式根島でアバロンから放たれたハドロン放の下にいたスザク、ゼロ、カレン、ユーフェミアは
神根島に「移動」していました。
スザク「……ランス、ロットは?…ゼロ!…ダメだ。何も思い出せない」
●スザクとカレン
スザクは、島の形状で違う島に居ると判断し、水場を確保してビバークを作ろうと滝の見える方向へ向かうと、
先客を見つけます。
見覚えのある姿にスザクは咄嗟に声をかけますが、カレンはスザクに気づくとナイフを持って襲いかかろうとします。
しかし、訓練された人間の超人スザクは、カレンを簡単に交わして組み敷き、
カレンがニッポン人とのハーフで、騎士団のメンバーである事を知ります。
スザク 「カレン、カレン・シュタットフェルト。君は」
カレン 「そんな名前で呼ぶな!私は紅月カレンよ。日本人の!」
スザク 「あ、じゃぁ本当に」
カレン 「私は黒の騎士団。いまさら隠す気はない」
スザク 「では、紅月カレン、君を拘束する。容疑はブリタニアへの反逆罪だ」

そんな名前で呼ぶな!って・・・紅月姓を知らないスザクにとっては理不尽です。
そして、正体を知りたいばかりに、女性が裸でいるという事も気にせず話しかけてしまうのがスザクらしいよ。
ルルーシュなら絶対影で観察するよなぁ。(変な意味じゃなくて
その制服は・・・って制服見えてるなら、裸もよく見えてると思うんですが、理性硬いですね(笑)
シャーリーを倒したときは顔を赤らめるなど、成人男子的な部分はある子なんで、完全に軍人モードなんでしょうね。
刀向けられてるんで当たり前ですが。
スザクはカレンのハチマキを使って両手を縛ります。(どうやって服を着せたんだか)
カレンはスザクと同じように島に来た経緯の記憶がなく気づいたらこの島に流れ着いていました。
スザク 「ゼロが助けに来ると・・?じゃぁその前に教えてもらおうか。ゼロの正体を。」
カレン 「自分で確かめたら?」
スザク 「そうか、君も知らないんだね」
カレン 「え?どうして…」
スザク 「やっぱりか」
カレン 「引っ掛けたの!?」
スザク 「正体を隠しているよりましさ」
スザク 「君はどうしてゼロに従うんだい?」
カレン 「さぁね。自分で考えたら?」
スザクは、前々回、贖罪の正義とバラされ、今回のように引っ掛けるやり方をしたり、人間的にスレた感じが出てきてますねw
●ルルーシュとユーフェミア
ゼロは、植生や気温で別の島だと判断し、助かる術を見出そう思考を巡らせますが、コマがいないので立ち往生しますw
ふと気配を感じ側を見るとユーフェミアが立っており、咄嗟に銃口を向けます。
ユフィ 「ルルーシュ・・・なのでしょう?誰にも言っていません本当です。だから私を撃つ前にせめて・・・」
団員にも明かしていない素顔を、ブリタニア側の副総督に知られていた事に驚愕し、冷や汗を垂らすゼロ。
しかし、観念して仮面を外し顔を見せます。
ユフィ 「ルルーシュ・・・」

この涙!
しかし、クロヴィスの時みたいに、『だけど、綺麗事じゃ世界は変えられないから・・・バーン!!!』
みたいにはならないんですね。
皇族を殺したら、皇帝が出てくるとか、ユフィに『クロヴィスを殺したのは皇帝の子供だから』なんて
言ってたのはなんだったんでしょうか。
こんな風に喋ちゃったら、情が積もって余計修羅になれなくなるんじゃないの・・・。
この差別はなんなんだと思いますが、こんな涙を流すユフィを、皇族の中でも特別に思っていたという事なのでしょうね。
ホテルジャックで言いすぎちゃった事からも(少しルルーシュが出ていた)それはわかります。
(ホテルジャックはルルーシュのことなので本当にヌルかっただけの可能性もありますが)
「いつから気づいていた?」
「ホテルジャックの時…」
「そうか・・・あの時は思わず言い過ぎたよ」
「でも、確信したのは今さっき」
「ふっ、甘いな俺も。しかし、何故コーネリアに相談しなかったんだ?」
「お姉様は私の言う事なんか……。それに・・・それ以上に悲しくて…。……ナナリー、どうしてる?」
「一緒に暮らしている。でも身体のほうはまだ…」
「憎んでいるんでしょうね」
「一つだけ教えてくれ。君は母が殺された事件について何か・・・」
「ごめんなさい。でも、お姉様はいろいろ調べているみたい。マリアンヌ様はお姉様の憧れだったから」
「…私も聞いていいかしら? 貴方はゼロ?…それとも・・・」
「ルルーシュだよ。あぁ、今ここにいるのは君の知っているルルーシュだ、ユフィ」
「ル…ルルーシュ……」
うん。普通に考えて証拠も何もないのに仮面とっちゃうなんて、らしくないよね。
ユーフェミアへの甘さが際立ちすぎてるよね(^_^;)
お前はホテルジャックの時、ユフィを助けてみせると言われてうろたえたコーネリアと同じか!
でもコーネリアでさえ「なんの事かわからないな」って一応言ってたぞw
今は、結果優先のゼロの顔よりも、昔のルルーシュの顔を取りました。
今後会った時は容赦ない、という事だったのでしょうか。
ルルーシュは、コーネリアがマリアンヌに憧れていたという事くらい当然知っていたと思うので、
(性格をあれだけ覚えているのだから)
暗殺に関わった人物ではなく、ただ事実を知っている人物 として捉えているんでしょうかね。
「安心したらお腹がすいちゃいました」って、ユフィ単純だなぁ(笑)
ルルーシュといえど、クロヴィスを殺した相手ですよ。
この子と居たら和みすぎて、日頃の喧騒とか忘れてしまいそう。毒気を抜かれるというか。
あ、ルルーシュの気持ちがちょっとわかりました(´д`)
●式根島
式根島では、軍がハドロン砲に打たれて消えてしまったユーフェミアを必死に捜索していました。
軍人「お飾りの副総督ならば、らしくしていればいいものを!コーネリア様の耳に入ったら・・・」
5話で、純潔派がユフィに対してガチガチに忠誠を誓っていたのは、皇族に忠誠を誓う主義だったからで、
他ではどこへ行っても、影でお飾り呼ばわりです。
アバロン内では、シュナイゼルが特派と顔を合わせていました。
セシルさんはスザクの騎士任命の回で言っていたように、シュナイゼルとは面識がなく、会うのは初めて。
ロイドさんは、スザクを殺そうとした人(誰の指令か気付いてたのに)を目の前にしてもやはり機会優先で、
フロートシステムとハドロン砲の実用化でシュナイゼルと楽しそうに喋ってます。
どこまで壊れてて、どこまで情があるのかつかめない人です。
セシルさんは、保身など考えず、スザクを囮にした命令についてシュナイゼルを問い詰め、株が上がりました。
シュナイゼル 「あの状況でも忘れてはならないこと は優先順位です。そしてイレギュラーが起これば彼が助かる可能性もあった。そこに 賭けたのです。ユフィの騎士であり、特派の重要なパイロットである柩木スザクに」
「部下を守れない私が悪いのです。申し訳なかった」
物は言いようですね。
優先順位のために、ユフィの騎士であり、特派の重要なパイロットである枢木スザクを囮にした事には変わりないのに。
セシルさんは、納得したのか、それ以上問いただす術もないと思ったのか、まるめこまれる形になりました。
シュナイゼルは、ユフィの事を知らされて(描写がないのでわかりませんが)、
普通に命令を下していたとしたら、軍人が恐れているコーネリアが怒るどころじゃすみませんよ。
(コーネリアには知らなかったなどと言って丸め込みそうですが)
ユフィの事が知らされていなかったとしても、
ロイドが「それでもダメじゃないかな?」と言っていたのを見ると、結果の為に手段を選ばない人物なのは明らか。怖
シュナイゼルはイレブンを差別しないで実力がある人物を認めるが、使えるものは使うというコマとしてで切り捨てるときは切り捨てる。
『今』という状況に対して対策を取る人物だと見て取れます。
そして、アバロン内にランスロットがあったことから、スザクはランスロットで回避した訳ではなく
外部からの何らかの力で神根島に飛ばされたみたいです。
●スザクルルーシュ対比、食料調達~夕食
〈スザクとカレン〉

スザクが海の中で魚を素手で獲っています。
スザクがここに来て生き生きしてますよ。
カレンはそれを見て素直に褒めるなど、さっきまでの緊迫した雰囲気との中に学園での関係が見えつつあります。
強情だなぁとスザクは言うけど、逆の立場だったらスザクも強情になっていると思うよ(´∀`)
っていうか、お前が一番強情キャラだから!
夕食は、海で獲れた魚や貝など種類も豊富。
満腹になるまで食べたカレンはある意味素直じゃないのか(笑)
そんなカレンのくるくる変わる表情を見て、スザクが即答で褒めています。
スザク 「今が本当の君の姿なのかい?」
カレン 「そーよ!文句ある?」
スザク 「いや、学校にいるよりよっぽど生き生きとして魅力的だよ」


恥ずかしがるカレンを見て微笑むスザクw
シュナイゼルが言うと胡散臭い事言ってんなーって感じだけど、スザクは真っ直ぐですから。
本人わかってないでしょうが天然タラシになってる部分がありますねw
敵という障害がなければ、カレン→スザクっていうのは十分有り得そう(´∀`) っていうか王道パターン。
〈ルルーシュとユフィ〉

ルルーシュは野生動物を捕まえようと、落とし穴を掘りますが、体力が追いつきませんw
頭で考える人って現実でもそういうモノなので、それが人間味になっていて親近感がわきます。
(スザクの超人的な所といい極端ではありますが)
ユフィは手伝うと言いますがルルーシュは「皇女殿下に肉体労働は・・・」と譲りません。
「皇女殿下」なんて言っちゃってる時点で、本当にルルーシュに戻ってますよ・・・。あんた皇族殺しが目的だったのにね。
ユフィは果物を探しに行く時、ヘタってるルルーシュを見て微笑んだりして、完全に穏やかな雰囲気です。
夕食は、ユフィが採ってきた柘榴。
ユフィ「明日には出来ると思いますよ、落とし穴」
ルル 「・・・」
皮肉じゃなくて励まそうとして言ってるであろうユフィがウケる。
●騎士団(結果vs過程)
藤堂 「やはり、これ以上この海域に留まるのは危険だ。引き返そう」
扇 「あぁ」
ディート「いえ、あくまでここに留まりゼロを探すべきです」
扇 「確かに」
藤堂 「だが、捜索隊すら出せない状況…。ラクシャータのおかげで隠れていることはできても、
もはやゼロやカレンが生存している保障すらない。一歩間違うと組織の存亡に関わる」
ディート「何を言うのです。逆です。ゼロあっての私達。ゼロがいて、初めて組織があるのです」
藤堂 「人あってこその組織だ。貴様の物言いは実にブリタニアらしいな」
ディート「…っではお聞きしたい。ここには様々な主義主張の人が集まっています。
しかし、紛いなりにもそれがまとまっているのは何故ですか?結果が出ているからでは?
そして、その結果を出しているのは、誰なんですか?」
藤堂 「結果は認めよう。しかし、全員の命と比べられるのか?」
ディート「時として、ひとりの命は億の民より重い。元軍人なら常識のはずです」
藤堂 「ここでそれを言うか…」
扇 「ともかく、こうしよう。
ブリタニアの警戒網の外、安全な海域ギリギリでとりあえず明日いっぱい待つっていうのは?時間制限をつければ」
藤堂 「…よかろう」
ディート「…仕方ありませんね」
前にスザクを暗殺しようとした際「こんなやり方では日本人の支持は得られない」と言っていた藤堂。
仲間を大事にする四聖剣のように、過程を重んじる。
解放戦線の事を知ったら、間違いなく抜けるでしょうね。
それを解って仮面を被り、組織をまとめ、結果を出そうとしているゼロを崇拝するディート。
ゼロ同様結果(というかカリスマ性)優先。
まぁ、四聖剣も藤堂も、ゼロの作った騎士団の力なくして今はないので
ディートの考えに分があるのかもしれません。
個人を大事にしても、まとめ役がなければその意味すらないぞ!と。
でも藤堂はそのゼロに必死にあがいて死んでいけ! 自分のために咲き乱れて散れ!
と言われて、騎士団に入る事を決めたので、ゼロの結果を認めつつ、命を大事にしたい訳ですよね。
答えが出ない所を、扇がなんとかまとめました。
こういう場面では扇の性格もなんとか役立つわけですねwww
そして玉置と対等に言い争ってるCCってある意味すごい。スルーしとけばいいのに(´▽`)
●誇りを取り戻すために。過程と結果


「……カレン、騎士団を抜けるんだ。今ならまだ……捕まったテロリストの末路は悲惨だよ」
「やけに温いと思ったらそれが本音?お生憎ね。私はゼロの親衛隊隊長よ。ナイトメアであんたとも戦ったわ」
「あの紅いヤツ?」
「そうよ。刺し違えてでも、いつかあんたの白兜を仕留めてみせるわ」
「カレンのやり方では未来はないよ」
「なら、あんたの未来は?支配体制の犬になって、ただ生きているだけ!名誉ブリタニア人?第3皇女のナイト様?
はっ、最後の侍、枢木ゲンブの名が泣くねっ!!」
「……」
「私は違う!この間違った世界を変えてみせる!じゃないと・・・そうじゃなきゃ兄さんが浮かばれない。だから私は闘う!
勝つためなら手段は選ばない!」
「………・・・カレン、僕はね・・・・父を殺したんだ。父は自決したんじゃない。僕が殺したんだ。・・・この手で・・・」
「ゼロは僕の父と同じだ。世界は自分を中心に存在していると思っている。だから多くの血が流されることを承知で…」
「だから今を受け入れろって?!そんなのが平和なの?命より大事なモノってあるでしょ!!」
「諦めろと言うつもりはないよ。…でもね、僕は知っているんだ。間違えたやり方で得た結果が何を残すか。
行き場のない虚しさと、後悔だけだって」
「……………じゃあ教えてよ…お兄ちゃんが生きていた意味って何?」
「!」
「間違っているとか正しいとか、誰が決められるっていうのよ」
リタニアの不条理さが罰にもなっているスザクが、カレンを説得しても無理がある。
たぶん、罪を犯していないスザクならば
恭順派の思想を持っていても、軍事法廷の時点でさすがに「現実」を見れていたかもしれません。
ルルーシュも4話予告で「スザクならわかるはずだと思っていたのに」と言っていましたね。
昔のスザクならわかっていたはず……。
「世界は自分を中心に存在していると思っている」
スザク、その言葉お前の今の状態にも以外と当てはまるんだぜ。
罪のトラウマから、それは間違った答えだ。僕は知っているんだっていう態度がね。
カレンに同じ思いをさせたくないっていう気持ちで説得したんだろうけどね…。
「お兄ちゃんが生きていた意味って何」
スザクはカレンが兄の生きていた過程を無駄にしないためにも結果を求めている事を知り、
父の死という結果を無駄にしないためにも過程を重んじる自分を見つめます。
スザク (みっともなく足掻いて生きる意味を追い求める・・・醜いな俺は)

生きて足掻くも、その先に見ているのは死…。死ぬ為に理由を求め足掻くスザク。
●ユフィとルルーシュの昔


「星は変わりませんね、あの頃のまま。
昔、皆で見上げたあの星空と・・・あの頃のままでいられたらどんなによかったでしょう」
「………」
「戻れないのですか?」
「……そうだね。戻れたら、どんなに良いだろうね」
しかし、すでにその答えはリフレインの回の予告でルルーシュが言っていました。
『過去の思い出?そんなモノに浸れるヤツは幸せだ。明日が必ず来ると思っているのだから。
しかし、それは誰が約束したものなのか。
カレンがそれを乗り越えようとしているのなら、信じてもいい。そう、俺達は今を生きるしかないのだから・・・』
そんな事は、クロヴィスを殺した時から分かっていたことだし、
もうルルーシュは何人も人の命やエゴを奪ってきた。
特別な存在のユフィを巻き込んででも、自らの信念を突き通していいのか。ってなってるんだとは思いますが、
本当にルルーシュは命に序列があるんですよね。
まぁ、序列なんてつけてはいけないとわかっていても、自分の意思では管理出来ないのが情なんでしょうが・・・。
ルルーシュ (俺は・・・ユフィ、俺自身が生きるためにも・・・ )
● 思考エレベーター
シュナイゼルはギアス関係の遺跡、思考エレベーターを探る為に神根島に来ていました。
スザクを探す事は、たぶんすごい後付け。
バトレー 「同様のものが世界の数箇所で見つかっており、私が発見したここを除きすべてが天領とされております。
各国の対しての侵攻計画は、これらのポイントに沿って行われているものかと」
皇帝の秘密ですね。
シュナイゼルは、父親の真意を探るために、調査をしているようです。
●現実(今)の世界へ
カレンとスザク/ルルーシュとユフィは、山頂から漏れた明かりを見つけ、その方向に向かって歩いていました。
ユフィ「ルルーシュ、捜索隊が居たらこの時間も終わりなの?」
ルル 「仕方ないさ。フッ・・・・こんな頼りない騎士がお供じゃ食事すらね。
それに枢木スザク、君の本物の騎士は彼のものだから。・・・聞いていいかな?どうして名誉ブリタニア人を?」
ユフィ「それは・・・」
突発的で感情的だった騎士任命。
今はまだ実現しようとしている事は結果がまるで見えていないので、言うのは気が引けたんでしょうか。
ルルーシュにもお飾りとして見られているだろうし。(ルル:どうしてコーネリアにに相談しなかったんだ?)
(↑20話見て、自分の気持ちに気付いていなかったからっていうのがわかりました///)
ルルーシュが人気を感じ草むらに隠れると、カレンとスザクがやってきます。
カレンも島に飛ばされていて、スザクに騎士団メンバーと言う事がバレて束縛されている事を知ります。
しかし、生きていたスザクを見て安心したユフィが立ち上がり、隠れているのがバレてしまい、
ゼロはユフィを囮として見せかけカレンと交換しようとします。
しかし、聞く耳を持たず、近づこうとするスザク(^_^;)
スザク「ゼロ、お前はまた!」
ゼロ 「卑怯だというのか?フフッ、いかなる犠牲を払おうとも、テロリストを排除する。君もこのルールに拘り主を見捨ててみぬか?その享受はもはや破られたというのに」
前回囮として使われたスザクに、その言葉はイタイ、イタすぎます。
カレンは手を拘束されながらも、スザクを後方から襲い捕獲しますが、スザクは隙を見て交わし、ユーフェミアの元へ向かいます。
スザク、ゼロがルルーシュじゃなかったらユフィ殺されてるから( ̄▽ ̄;)
ゼロ 「この石頭が!」
爆笑。
その時、ロイドが思考エレベーターに、ガウェインのドルイドシステム(皇歴2018年で最先端の電子解析システムで索敵能力に優れる)を使った事で、
ちょうど思考エレベーターの上層に立っていたゼロたち4人が足場が崩れるとともに、ロイドたちの目の前に落ちて来ます。

ルルーシュはギアスのある左目が光り、スザクは思考停止しましたが、カレンは何も変化がありません。
どういう事なのでしょうか。
軍人のユーフェミアの援護射撃を交わしながら、ゼロは目の前にあったナイトメア、ガウェインを乗っ取ります。
ゼロ 「ありがたい。無人の上に起動もしているとは!フッハハついている!」
ここで一発シュナイゼルに向けて撃っておけば、殺せた気もしますが、今は・・って言ってたので余裕なかったようです。
ガウェインの肩部にカレンを乗せて、ブリタニア軍のナイトメアを突破しようとしますが、試作機のため攻撃は未完成でした。
しかし、フロートシステムを使い上空へ飛行し、軍から逃れ、島からの脱出に成功します。
カレンが軍のナイトメアの攻撃を受けて死亡しなかったのは奇跡だと思うよ。うん。



シュナイゼル 「よい、所詮は実験機。それより二人の無事を祝おうではないか」
ユフィを見たときのこの微笑み!
どこまでが演技で、どこまでが仮面なのでしょうか。(ただ知らなかっただけかもしれませんが)
ユフィがあの時の命令は誰が?とセシルさんのように問いただしても、同じく丸め込まれるんでしょうね。
●スザクに使ったギアス
ルルーシュ「スザク・・・すまない・・・お前にだけは使うつもりはなかったのだが・・・」
式根島で囮命令に対して、ルールを破るよりいいと死を選んだスザクでしたが、
ゼロは、スザクの意思を、考えを曲げるとわかっていてもギアスをかけました。自分が助かるためにも。
ゼロ 「生きろ!!!!!!!!!!!」


スザク「うるさい!知ったことかそんなもの!俺は生きなきゃいけないんだ!」
こんな風に本当に心から思えるようになるといいんですが。
「俺」となっているのは、僕化をとことん無視されたからでしょうね。
「僕」スザクは形成された立派な人格だと思ってるので演技とは思いません。
「本当に・・・・・自分が・・・・?」

うぅう・・・・・・。生きていてくれたのは嬉しいけど、可哀想。
スザクにとっては一番したくないことをしたのだから。
この生きろギアス、今後スザクは戦いで身の危険を感じると、ギアス発動して逃げるって事でしょうか。
その度に、スザクは苦しむことに・・・・。
そして、シュナイゼルはイレブンを平等扱いはするものの、弱肉強食の原理はブリタニアの国是と変わらず
ルルーシュが手強いというほどの強者。
其の元にいるユフィとスザクの主義が通るのかが、更に危うくなってきました。
---------------------------------------------
●NEXTSTAGE●
シュナイゼルは何故あの島にいた?あの場所に何が隠されているというのか。そしてユフィ、しばらくは信用できるはずだがカレンとスザクのこともある。いや、今はキュウシュウへの対応が先だ。それによって黒の騎士団の、俺自身のこれからが決まるのだから。
神根島に「移動」していました。
スザク「……ランス、ロットは?…ゼロ!…ダメだ。何も思い出せない」
●スザクとカレン
スザクは、島の形状で違う島に居ると判断し、水場を確保してビバークを作ろうと滝の見える方向へ向かうと、
先客を見つけます。
見覚えのある姿にスザクは咄嗟に声をかけますが、カレンはスザクに気づくとナイフを持って襲いかかろうとします。
しかし、訓練された人間の超人スザクは、カレンを簡単に交わして組み敷き、
カレンがニッポン人とのハーフで、騎士団のメンバーである事を知ります。
スザク 「カレン、カレン・シュタットフェルト。君は」
カレン 「そんな名前で呼ぶな!私は紅月カレンよ。日本人の!」
スザク 「あ、じゃぁ本当に」
カレン 「私は黒の騎士団。いまさら隠す気はない」
スザク 「では、紅月カレン、君を拘束する。容疑はブリタニアへの反逆罪だ」

そんな名前で呼ぶな!って・・・紅月姓を知らないスザクにとっては理不尽です。
そして、正体を知りたいばかりに、女性が裸でいるという事も気にせず話しかけてしまうのがスザクらしいよ。
ルルーシュなら絶対影で観察するよなぁ。(変な意味じゃなくて
その制服は・・・って制服見えてるなら、裸もよく見えてると思うんですが、理性硬いですね(笑)
シャーリーを倒したときは顔を赤らめるなど、成人男子的な部分はある子なんで、完全に軍人モードなんでしょうね。
刀向けられてるんで当たり前ですが。
スザクはカレンのハチマキを使って両手を縛ります。(どうやって服を着せたんだか)
カレンはスザクと同じように島に来た経緯の記憶がなく気づいたらこの島に流れ着いていました。
スザク 「ゼロが助けに来ると・・?じゃぁその前に教えてもらおうか。ゼロの正体を。」
カレン 「自分で確かめたら?」
スザク 「そうか、君も知らないんだね」
カレン 「え?どうして…」
スザク 「やっぱりか」
カレン 「引っ掛けたの!?」
スザク 「正体を隠しているよりましさ」
スザク 「君はどうしてゼロに従うんだい?」
カレン 「さぁね。自分で考えたら?」
スザクは、前々回、贖罪の正義とバラされ、今回のように引っ掛けるやり方をしたり、人間的にスレた感じが出てきてますねw
●ルルーシュとユーフェミア
ゼロは、植生や気温で別の島だと判断し、助かる術を見出そう思考を巡らせますが、コマがいないので立ち往生しますw
ふと気配を感じ側を見るとユーフェミアが立っており、咄嗟に銃口を向けます。
ユフィ 「ルルーシュ・・・なのでしょう?誰にも言っていません本当です。だから私を撃つ前にせめて・・・」
団員にも明かしていない素顔を、ブリタニア側の副総督に知られていた事に驚愕し、冷や汗を垂らすゼロ。
しかし、観念して仮面を外し顔を見せます。
ユフィ 「ルルーシュ・・・」


この涙!
しかし、クロヴィスの時みたいに、『だけど、綺麗事じゃ世界は変えられないから・・・バーン!!!』
みたいにはならないんですね。
皇族を殺したら、皇帝が出てくるとか、ユフィに『クロヴィスを殺したのは皇帝の子供だから』なんて
言ってたのはなんだったんでしょうか。
こんな風に喋ちゃったら、情が積もって余計修羅になれなくなるんじゃないの・・・。
この差別はなんなんだと思いますが、こんな涙を流すユフィを、皇族の中でも特別に思っていたという事なのでしょうね。
ホテルジャックで言いすぎちゃった事からも(少しルルーシュが出ていた)それはわかります。
(ホテルジャックはルルーシュのことなので本当にヌルかっただけの可能性もありますが)
「いつから気づいていた?」
「ホテルジャックの時…」
「そうか・・・あの時は思わず言い過ぎたよ」
「でも、確信したのは今さっき」
「ふっ、甘いな俺も。しかし、何故コーネリアに相談しなかったんだ?」
「お姉様は私の言う事なんか……。それに・・・それ以上に悲しくて…。……ナナリー、どうしてる?」
「一緒に暮らしている。でも身体のほうはまだ…」
「憎んでいるんでしょうね」
「一つだけ教えてくれ。君は母が殺された事件について何か・・・」
「ごめんなさい。でも、お姉様はいろいろ調べているみたい。マリアンヌ様はお姉様の憧れだったから」
「…私も聞いていいかしら? 貴方はゼロ?…それとも・・・」
「ルルーシュだよ。あぁ、今ここにいるのは君の知っているルルーシュだ、ユフィ」
「ル…ルルーシュ……」
うん。普通に考えて証拠も何もないのに仮面とっちゃうなんて、らしくないよね。
ユーフェミアへの甘さが際立ちすぎてるよね(^_^;)
お前はホテルジャックの時、ユフィを助けてみせると言われてうろたえたコーネリアと同じか!
でもコーネリアでさえ「なんの事かわからないな」って一応言ってたぞw
今は、結果優先のゼロの顔よりも、昔のルルーシュの顔を取りました。
今後会った時は容赦ない、という事だったのでしょうか。
ルルーシュは、コーネリアがマリアンヌに憧れていたという事くらい当然知っていたと思うので、
(性格をあれだけ覚えているのだから)
暗殺に関わった人物ではなく、ただ事実を知っている人物 として捉えているんでしょうかね。
「安心したらお腹がすいちゃいました」って、ユフィ単純だなぁ(笑)
ルルーシュといえど、クロヴィスを殺した相手ですよ。
この子と居たら和みすぎて、日頃の喧騒とか忘れてしまいそう。毒気を抜かれるというか。
あ、ルルーシュの気持ちがちょっとわかりました(´д`)
●式根島
式根島では、軍がハドロン砲に打たれて消えてしまったユーフェミアを必死に捜索していました。
軍人「お飾りの副総督ならば、らしくしていればいいものを!コーネリア様の耳に入ったら・・・」
5話で、純潔派がユフィに対してガチガチに忠誠を誓っていたのは、皇族に忠誠を誓う主義だったからで、
他ではどこへ行っても、影でお飾り呼ばわりです。
アバロン内では、シュナイゼルが特派と顔を合わせていました。
セシルさんはスザクの騎士任命の回で言っていたように、シュナイゼルとは面識がなく、会うのは初めて。
ロイドさんは、スザクを殺そうとした人(誰の指令か気付いてたのに)を目の前にしてもやはり機会優先で、
フロートシステムとハドロン砲の実用化でシュナイゼルと楽しそうに喋ってます。
どこまで壊れてて、どこまで情があるのかつかめない人です。
セシルさんは、保身など考えず、スザクを囮にした命令についてシュナイゼルを問い詰め、株が上がりました。
シュナイゼル 「あの状況でも忘れてはならないこと は優先順位です。そしてイレギュラーが起これば彼が助かる可能性もあった。そこに 賭けたのです。ユフィの騎士であり、特派の重要なパイロットである柩木スザクに」
「部下を守れない私が悪いのです。申し訳なかった」
物は言いようですね。
優先順位のために、ユフィの騎士であり、特派の重要なパイロットである枢木スザクを囮にした事には変わりないのに。
セシルさんは、納得したのか、それ以上問いただす術もないと思ったのか、まるめこまれる形になりました。
シュナイゼルは、ユフィの事を知らされて(描写がないのでわかりませんが)、
普通に命令を下していたとしたら、軍人が恐れているコーネリアが怒るどころじゃすみませんよ。
(コーネリアには知らなかったなどと言って丸め込みそうですが)
ユフィの事が知らされていなかったとしても、
ロイドが「それでもダメじゃないかな?」と言っていたのを見ると、結果の為に手段を選ばない人物なのは明らか。怖
シュナイゼルはイレブンを差別しないで実力がある人物を認めるが、使えるものは使うというコマとしてで切り捨てるときは切り捨てる。
『今』という状況に対して対策を取る人物だと見て取れます。
そして、アバロン内にランスロットがあったことから、スザクはランスロットで回避した訳ではなく
外部からの何らかの力で神根島に飛ばされたみたいです。
●スザクルルーシュ対比、食料調達~夕食
〈スザクとカレン〉

スザクが海の中で魚を素手で獲っています。
スザクがここに来て生き生きしてますよ。
カレンはそれを見て素直に褒めるなど、さっきまでの緊迫した雰囲気との中に学園での関係が見えつつあります。
強情だなぁとスザクは言うけど、逆の立場だったらスザクも強情になっていると思うよ(´∀`)
っていうか、お前が一番強情キャラだから!
夕食は、海で獲れた魚や貝など種類も豊富。
満腹になるまで食べたカレンはある意味素直じゃないのか(笑)
そんなカレンのくるくる変わる表情を見て、スザクが即答で褒めています。
スザク 「今が本当の君の姿なのかい?」
カレン 「そーよ!文句ある?」
スザク 「いや、学校にいるよりよっぽど生き生きとして魅力的だよ」


恥ずかしがるカレンを見て微笑むスザクw
シュナイゼルが言うと胡散臭い事言ってんなーって感じだけど、スザクは真っ直ぐですから。
本人わかってないでしょうが天然タラシになってる部分がありますねw
敵という障害がなければ、カレン→スザクっていうのは十分有り得そう(´∀`) っていうか王道パターン。
〈ルルーシュとユフィ〉

ルルーシュは野生動物を捕まえようと、落とし穴を掘りますが、体力が追いつきませんw
頭で考える人って現実でもそういうモノなので、それが人間味になっていて親近感がわきます。
(スザクの超人的な所といい極端ではありますが)
ユフィは手伝うと言いますがルルーシュは「皇女殿下に肉体労働は・・・」と譲りません。
「皇女殿下」なんて言っちゃってる時点で、本当にルルーシュに戻ってますよ・・・。あんた皇族殺しが目的だったのにね。
ユフィは果物を探しに行く時、ヘタってるルルーシュを見て微笑んだりして、完全に穏やかな雰囲気です。
夕食は、ユフィが採ってきた柘榴。
ユフィ「明日には出来ると思いますよ、落とし穴」
ルル 「・・・」
皮肉じゃなくて励まそうとして言ってるであろうユフィがウケる。
●騎士団(結果vs過程)
藤堂 「やはり、これ以上この海域に留まるのは危険だ。引き返そう」
扇 「あぁ」
ディート「いえ、あくまでここに留まりゼロを探すべきです」
扇 「確かに」
藤堂 「だが、捜索隊すら出せない状況…。ラクシャータのおかげで隠れていることはできても、
もはやゼロやカレンが生存している保障すらない。一歩間違うと組織の存亡に関わる」
ディート「何を言うのです。逆です。ゼロあっての私達。ゼロがいて、初めて組織があるのです」
藤堂 「人あってこその組織だ。貴様の物言いは実にブリタニアらしいな」
ディート「…っではお聞きしたい。ここには様々な主義主張の人が集まっています。
しかし、紛いなりにもそれがまとまっているのは何故ですか?結果が出ているからでは?
そして、その結果を出しているのは、誰なんですか?」
藤堂 「結果は認めよう。しかし、全員の命と比べられるのか?」
ディート「時として、ひとりの命は億の民より重い。元軍人なら常識のはずです」
藤堂 「ここでそれを言うか…」
扇 「ともかく、こうしよう。
ブリタニアの警戒網の外、安全な海域ギリギリでとりあえず明日いっぱい待つっていうのは?時間制限をつければ」
藤堂 「…よかろう」
ディート「…仕方ありませんね」
前にスザクを暗殺しようとした際「こんなやり方では日本人の支持は得られない」と言っていた藤堂。
仲間を大事にする四聖剣のように、過程を重んじる。
解放戦線の事を知ったら、間違いなく抜けるでしょうね。
それを解って仮面を被り、組織をまとめ、結果を出そうとしているゼロを崇拝するディート。
ゼロ同様結果(というかカリスマ性)優先。
まぁ、四聖剣も藤堂も、ゼロの作った騎士団の力なくして今はないので
ディートの考えに分があるのかもしれません。
個人を大事にしても、まとめ役がなければその意味すらないぞ!と。
でも藤堂はそのゼロに必死にあがいて死んでいけ! 自分のために咲き乱れて散れ!
と言われて、騎士団に入る事を決めたので、ゼロの結果を認めつつ、命を大事にしたい訳ですよね。
答えが出ない所を、扇がなんとかまとめました。
こういう場面では扇の性格もなんとか役立つわけですねwww
そして玉置と対等に言い争ってるCCってある意味すごい。スルーしとけばいいのに(´▽`)
●誇りを取り戻すために。過程と結果


「……カレン、騎士団を抜けるんだ。今ならまだ……捕まったテロリストの末路は悲惨だよ」
「やけに温いと思ったらそれが本音?お生憎ね。私はゼロの親衛隊隊長よ。ナイトメアであんたとも戦ったわ」
「あの紅いヤツ?」
「そうよ。刺し違えてでも、いつかあんたの白兜を仕留めてみせるわ」
「カレンのやり方では未来はないよ」
「なら、あんたの未来は?支配体制の犬になって、ただ生きているだけ!名誉ブリタニア人?第3皇女のナイト様?
はっ、最後の侍、枢木ゲンブの名が泣くねっ!!」
「……」
「私は違う!この間違った世界を変えてみせる!じゃないと・・・そうじゃなきゃ兄さんが浮かばれない。だから私は闘う!
勝つためなら手段は選ばない!」
「………・・・カレン、僕はね・・・・父を殺したんだ。父は自決したんじゃない。僕が殺したんだ。・・・この手で・・・」
「ゼロは僕の父と同じだ。世界は自分を中心に存在していると思っている。だから多くの血が流されることを承知で…」
「だから今を受け入れろって?!そんなのが平和なの?命より大事なモノってあるでしょ!!」
「諦めろと言うつもりはないよ。…でもね、僕は知っているんだ。間違えたやり方で得た結果が何を残すか。
行き場のない虚しさと、後悔だけだって」
「……………じゃあ教えてよ…お兄ちゃんが生きていた意味って何?」
「!」
「間違っているとか正しいとか、誰が決められるっていうのよ」
リタニアの不条理さが罰にもなっているスザクが、カレンを説得しても無理がある。
たぶん、罪を犯していないスザクならば
恭順派の思想を持っていても、軍事法廷の時点でさすがに「現実」を見れていたかもしれません。
ルルーシュも4話予告で「スザクならわかるはずだと思っていたのに」と言っていましたね。
昔のスザクならわかっていたはず……。
「世界は自分を中心に存在していると思っている」
スザク、その言葉お前の今の状態にも以外と当てはまるんだぜ。
罪のトラウマから、それは間違った答えだ。僕は知っているんだっていう態度がね。
カレンに同じ思いをさせたくないっていう気持ちで説得したんだろうけどね…。
「お兄ちゃんが生きていた意味って何」
スザクはカレンが兄の生きていた過程を無駄にしないためにも結果を求めている事を知り、
父の死という結果を無駄にしないためにも過程を重んじる自分を見つめます。
スザク (みっともなく足掻いて生きる意味を追い求める・・・醜いな俺は)

生きて足掻くも、その先に見ているのは死…。死ぬ為に理由を求め足掻くスザク。
●ユフィとルルーシュの昔


「星は変わりませんね、あの頃のまま。
昔、皆で見上げたあの星空と・・・あの頃のままでいられたらどんなによかったでしょう」
「………」
「戻れないのですか?」
「……そうだね。戻れたら、どんなに良いだろうね」
しかし、すでにその答えはリフレインの回の予告でルルーシュが言っていました。
『過去の思い出?そんなモノに浸れるヤツは幸せだ。明日が必ず来ると思っているのだから。
しかし、それは誰が約束したものなのか。
カレンがそれを乗り越えようとしているのなら、信じてもいい。そう、俺達は今を生きるしかないのだから・・・』
そんな事は、クロヴィスを殺した時から分かっていたことだし、
もうルルーシュは何人も人の命やエゴを奪ってきた。
特別な存在のユフィを巻き込んででも、自らの信念を突き通していいのか。ってなってるんだとは思いますが、
本当にルルーシュは命に序列があるんですよね。
まぁ、序列なんてつけてはいけないとわかっていても、自分の意思では管理出来ないのが情なんでしょうが・・・。
ルルーシュ (俺は・・・ユフィ、俺自身が生きるためにも・・・ )

● 思考エレベーター
シュナイゼルはギアス関係の遺跡、思考エレベーターを探る為に神根島に来ていました。
スザクを探す事は、たぶんすごい後付け。
バトレー 「同様のものが世界の数箇所で見つかっており、私が発見したここを除きすべてが天領とされております。
各国の対しての侵攻計画は、これらのポイントに沿って行われているものかと」
皇帝の秘密ですね。
シュナイゼルは、父親の真意を探るために、調査をしているようです。

●現実(今)の世界へ
カレンとスザク/ルルーシュとユフィは、山頂から漏れた明かりを見つけ、その方向に向かって歩いていました。
ユフィ「ルルーシュ、捜索隊が居たらこの時間も終わりなの?」
ルル 「仕方ないさ。フッ・・・・こんな頼りない騎士がお供じゃ食事すらね。
それに枢木スザク、君の本物の騎士は彼のものだから。・・・聞いていいかな?どうして名誉ブリタニア人を?」
ユフィ「それは・・・」
突発的で感情的だった騎士任命。
今はまだ実現しようとしている事は結果がまるで見えていないので、言うのは気が引けたんでしょうか。
ルルーシュにもお飾りとして見られているだろうし。(ルル:どうしてコーネリアにに相談しなかったんだ?)
(↑20話見て、自分の気持ちに気付いていなかったからっていうのがわかりました///)
ルルーシュが人気を感じ草むらに隠れると、カレンとスザクがやってきます。
カレンも島に飛ばされていて、スザクに騎士団メンバーと言う事がバレて束縛されている事を知ります。
しかし、生きていたスザクを見て安心したユフィが立ち上がり、隠れているのがバレてしまい、
ゼロはユフィを囮として見せかけカレンと交換しようとします。
しかし、聞く耳を持たず、近づこうとするスザク(^_^;)
スザク「ゼロ、お前はまた!」
ゼロ 「卑怯だというのか?フフッ、いかなる犠牲を払おうとも、テロリストを排除する。君もこのルールに拘り主を見捨ててみぬか?その享受はもはや破られたというのに」
前回囮として使われたスザクに、その言葉はイタイ、イタすぎます。
カレンは手を拘束されながらも、スザクを後方から襲い捕獲しますが、スザクは隙を見て交わし、ユーフェミアの元へ向かいます。
スザク、ゼロがルルーシュじゃなかったらユフィ殺されてるから( ̄▽ ̄;)
ゼロ 「この石頭が!」
爆笑。
その時、ロイドが思考エレベーターに、ガウェインのドルイドシステム(皇歴2018年で最先端の電子解析システムで索敵能力に優れる)を使った事で、
ちょうど思考エレベーターの上層に立っていたゼロたち4人が足場が崩れるとともに、ロイドたちの目の前に落ちて来ます。


ルルーシュはギアスのある左目が光り、スザクは思考停止しましたが、カレンは何も変化がありません。
どういう事なのでしょうか。
軍人のユーフェミアの援護射撃を交わしながら、ゼロは目の前にあったナイトメア、ガウェインを乗っ取ります。
ゼロ 「ありがたい。無人の上に起動もしているとは!フッハハついている!」
ここで一発シュナイゼルに向けて撃っておけば、殺せた気もしますが、今は・・って言ってたので余裕なかったようです。
ガウェインの肩部にカレンを乗せて、ブリタニア軍のナイトメアを突破しようとしますが、試作機のため攻撃は未完成でした。
しかし、フロートシステムを使い上空へ飛行し、軍から逃れ、島からの脱出に成功します。
カレンが軍のナイトメアの攻撃を受けて死亡しなかったのは奇跡だと思うよ。うん。



シュナイゼル 「よい、所詮は実験機。それより二人の無事を祝おうではないか」
ユフィを見たときのこの微笑み!
どこまでが演技で、どこまでが仮面なのでしょうか。(ただ知らなかっただけかもしれませんが)
ユフィがあの時の命令は誰が?とセシルさんのように問いただしても、同じく丸め込まれるんでしょうね。
●スザクに使ったギアス
ルルーシュ「スザク・・・すまない・・・お前にだけは使うつもりはなかったのだが・・・」
式根島で囮命令に対して、ルールを破るよりいいと死を選んだスザクでしたが、
ゼロは、スザクの意思を、考えを曲げるとわかっていてもギアスをかけました。自分が助かるためにも。
ゼロ 「生きろ!!!!!!!!!!!」


スザク「うるさい!知ったことかそんなもの!俺は生きなきゃいけないんだ!」
こんな風に本当に心から思えるようになるといいんですが。
「俺」となっているのは、僕化をとことん無視されたからでしょうね。
「僕」スザクは形成された立派な人格だと思ってるので演技とは思いません。
「本当に・・・・・自分が・・・・?」

うぅう・・・・・・。生きていてくれたのは嬉しいけど、可哀想。
スザクにとっては一番したくないことをしたのだから。
この生きろギアス、今後スザクは戦いで身の危険を感じると、ギアス発動して逃げるって事でしょうか。
その度に、スザクは苦しむことに・・・・。
そして、シュナイゼルはイレブンを平等扱いはするものの、弱肉強食の原理はブリタニアの国是と変わらず
ルルーシュが手強いというほどの強者。
其の元にいるユフィとスザクの主義が通るのかが、更に危うくなってきました。
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●NEXTSTAGE●
シュナイゼルは何故あの島にいた?あの場所に何が隠されているというのか。そしてユフィ、しばらくは信用できるはずだがカレンとスザクのこともある。いや、今はキュウシュウへの対応が先だ。それによって黒の騎士団の、俺自身のこれからが決まるのだから。
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