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真実はひとつ ~コードギアス~

コードギアス考察ブログ

■ STAGE11 : ナリタ攻防戦 ■

2012-11-27 23:00:26 | インポート

オレンジ(^_^;は、汚名を晴らそうと必死になり、ヴィレッタは爵位のためにオレンジの手助けをする。
正々堂々と戦うコーネリアの単独行動、住民の安全を願いG1を動かせず手も足も出ないユフィ、
そこにオモチャを投入させたいロイドの計らいで特派が登場、
スザクとユフィの間で5話で交わしあった思いが通じ
コーネリアが指令を出す事がない、スザクに命令を与えることとなり、
結果、チェックメイトをかけたゼロのイレギュラーとなる。

それぞれのエゴが連なる構成に息を飲みました。すごかった。

騎士団視点では、ランスロットと互角に戦える紅蓮の戦力の大きさを見せながら
まだ組織としては至らない、ゼロの己を過信しすぎた部分が見られました。

スザクの過去、CCの過去など盛りだくさんに詰まっていて、素晴らしい回でした。


●コーネリア軍 VS 黒の騎士団●

解放戦線はコーネリア軍に圧倒され、その動きから本拠地を特定されてしまいました。
そして、本拠地を目の前にしてコーネリア軍の勝利かと思われたとき
黒の騎士団がコーネリア確保の為に、
紅蓮の輻射波動を使いコーネリア護衛隊めがけて土砂崩れを起こします。

勝利を目の前にしたコーネリア軍は、いきなり戦力を20%まで削られまさに形勢逆転。

コーネリアの後ろ備えとして配置されていたジェレミアは
自らの功績、汚名を晴らすためにゼロを目掛け、
ジェレミア、キューエル達純潔派は次々と、ゼロの護衛、紅蓮弐式に倒されていきます。


ここで、ヴィレッタの対応。
ジェレミア→「ジェレミアがやられた?!」
キューエル→「キューエル卿!!!!!」


ジェレミア、呼び捨てです(´Д`)


コーネリア隊まで突破しようとするゼロとその護衛部隊、(紅蓮は別行動)
しかし変わらずヴィレッタ達純潔派にくい止められ、押しも引きもしない状態です。

ブリタニア軍はさらに戦力を増やそうと、空軍の援護を出そうとし、
解放戦線は藤堂ら四聖剣が駆けつけます。

藤堂 「この山崩れが人為的なものであれば、我らはコーネリアの背後をつけるはず
     コーネリアを捕縛せよ。今こそ七年前の借りを返すぞ!」

四聖剣「はい!我ら四聖剣の誇りにかけて!」



コーネリア隊は下から解放戦線に奇襲を受けます。
ギルフォード「殿下!ここは私たちにまかせ、一旦お引きください!」
コーネリア 「よし。ならば逆手にとってやる。刃をまじえた後、ポイント9まで来い!

別区画に移動して、解放戦線をおびき寄せて正々堂々と叩いてやるというコーネリア。
さすがガツガツしておられますね。
ルルーシュはこのコーネリアの性格を読んで、ポイント9にカレンを行かせていました。スゲー。
ホテルジャックのユーフェミアの時といい、策士というべきか無謀というべきか

しかし、ゼロは純潔派やその下にいる親衛隊を抑えなければ、後々の計画に差し支え場を離れることが出来ません。
騎士団員「なあ、カレンに戻ってきてもらったほうが…」
ゼロ   「駄目だ。今、配置を変えると作戦が崩れる
     (…とはいえ、まずいな。このままでは、親衛隊まで相手にすることに…)」



土砂崩れで生き残ったダールトン隊も、解放戦線が全戦力を投入した事により、
コーネリアの援護に向う事が出来ません。

ダールトン 「転進だ!何が何でもコーネリア総督と合流するぞ!」
ブリタニア兵「敵の本拠地は目の前です。それに背後から攻撃を受けると甚大な被害が…」
ダールトン 「馬鹿者!姫様を失ったら、この戦いそのものが終わってしまうわ!!」

ゼロとその護衛 VS 純潔派
ギルフォード隊 VS 藤堂&四聖剣(解放戦線)
山崩れで生き残ったダールトン隊 VS 解放戦線(片瀬)
ポイント9にコーネリア単独



●G1のユフィ

軍兵 「ユーフェミア副総督。このG1を突入させましょう。総督を…」
ユフィ「なりません!」
軍兵 「しかし、ギルフォード隊長が動けないということはコーネリア総督のお命が…」
ユフィ「なりません!ここには野戦病院も設置されています。避難してきた周辺の住民もいます
それにこのG1ベースは本陣の象徴。何があろうと動くなという総督の厳命。ですから、だから……え?」


「ど~もどぉも~ぉ。特別派遣嚮導技術部でございまぁす!」


ロイドさんさすが狙い時に慣れていらっしゃる。ピンポイントです。

スザク 「ユーフェミア副総督、お願いします!!特派に命令を与えてください!!」

駐軍しているだけのイレギュラーはおとなしくしてろ!
総督救出の功績がほしいのだろ?
たった一機で状況をかえられるなら、誰も苦労はせん!
それにナンバーズなど…

軍兵のあからさまなイレブン差別。



(…ユフィ…)
(ユフィ…?)


それは、二人の思いを知ったシンジュクで、ユーフェミアがスザクに教えた愛称。
スザクは信じて欲しい、任せて欲しい。と言う意味でいったんでしょうね。

スザクはユフィがこれ以上大切な人を亡くさないために、シンジュクまで出向いていた事を知っている。
ブリタニア人の暴言から庇ってくた事を知っている。
ユフィはスザクが片思いばかりの辛い状況でもなにかを変えようと頑張っている事を知っている。


ユフィ 「わかりました、頼みます」

二人だけで想いが通じた瞬間。こういうのいい!
男と女とかでもいいんだけど、人と人としてね。


姉の命が危険にさらされても、市民の安全の為にG1を動かさない。
周りの自己主義な軍人に促されても、その意思を守りきるユフィ。
この子は、本当に周りの事を考える子なんですね。

しかし反面、「姉の命令」と従うところを見せている点で、自分では何も出来ないというところも示されていました。


●ゼロのよみ

騎士団メンバー「ゼロ。コーネリアが下から奇襲をうけたって」
ゼロ 「なに?どの班が動いた?」
メンバー「うちじゃなくってに、解放戦線らしい」
ゼロ 「こっちの狙いをよんだヤツがいたか…、優秀だな。
     なら、親衛隊の足止めはやってくれるはず


ギルフォードは未だ、藤堂らに足止めされてその場を動けずにいます。
ギルフォード「何?ゼロが転進した?!」
ヴィレッタ 「はい、我々はこのままそちらの援護にまわります」

ここでヴィレッタがコーネリアがポイント9にいるという情報を受けていなかったのは、
ブリタニア軍の情報伝達の落ち度・・というか自分で片をつけようとした、コーネリアの性格の落ち度かorz


その頃のポイント9

ゼロのよみどおり、コーネリアがポイント9に来たコーネリアが待機させていたカレンと鉢合わせていました。


コーネリア「下衆の分際で!」
コーネリア「卑怯者!後ろから撃つとは!」

ゼロ   「ほお?ならお前たちの作戦は卑怯ではないと?」

発する言葉も、シスコンな所も、現実的なところも似てるこの姉弟。
なんだか、大規模に人を巻き込んだ姉弟喧嘩に思えてきました。
いや、世界を変えるための姉弟喧嘩よね。そんな言い方したら、不謹慎。


新型の紅蓮弐式の戦力に圧倒されてもなお、コーネリアは負けを認めません。
コーネリア  「ギルフォード。我が騎士ギルフォードよ。ダールトンと共にユフィを補佐してほしい」
ギルフォード 「殿下!」
コーネリア  「私は投降はせぬ。皇女として最後まで戦うのみ!」

ゼロ 「フンッつまらん選択を」

ポイント9に行くとよんでいたルルーシュならそれくらいわかっていたんじゃないの?
それでもポテンシャルを考えれば充分捕獲出来ますよね。


●スザクの意思

ランスロットが発進する前にロイドがスザクに尋ねます。

ロイド 「君は人が死ぬのを極端に嫌うねぇ。なのに軍隊にいる。なぜだい?」
スザク 死なせたくないから、軍隊にいるんです
ロイド その矛盾はさ、いつか君を殺すよ
スザク 「ランスロット 発進します・・・」


ロイドさん直球返し^^;

スザクは何か思うことはあるんでしょうね。
発進の掛け声にいつもの威勢のよさがありません。
でも頑なにルールを曲げない。(全部見てからここを見返すと、自分を規制しているようで辛いです


●ランスロット VS 紅蓮弐式

ランスロットはヴァリスで間の障害を突き破って一直線に現場に急行します。

コーネリア 「特派だと?誰の許しで…?」
ギルフォード「しかし助かった。あのランスロットならば…
ギルフォードが実力を認める発言をしていますよ。


カレン 「シンジュクの借りをここで!!」
スザク 「まさか!? ランスロット並の速さ?」
カレン 「こいつさえ倒せば!そんな武器なんかぁぁ!!!!」
イレブンに戻りたいカレン、人を殺めたくないスザクの思いがぶつかり合います。

ランスロットのヴァリスを紅蓮弐式が手で受け止め、互角の戦力を見せ付けます。
ヴァリスはホテルジャックにて、ブリタニア軍がかなわなかった解放戦線、雷光の超電磁式榴散弾重砲を
突破するほどの威力です。

紅蓮は受け止めたことで、右手を損傷して戦闘が不可能になります。
ゼロはランスロットという強力な突破力が出てきて、紅蓮が戦えない以上、目の前にコーネリアがいながらも引くしかありません。ブリタニア空軍もそろそろ来るはず。

ゼロ 「ぐぅぅぅぅ…   退くぞ!全軍、脱出地点に移動させろ!
     これ以上は消耗戦になる。撤退だ!」


前回はゼロが戦略であと一歩のコーネリアに形勢逆転。
今回はランスロットの戦術で形勢逆転。
いやぁ、おもしろい。


●撤退する騎士団

玉城 「なあ、本当に退いちゃっていいのかよ?」
扇  「勝ったのは事実だし、これ以上…」
玉城 「日本解放戦線を囮にして逃げるしかないってかー?」
カレン「そんな言い方、嫌いなんだけど」
扇  「ああ、人間はゲームの駒なんかじゃないんだ。
ゼロだってそんなことは考えていないはずさ。
そうじゃなきゃ、俺たちまで駒として使われているってことになってしまうよ。
でも、ありえない。彼のブリタニアに対する怒りは本物だ。
怒りを知る人間は、悲しみも知っているはずだから


まぁ、駒ですけどね。
怒りは本物ですけど、使えないとなるとルルーシュは切り捨てますよ。

今さら解放戦線と組むのか?と言っていたゼロですが
結局最後は組む事になり、解放戦線もこれを好機として7年前の借りを返そうとし
ブリタニア軍に大きな傷を残したのでした。


●イレギュラー

ゼロはまったくのイレギュラーだったランスロットから必死で逃げるも、
ランスロットにのったスザクに勝てるわけがありません。
追い詰められ、ポッドを破損され袋の中の鼠となりました。


スザク 「ゼロ。君には恩がある。
君の行動のおかげで救われた人がいて、多くのイレブンが陰から協力していることも知っている。
でも、君のやり方は…間違っている


ゼロもスザクのやり方を間違ってるって思っているわけですが、
スザクは、自分の正義の矛盾が見えていないところが問題ですよね・・・。


その時。
C.Cが現れスザクにショックイメージを見せます。
C.Cのおかげでピンチを逃れたのは、ナリタの時とあわせてこれで2回目です。


スザクはショックイメージで父親のトラウマを見せられます。

スザク 「父さん…?嘘だ…、死んだはずなのに。違う、そんなつもりじゃ…。
      僕は…、俺は!」
     「俺はああするしかなかったんだッ!!!」


その後ルルーシュがC.Cに触れ、スザクのショックイメージを共有しましたが、
ルルーシュは自分のショックイメージだと思って終わったんでしょうか。


スザクが精神に異常をきたした事でランスロットが暴走状態になり、
ルルーシュはなんとかその場逃れをしました。

洞窟に移動し、ランスロットの暴走で負ったC.Cの傷の手当てをします。

ゼロの心配していたカレンは通信を受け、さっそく洞窟に向いますが
仲間として紹介されたC.Cに、何か特別らしい関係を察し表情を曇らせます。



スザクはその後、エナジーフィラーが尽きるまで暴走状態となり、
いまだショックが収まらずにいました。
コーネリアには機体の不具合と言う事で話が通った様子ですが、
スザクに助けられたことにはまったく恩を感じていないようです。

コーネリア 「兄上の部隊らしからぬ失態だな」

これもスザクに与えられた現実です。

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己の作った騎士団の力と策略で勝てると思い込んだルルーシュ、
己の力を過信しすぎてポイント9に引き寄せた、たコーネリア。

「人は、誰しも己の勝利を、存在を信じたがるものだ。されど、時と運命の前に、信じるという行為はあまりに虚しく、そして儚い」


●NEXTSTAGE●
まだ足りない。コーネリアを追いつめる何かが。それを埋めるためには、おそらく俺自身が何かを乗り越えなければならないのだろう。そして黒の騎士団は、あるべき次に向かわなくてはならない。そう、そのために必要ならば俺は・・・。


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