転用はご遠慮ください。※

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『Ruiが風邪ひいたらしくて……でも今母親アメリカ帰ってて一人らしいんだ。
あいつもうすぐ公演あるし、今体調崩したら大変だから……様子だけ見てくる。終わったらすぐ連絡するから、今日夕飯一緒に食おう。な?』




言い訳するでもなく、ただ本当に同業者として心配していて、それからきっとRuiに言い切られたんだろうってわかる声で、先輩はのだめに言った。


浮気心じゃない。
のだめを思ってくれている。
伝わってるよ?

だからのだめは大丈夫。




【しあわせ】




わかってはいるけど。

ケータイを握り締めたまま溜め息をついて、すぐそばにあるベッドに思い切り倒れ込んだ。
途端、頭にキーンとした痛みが走り顔をしかめた。


なんでこんなタイミングで、こんなになっちゃうんだろう。
それは先輩が悪いのでも、Ruiが悪いのでもない。それだけは勘違いしないようにしなければ。

だけどこの状況を自分一人でどうにかできるのか?
そう考えると、どうにもならないような気がして途方に暮れた。


結局何がどうしたって、

のだめも風邪をひいたのだ。
しかも熱を測ってみればその体温は38℃。久しぶりにここまで上がったから、余計身体が辛い気がする。

「う~……ごほっごほっ。とりあえず…薬飲んで…寝なきゃデス…」


重い身体を持ち上げて、リビングへの扉を開く。
薬類はこの部屋の棚に纏めて置いてあるって、この間先輩が言っていたのを覚えているから。

辺りに散乱する洗濯物や人形を蹴飛ばしてなんとかたどり着いて、休む間もなく棚を漁りはじめた。

なのに、

「ぎゃぼ!……ない?」

棚の右端、“medicine”とラベルの貼ってあるカゴに入っているビンをひとつひとつ手に取ってみるけど、どれもこれも二日酔いの薬、もしくは生理痛の薬。
かろうじて頭痛薬があって手にしてみたけど、熱を抑えるだとかそんな効果は期待出来そうにない。

「のだめが風邪ひきそうにないからデスかね…先輩、用意してくれなかったんだ…」


そこまで言ってはっとする。

また甘えてしまっている。
住む場所が離れてから、のだめだって自立しなきゃと思って極力千秋先輩に頼らないようにと決めたのに。(それでもできないこと――とくに料理――はターニャに甘えてしまっているけど)


「自分のことは自分で……デス」

自分の看病くらい、自分でできる。
のだめはRuiとは違う。


カーディガンのポケットに入ったままのケータイの電源を落として、頭痛薬片手に水を取りにキッチンへ向かった。













薬は飲んだ。

ご飯は…作れないし、あいにくのだめ以外のみんなは今日は遅くまでレッスン。だから何も食べていないけど。

温かいものを着込んで布団に潜って、首の下には氷枕を置いて額には氷嚢を。
身体は温めて頭は冷ませって昔ばあちゃんが言ってたから。

「完璧…デス…」

その準備をするべく部屋をあちこち行ったり来たりして疲れてしまったけど、とりあえずこれで大丈夫。
寝て、目が覚めたら熱は下がってるはず。

起きたらピアノの練習をしなきゃいけない。明日のレッスンまでにバッハを仕上げるってヨーダと約束をしたから。
だから早く治らなきゃ。


目をつむる前に壁にかかった時計に目を向けた。
今は……14時。先輩と電話をしてから2時間経ってる。


今頃Ruiは、先輩の看病を受けているんだろう。
氷嚢も枕も用意してもらって、おいしいお粥を作ってもらって。

着替えは?
着替えはだめデス。そんなの手伝ったりしたら離婚デス。

そんなこと思って、しばらく思考を巡らしたけど、


先輩は優しいから、Ruiはきっと幸せだろう。

「……Rui………大丈夫かな…」


いいなぁ。

その言葉が出てくる前に、
目尻に溜まった雫が落ちてくる前に、
のだめは目を閉じることにした。




「………ぅ……ん…」


目が覚める。
ひどく喉が渇いたから。

「お水…」

手を伸ばしてみるけど、まさか出てくるわけがない。
眠る前にベッドサイドに置いておけばよかった。


仕方なく、ゆっくり身体を起こすことにする。肘をベッドにつけて力を入れてみるけど、

「………っ」

へんなの。
自分の身体じゃないみたいだ。
とてもふらふらした。


なんとか上半身を起こして、足をずらして床に着地する。
さっき見上げた時計を見れば16時半。2時間半しか経ってないんだって驚いた。



「……ぎゃぼっ…」

壁に手をついて立ち上がってみたけど、よろめいてすぐにベッドにボスンと座り込んでしまった。
さっきより悪化してる?
薬も飲んだし休んだのに。
悔しくなって歯を食いしばりながら、枕の隣に置いたままの体温計に手をのばした。

測る間の数分が永遠みたいに長い。
ずっと身体は左右に振れて、視界が霞んでる。

これって、本当に普通の風邪なのかな?



「えっ………40℃…!?」

脇から取り出したそれに表示された数字がさらに不安を煽る。生まれてこのかた、こんな数字見たことないから。


どこかで聞いたことがある。
42℃超えると、身体の何とかって物質がどうにかなっちゃって、死に至る場合があるんだって。

のだめはあと2℃で、あとちょっとで死んじゃうの?

千秋先輩にも会ってないのに。
一緒に夕飯も食べてないのに。

Ruiに渡したままなのに。



「……とりあえず……水分、とんなきゃ…っ」

凝視したままだった体温計を放り投げて、もう一度立ち上がる。壁を離すことなんてできなかったけど、一歩ずつゆっくりと。

リビングに入ってからはピアノにしがみついて、それを離したら次はソファーに手をついて。
ソファーもたった2メートルで終わってしまうから、そこからは慎重に、震える足を戒めて。


「…はぁ……はぁ……」

なんとかキッチンにたどり着いて、さっき薬を飲むとき使ったコップを引っつかむと慌てて水を注いだ。
それを一気飲みして、もう一杯注ごうとした瞬間、


ガシャン…ッ

手から滑り落ちたコップが、床の上で砕ける。
そして次の一瞬にはのだめの身体も床に転げ落ちていた。













「………ん…」


ふと目が開く。
そこに見えるのはキッチンの照明。どうやら天井を眺めているようだった。

そうだ。
水を飲みにここへ来て、コップを割ってしまってそれから……
それから?

どうして天井を眺めているのかもイマイチ理解できないまま、精一杯身体を起こしてシンクの下の収納棚にもたれるように座る。
そこから見える、電子レンジの上の小さな時計。


「………17時…?」

なんで、17時?
キッチンにたどり着いたのは、16時半を10分ほど過ぎたときだったのに。
なんで20分も経ってるの?


もしかして、
もしかしなくても、

20分間、気を失っていたのだろうか。

キッチンで、割れたコップの横で倒れ込んで。




「………―――っ」





急に、恐怖が押し寄せてきた。

のだめは、本当に死んでしまうんじゃないかと思って。
だって気を失うことだって――体調が悪いからなんて理由じゃ初めてで。



何日か前に、咳をずっとしてたのに気にしなかったから。
先輩にも『薄着すぎる』って怒られたのに『お色気作戦』ってふざけていたから。

言うこと聞かなかったから、
のだめは死んじゃうんだ。



「やっ………やだ…やだ…っ………こわぃ…」

息が上がって、視界が白んでいく。身体がまったく言うことを聞いてくれなくて、冷や汗が背筋を落ちていく。

「……こわいぃ……千秋先輩…っ」






こんなことになるなら、
もっと、甘えておけばよかった。

強がらないで、そばにいてほしいこと言えばよかった。
Ruiのところになんか行かないでって、わがままと思われていいから言えばよかった。


そうしたら先輩は、

きっと怒るけど、のだめの言うこと聞いてくれたんだから。


隣にいてくれたんだから。
















「…………のだめ…っ!?」


「………え………?」



耳に飛び込んできたその大きな声に、薄れていく意識の中で顔をそっちに向けてみた。


キッチンの入口。
そこに先輩が立っている。

「……ちあ……先輩…?」


のだめは、幻覚を見ているのかな。
もしかしたら神様が最後にくれたプレゼント。もう一度会いたいって願ったから。


「の……だめ…何して…っ」
「……せ…ぱ………」
「……!!」

一瞬にして顔が真っ青になる先輩。
座り込むのだめまでの数歩の距離を走るようにして来てくれた。

ああ、もしかしてこれ、
現実なの?


「のだめ…!?おま…どうした!?」
「はぁ…」
「ガラス危ないからもっとこっちに……って、お前、すげぇ熱い…」
「………ね、熱……よんじゅど……」
「40……っ!?」
「お、…お水…飲もとしたら……コップ…割れ……」


おかしい。

先輩の顔が目の前にあるからだろうか。
さっきまで目元で溢れるのを堪えていた雫が一個一個ぽたぽた落ちていく。
それを先輩の長い指が拭いながら、


「なんで早く…言わな…」
「気ぃ…失っててぇ……っも…せんぱ…に、会えないって………せ、せんぱいに…会いた……くて…」
「っ……もう大丈夫だ!!オレここにいるからな!!」
「千秋せんぱぁい……っ」


やっと言うことを聞くようになった身体は、千秋先輩の首に手を回した瞬間思い切りの力で抱きしめられた。










―――






「疲れと、それから熱射病です。身体中の水分が奪われて熱と痙攣が出たんですね。よく水分補給をして、ゆっくり休んでください。」



あれからすぐ先輩がよんでくれたお医者さまが来て診察をしてくれた。

日射病……確かに最近日差しがすごくて、軽いめまいとかはあったけど、こんなに熱が出て倒れるなんてこと知らなかったから。


お医者さまを見送ってすぐ、先輩はのだめの寝るベッドの脇に腰掛けて大きな溜め息をついた。のだめの前髪を横に掻き分けながら。


「……びっくりした…」
「のだめも…びっくりしました…」

布団で鼻の下まで隠して呟く。
先輩は眉間のシワをさらに濃くした。

「何がびっくりしました、だ。症状があったならすぐに言え!昼の電話のときも…熱があるならそう言えばいいだろ?」
「あ……Rui、どうでした?大丈夫でしたか?」


この数十分あまりにバタバタしていたから失念していた。Ruiも体調が悪かったこと。
なのに先輩はまた深い溜め息をついて、

「お前は、自分の心配をしろ!まだ熱全っ然下がってないんだぞ!」
「お水たくさん飲んで寝てたら下がるってお医者さま言ってました!Ruiは大丈夫なんデスか?先輩、戻らなくて平気ですか?」

のだめなりに心配して聞いたつもりだったのに、先輩はどんどん不機嫌な顔になる。
そしてイライラも最高潮だとしかめっつらを鋭くしてから、

「行くんじゃなかった…」
「むきゃ?」
「あいつ、風邪って言ってもただの鼻風邪。熱も37℃ちょっと超えたくらいだし、全然元気だった。なのに死ぬかもしれないとか大騒ぎするから、寝てる暇あったら練習しろってピアノの前に放り投げてきたよ」
「ぎゃぼっ」

「まぁ、一応看病って名目で行ったから薬だして飯作るくらいはしたけど。とはいっても、材料がほとんどなかったからレトルトだけどな。あとちょっとだけピアノみてやって、1時間ちょいで帰ってきた。」

窓の外を見ながら喋ってたはずの先輩は、話し終えたと思ったらいつの間にかのだめの顔を見つめていた。
それに少しドキッとして、思わず目を逸らす。


「だから、そのあとすぐお前に電話したんだよ。なのにケータイ繋がんないし…」
「あ…」

言われて思い出した。
一人で乗り切るんだと意気込んで、電源を落としてしまったこと。

「しょうがないから買い物して、一旦家戻って用意してからこっち来たんだけどさ…まぁ、途中でテオに捕まって結局遅くなったんだけど…」
「………」
「こんなんなってるってわかってたら、一日中ここにいたのに」

先輩は横になったのだめの顔の脇に手をついて今日何度目かわからない溜め息をついた。


「馬鹿のだめ」
「………」
「なんで言わなかったんだよ」
「――――」




先輩の言葉が、重く心にのしかかる。

なんで?
なんでって、

だってそんなの





「……なんか」


「………」
「……なんでデショ…」



上手く言葉が出てこなくて、ごまかすみたいに呟いた。

気を抜いたらきっと、
また涙が落ちるんだろう。


「先輩、今日は……ありがとデス…」
「………」
「……のだめ、まだ気分が悪いので…もうちょっと眠ってもいいデスか…?」

力無く言ってみる。
真上からのだめを眺めていた先輩も、そう言ったらちょっと怯んだようで、


「ああ……悪い。疲れてるんだもんな」
「………」
「オレ、リビングにいるから、何かあったら呼べよ。」

優しく髪を撫でて、おでこと瞼にキスが降る。
温かい感触が一瞬で離れて、先輩はベッドから下りた。

「あっ……」


行っちゃう。

また遠くに行っちゃう。



そう思って、


「待っ……てっ、」


――ドタンッ


立ち上がろうとして、足から力が抜ける。
先輩に手が届く前に床に崩れた。

「のだめ…っ」
「……っ」
「なにして……寝てなきゃだめだろ?けがしてないか?ほら、捕ま…」
「……っか…」

差し出された手を掴むことなく、床に膝をついた先輩の背中に手を回した。

先輩が硬直したのがわかる。



「……言えるわけ……ないじゃないデスかぁ…っ」
「………」


絞り出した声が震えた。


「電話越しに…他の女の看病行ってくるなんて宣言されてるのに……っ私も具合が悪いから、そんなのほっといてこっちに来てなんて…そんな強いこと……のだめが、言えるわけないじゃないデスか…っ」
「………」
「……先輩が優しいから…行ったってこと、知ってるけど……断りきれなかったって…わかるけど、それでも……ほんとは、断ってほしかった…デス…」

先輩が、のだめに抱きしめられながら息を飲んだのが伝わった。
躊躇っているのかもしれない。のだめがこんなこと言うなんて思わなかったのかもしれない。

それでも、


「先輩に頼る…Ruiも、嫌だったけど………誰にでも優しい先輩は…もっと…嫌で……」
「………」
「……そんなこと思う自分が、……っもっともっと嫌で……、先輩を一人占めしようとする自分が…すごくすごくカコ悪い気がして…っ………そんなこと言っ…たら、先輩に…っき、嫌われるかもしれないって…思って……っ」
「………」

「だから……自分で、できるって……先輩にしがみつかなくてもできるって…胸張って、言ってやりたかったんデス…っ」
「………」
「……先輩にも…………Ruiにも…」


情けないくらい涙が落ちてくる。
落ちては先輩のシャツの肩に染み込んでいった。なのに先輩は何も喋らなくて。



熱がまだあるからか、極度の緊張からなのか、身体が震えて止まらない。
先輩の首に回した手は、力を込めたいのに気持ちとは裏腹に力を無くしていった。

呆れられているんだろうな。

いつもはあんなに散々迷惑をかけているくせに、こんなときに限ってしおらしくこんなことを言ったって馬鹿みたいにしか聞こえないとわかってる。
現にのだめは結局先輩にしがみついているんだから。


こんなことなら、素直に助けを求めることができたRuiの方がよっぽど可愛いげがあった。
変な意地だけ張って、本当に馬鹿。


「ふざけんな」って言うかな。
いつもみたいに頭を叩かれる?

力が抜けていった手を先輩から離した。
途端、











「……ごめん」










聞き慣れた、低くて透る声。

それと一緒に、さっき抱きしめられたときよりも優しい手つきで震えていた身体を包み込まれた。


「………」

驚いて、思わず固まる。
何を言われたのか。

……“ごめん”?




「ごめん…のだめ」
「………」
「ごめんな…」


さっきまでとは逆に抱きしめられたのだめは、先輩の大きな手に背中をゆっくり摩られてる。
そしてその吐息と。

あ、また涙が。


「な…で」
「…ん…?」
「…なんで先輩が、謝るんですか…っ?」

目が熱くなって、もう開けていられなかった。
ぎゅっとつむって先輩のシャツの裾を掴む。熱が伝わった。



「……のだめが、……ごめんなサイ…」
「ううん」
「のだめ…ちゃんと言わないから、結局迷惑かけて…」
「ちげぇよ。お前は謝らなくていい!」

先輩は少し焦ったように言った。

「オレが…悪かった。どう考えても……断るべきだった。Ruiのこと」
「……っ」
「普通、行かないよな…。馬鹿みたいだ。お前のこと不安にさせるって、考えれば……考えなくたって、わかるのに。Ruiが一人だったからなんて…言い訳にもなんねぇよ…。お前のことずっと一人にして、怖い思いまでさせたのに」
「そ…なこと、ないで…」
「そんなことあるだろ。オレだったら嫌だ。お前が他の男の看病なんかしてたら……すげぇ嫉妬するし、不安になる」
「……先輩…」

こんなに正直に、思ったことを話す先輩はとても珍しい。
夢かとも思うのに、身体を締め付ける力強さが、これは現実だと叫んでる。

これは現実なんだ。


「もうこんなことはしない。お前を傷付けるようなことはしたくない。でももし、お前がオレのすることで傷つくことがあるなら、」
「……」
「思い切り怒ればいいよ。今みたいに、叫べばいい。殴り飛ばしたって構わない。オレが解るまで、解らせればいい。」
「………」
「オレを怖がらなくていいし、遠慮もしなくていい。たまには我が儘言ったって…いいんだよ」


「オレたちは、恋人なんだから」







優しい響きが、
のだめに降り注ぐ。

身体は強く抱きしめられて、胸はすごくドキドキした。


ああ、のだめは少し、
勘違いしていたみたい。



「……せんぱい…」

先輩の言葉がなければ気づけないなんて、情けないけど、他力本願もいいとこだけど、


「…お願いが、あります……」

のだめたちは、
“恋人”だから、



「のだめのそばに、いてください」


そう願うのは当たり前のことなんですね。
解り合いたいと思うのは、当たり前なんですね。


それってすごく素敵です。


「……うん。いいよ。いくらでも」








傷ついて、傷つけて、
傷つけたくないと願って。

そうやって愛は
舞い降りてくるものなんですね。


ねぇ、そう願う相手があなたで、
のだめはとっても幸せです。




END.


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幸せです…。
幸せすぎて、放心状態…。

ストーカーのごとく通っているよりこちゃん宅(rhapsodist)にお邪魔したところ、更新の欄に「紗羅ちゃんへ」とあるではありませんか。

一瞬、どこの幸運な紗羅さんかと思いました。

私が押し付けた相互記念小説にやさしいよりこちゃんは、律儀にお礼小説をリクしていいよ、と言ってくれたのです。
そして、図々しくも私はリクをさせて頂きました。

ですが、売れっ子なよりこちゃんのことです。
忙しくないはずは御座いません。私のリク以前にも沢山のお仕事の以来を請けていることは間違いありません。
ですので、何年でも待つ覚悟で御座いました。

それが…。

なんと、半年も経たぬうちに……!!
嬉しすぎます(感涙)

しかも、頂いた作品の出来の素晴らしいことといったら…。
言葉に尽くしがたいものがあります。
このサイトの作品の傾向に気づいてる方でしたら、この頂き物が私のツボを打ち抜いていることに気づかれていることでしょう。

幸せすぎて、明日の大学が酷く楽しみなものに思えてきました。
本当に幸せですvV

よりこちゃん、本当に、本当にありがとう!!!!
これからも、よろしくしてやってください!!


2 コメント

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こんにちはー! (よりこ)
2008-07-14 07:23:55
なんだかかなりご無沙汰してます。よりこです!
紗羅ちゃん、掲載してくれてありがと~!!私こそ紗羅ちゃんとこに自分の書いたもの載せてもらえて幸せだよ!!

売れっ子なんてとんでもない……。なかなか書けなくて仕事が溜まってるだけなんだよ。サボった証。笑
半年も待たせちゃって申し訳ないくらいです~。ゴメンね汗
そしてほんとありがと♪

大学もテスト期間だったりする?なんか大変な時期だよねとりあえず…。お互い勉強がんばろー!
そして私は更新も頑張るよ…。

こちらこそ、これからもよろしくーね♪♪♪
★よりこちゃん (管理人:紗羅)
2008-07-14 23:23:51
いやいやいやいや!!!
っていうか、こんな辺境の地まで来てくれてありがとう!!

そうなの、大学は期末テストの時期で…。
私もリクためまくってるんだ↓↓

よりこちゃんを見習って、一刻も早く執筆したいとおもいますっ!

よりこちゃん、本当にありがとう!!!!!!