ブリタニアの少年、ルルーシュは、力を二つ持っている。一つはギアス。
いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力。一つは黒の騎士団。
父が統治するブリタニア帝国を破壊するための、彼の軍隊。
ゼロというコードネームを使い、ルルーシュは動き出す。母の敵を討つために。
そして、妹ナナリーが幸せに過ごせる場所を作るために。
その行動が、いかなる結果を生んでいくのか、今はまだ、誰も知らない。
---------------------------------------------------------------------------------------------
●ブリタニアの内政
地下鉄や地下坑道がテロリストの拠点や逃走経路になるとわかっていても
差し押さえて強く出ると内乱のきっかけになるので手をつけられず、
しかし結果的に、黒の騎士団やテロリストが野放し状態となって内乱を招いていました。
コーネリア軍がナリタ戦で解放戦線を抑えたのは、
日本最大の反勢力をつぶす事と、
もう一つ、テロリストの後ろ構え、自治を司るイレブンの代表NACの尻尾を押さえるという目的がありました。
が、NACをおさえればイレブンの経済がたちゆかなくなり、本国への徴税にも影響を出し、
ナンバーズはナンバーズ自身に面倒をみさせるという帝国の大原則も破られると、事務次官が苦言します。
しかし一方でナリタでの事は騎士団の仕業と知りながらも情報を掴む事すら出来ていません。
結局何も出来ていない内政にコーネリアが釘を刺します。
コーネリア 「キョウトには手を出すな。ゼロは追い詰められない。
知っておるか?結果が伴わぬ者を無能というのだ」
結果が出せないのを全て無能と片付けるのは嫌いなんですが、この内政は無能となるのかもしれませんね。
そして、ユーフェミアは、自分の願いの為に結果を出したくも方法がわからず、
未だ過程も踏めていないので無能という言葉に思うことがあったようです。
●キョウト
ナリタ攻防戦の後、解放戦線は二つに分裂していました。(藤堂/片瀬)
キョウトは身の危険を感じ、神楽耶は騎士団に希望を託しますが、
キョウトのメンバーは立ち行かない表情です。
紅蓮弐式を提供したのは、この子の意向だったんですね。
●シャーリー
カレンとルルーシュのキス現場を目撃してるシャーリー。
カレンには否定されたものの、今一納得できずにいました。
ミレイ 「呑気だねぇ。世間は一昨日のナリタ騒ぎで持ちきりだっていうのに」
シャリ 「でも私にはルルとカレンのほうが問題なんですよ~」
ミレイ 「居心地いいもんね~今の私達。でも少し覚悟しておいたほうがいいよ、変わらないものなんてないんだから」
シャーリーはシンジュクゲットーの際もお菓子食べてニコニコしてたし、
普通の学生は自分の身の回りの事で精一杯。そんなものですよね。
だけど、ミレイはもっと大きな範囲で物事を捉えられていますよ。
だからこそ、猫祭りとかを開くわけですよ。
「モラトリアムできるうちは楽しんでおこうよ!」ってね。
「そういうとこ好きよ~」
ルルーシュやミレイみたいな人には、シャーリーのそういうところが癒しで、
自分にないものに魅力に感じるのかもしれません。
結局シャーリーはルルーシュに(強制的に)チケットを渡します。
シャーリー 「父さん単身赴任してて…、でも私のご機嫌とりにって、よくこういうの送ってくるの。
それでなんだけど…」

シャーリー 「やっちゃった!やっちゃったよ、私!
どうしよう?来てくれるよね。やだって言われなかったし。
でも…ううん、ただ一緒にコンサートに行くだけだし!
それだけなら別に…、だけど…チャンスだし」
カレンとの事がなんでもないのであれば、ルルは誰にでもキスする軽い男という事になるのだが
それは気にする範囲じゃないらしい(´ω`)
その後、シャーリーは緊急でナリタへ向う事になり、遅れるかもしれないとルルーシュに
断りの電話を入れる事になります。

●ナリタでの被害
騎士団が起こした土砂崩れによってたくさんの被害者が出ていました。


スザク 「本当にいたんだろうか、彼女はあそこに?それに…。
忘れろ、データにも残っちゃいないんだ」
スザクはナリタで見たショックイメージで、
自分の闇の部分を誰かに知られていたのではないかと気にかかります。
ロイド 「もう満足したかい、死体発掘は?」
スザク 「できればもう少し、救出作業に従事させてください」
ロイド 「なら気が済むまでどうぞ。一応コーネリア殿下の命令でもあるしね」
スザク 「ロイドさん。ゼロは…黒の騎士団は何をしようとしているんでしょう?
こんな犠牲の上に、何が出来ると思ってるんでしょう?」
ロイド 「正義の味方だろ?本人の言葉によれば」
スザク 「これが正義ですか?」

ロイド 「おいおい、まさか正義とは何かなんて恥ずかしい議論をふっかけるきじゃあるまいね?
ぼくらは一応軍人だよ」
正義とは程遠い軍人のルールに従ってるスザクにいえることなのー?
というかのようなロイドさん。
とはいえ、人を殺めたくない為に軍に入ってるスザクには、大変腹ただしい事でした。
●ゼロへの不信感
ここまで大きく騎士団としての地位を築かせた人だとしても、指揮官としての才能があったとしても
顔が見えないというリスクは団員達を不安にさせるものでした。
もし何かあれば、ゼロは仮面を捨てる事で逃れる事が出来るのですから、当然のことだと思います。
南 「俺たちはもともとナオトのチームだ」
杉山 「妹のカレンはかまわないが…」
玉城 「2代目のお前がリーダーを譲るから」
扇 「ナリタの時はみんなも…」
井上 「でも、脅迫に近かったし…」
吉田 「俺たち幹部にすら秘密だなんて」

参加できる戦いなのかを見極めるのも団員たちの当然の権利ですよね。
決起させ火事場のバカ力を出す方法としては、結果が(ギリギリ)伴ったのでいいものの
無理やりの駒扱いでしかないとも言えます。
●CCは共犯者、そして新しい仲間
C.C 「本気か?私に頼みごとというのは」
ルル 「ああ、お前がくれたヒントをもとにしたい。
キョウトの意図がどうであれ、俺は連中の力を手に入れたいんだ」
C.C 「それがお前の願い…生きる目的に必要なら手を貸してもいいが」
ルル 「必要だ。シーツー、お前が」
ルルーシュが頼みごとなんて、本気か?と思うのも無理はありません^^;
ナリタの洞窟の件依頼、ルルはC.Cの何かを感じ取って、信じてもいいと判断したようでした。
契約内容とかそこら辺謎にしてる奴に心を許すのはヌルい気もしますが
協力者としてプラスになるというなら文句はないでしょう。
というか、キョウトの支援を受けられるって聞いて、それほどのことか?
ってほざいてましたよね。ルルーシュプライド高っ。
●キョウト(NAC)
キョウトからの勅書を受け、会い行ったゼロ達。
キョウトの本拠地、そこは地下資源サクラダイトの真上にある富士高山の一角でした。

桐原 「顔を見せぬ非礼を詫びよう。…が、ゼロ。それはおぬしも同じこと。
わしは見極めねばならぬ。おぬしが何者なのかを。その素顔、見せてもらうぞ」
桐原に言われるがまま、自らの不信感を取り払うためにも扇は外そうと仮面に手をかけます。
扇 「すまないゼロ。でも、俺も信じたいんだ、お前を。 だから……信じさせてくれ!」

しかし、それはゼロに成りすましていたC.C。
ゼロは全て先をよみ、キョウトからの使者にギアスを使い、ナイトメアに入るという策をうっていたのでした。
ゼロ 「ぬるいな。それにやり方も考え方も古い。
だから、あなた方は勝てないのだ!」

おまえらの言い分もわかるけどな、しかしそんな方法じゃぬるいんだよ!
俺の力を見よ!と言わんばかりのゼロ。
さらに、追い討ちをかけるようにヌルさを指摘します。
「桐原泰三…サクラダイト採掘業務を一点に担う桐原産業の創設者にして、柩木政権の影の立役者。
しかし、敗戦後は身を翻し植民地支配の接触的協力者となる。
通称、売国奴の桐原。
しかし、その実態は全国のレジスタンスを束ねるキョウト6家の重鎮。面従腹背か、安いな」
「貴方がお察しの通り、私は………日本人ではない!!」
「ブリタニアの崩壊を望むのは、私にはそれを成さねばならぬ理由があるからだ。
あなたが相手でよかった」
「お久しぶりです。桐原公」

桐原 「やはり…、八年前にあの家で人身御供として預かった…」
ゼロ 「はい。当時はなにかと世話になりまして…」
桐原 「相手がわしでなければ人質にするつもりだったのかな?」
ゼロ 「まさか。私には、ただお願いすることしかできません。」
「お願い」・・?
先ほどの件で俺の能力を見たのに聞かない訳がないだろう( ・´ー・`)
というルルさんをすごい感じますが。
桐原 「扇よ!この者は偽り無きブリタニアの敵。素顔をさらせぬわけも得心がいった。
わしが保証しよう。ゼロについていけ。情報の隠蔽や拠点探しなどは、わしらも協力する」
子供の頃のことが好機となり、騎士団員たちが顔を見ないでも信じれる事を爺さんに後押ししてもらい
上手い具合に、扇たちのゼロへの不信感は消えたのでした。
っていうか声だいじょぶなんですかね・・・。
●見落としていた何か
ルルーシュは、遅れながらも断れなかったシャーリーとの待ち合わせ場所に向かいます。
(とにかく、これからだな。黒の騎士団は、これから本当に俺の思い描いた組織になる)
目標の為に頭が一杯のルルーシュが待ち合わせ場所につくと、
シャーリーが雨の中傘もささずに立ち尽くしていました。
「ねえ、ルル。ゼロって弱いものの味方なんだよね?
なら、なんで私のお父さん殺したんだろ?
お父さん優しくて、私ぶたれたこともなくて…なんにも悪いこと…
なのに…埋められて…いき…苦しかっ…
どうして?なんでお父さん…私の…
こんな…いやよ!いやっ!いやぁっ!
おねがい…ルル…たすけて」


シャーリーの父親はナリタの土砂崩れにで巻き込まれて亡くなってしまっていたのでした。
ホテルジャックの時、シャーリーの身を案じて懸命に訴えていたお父様。
ルルーシュは、目の前に突き出された現実に呆然とするしかなく
心の支えを求めるシャーリーのキスをただ受け止める事しか出来ません。
-------------------------------------------------------------------------
前回土砂崩れを起こして麓まで行ったとき、ルルーシュはすごい態度でしたからね。
わかっていたと次回予告で言ってますが、本当の意味でわかってなかったんだと思います。
冒頭のコーネリアの言葉
「結果が出せない奴を無能というのだ」
しかしその結果にまつわるデメリットを映し出しているように感じました。
●NEXTSTAGE●
ああ、分かっている、行動の結果くらい。ああ、分かっていた、なのに何故・・・!ステージから消えるのは簡単だ、ゼロという存在を捨てればいい。桐原さえ封じれば、俺はルルーシュ・ランペルージにかえることが出来る。だが、しかし・・・!
いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力。一つは黒の騎士団。
父が統治するブリタニア帝国を破壊するための、彼の軍隊。
ゼロというコードネームを使い、ルルーシュは動き出す。母の敵を討つために。
そして、妹ナナリーが幸せに過ごせる場所を作るために。
その行動が、いかなる結果を生んでいくのか、今はまだ、誰も知らない。
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●ブリタニアの内政
地下鉄や地下坑道がテロリストの拠点や逃走経路になるとわかっていても
差し押さえて強く出ると内乱のきっかけになるので手をつけられず、
しかし結果的に、黒の騎士団やテロリストが野放し状態となって内乱を招いていました。
コーネリア軍がナリタ戦で解放戦線を抑えたのは、
日本最大の反勢力をつぶす事と、
もう一つ、テロリストの後ろ構え、自治を司るイレブンの代表NACの尻尾を押さえるという目的がありました。
が、NACをおさえればイレブンの経済がたちゆかなくなり、本国への徴税にも影響を出し、
ナンバーズはナンバーズ自身に面倒をみさせるという帝国の大原則も破られると、事務次官が苦言します。
しかし一方でナリタでの事は騎士団の仕業と知りながらも情報を掴む事すら出来ていません。
結局何も出来ていない内政にコーネリアが釘を刺します。
コーネリア 「キョウトには手を出すな。ゼロは追い詰められない。
知っておるか?結果が伴わぬ者を無能というのだ」
結果が出せないのを全て無能と片付けるのは嫌いなんですが、この内政は無能となるのかもしれませんね。
そして、ユーフェミアは、自分の願いの為に結果を出したくも方法がわからず、
未だ過程も踏めていないので無能という言葉に思うことがあったようです。
●キョウト
ナリタ攻防戦の後、解放戦線は二つに分裂していました。(藤堂/片瀬)
キョウトは身の危険を感じ、神楽耶は騎士団に希望を託しますが、
キョウトのメンバーは立ち行かない表情です。
紅蓮弐式を提供したのは、この子の意向だったんですね。
●シャーリー
カレンとルルーシュのキス現場を目撃してるシャーリー。
カレンには否定されたものの、今一納得できずにいました。
ミレイ 「呑気だねぇ。世間は一昨日のナリタ騒ぎで持ちきりだっていうのに」
シャリ 「でも私にはルルとカレンのほうが問題なんですよ~」
ミレイ 「居心地いいもんね~今の私達。でも少し覚悟しておいたほうがいいよ、変わらないものなんてないんだから」
シャーリーはシンジュクゲットーの際もお菓子食べてニコニコしてたし、
普通の学生は自分の身の回りの事で精一杯。そんなものですよね。
だけど、ミレイはもっと大きな範囲で物事を捉えられていますよ。
だからこそ、猫祭りとかを開くわけですよ。
「モラトリアムできるうちは楽しんでおこうよ!」ってね。
「そういうとこ好きよ~」
ルルーシュやミレイみたいな人には、シャーリーのそういうところが癒しで、
自分にないものに魅力に感じるのかもしれません。
結局シャーリーはルルーシュに(強制的に)チケットを渡します。
シャーリー 「父さん単身赴任してて…、でも私のご機嫌とりにって、よくこういうの送ってくるの。
それでなんだけど…」

シャーリー 「やっちゃった!やっちゃったよ、私!
どうしよう?来てくれるよね。やだって言われなかったし。
でも…ううん、ただ一緒にコンサートに行くだけだし!
それだけなら別に…、だけど…チャンスだし」
カレンとの事がなんでもないのであれば、ルルは誰にでもキスする軽い男という事になるのだが
それは気にする範囲じゃないらしい(´ω`)
その後、シャーリーは緊急でナリタへ向う事になり、遅れるかもしれないとルルーシュに
断りの電話を入れる事になります。

●ナリタでの被害
騎士団が起こした土砂崩れによってたくさんの被害者が出ていました。


スザク 「本当にいたんだろうか、彼女はあそこに?それに…。
忘れろ、データにも残っちゃいないんだ」
スザクはナリタで見たショックイメージで、
自分の闇の部分を誰かに知られていたのではないかと気にかかります。
ロイド 「もう満足したかい、死体発掘は?」
スザク 「できればもう少し、救出作業に従事させてください」
ロイド 「なら気が済むまでどうぞ。一応コーネリア殿下の命令でもあるしね」
スザク 「ロイドさん。ゼロは…黒の騎士団は何をしようとしているんでしょう?
こんな犠牲の上に、何が出来ると思ってるんでしょう?」
ロイド 「正義の味方だろ?本人の言葉によれば」
スザク 「これが正義ですか?」

ロイド 「おいおい、まさか正義とは何かなんて恥ずかしい議論をふっかけるきじゃあるまいね?
ぼくらは一応軍人だよ」
正義とは程遠い軍人のルールに従ってるスザクにいえることなのー?
というかのようなロイドさん。
とはいえ、人を殺めたくない為に軍に入ってるスザクには、大変腹ただしい事でした。
●ゼロへの不信感
ここまで大きく騎士団としての地位を築かせた人だとしても、指揮官としての才能があったとしても
顔が見えないというリスクは団員達を不安にさせるものでした。
もし何かあれば、ゼロは仮面を捨てる事で逃れる事が出来るのですから、当然のことだと思います。
南 「俺たちはもともとナオトのチームだ」
杉山 「妹のカレンはかまわないが…」
玉城 「2代目のお前がリーダーを譲るから」
扇 「ナリタの時はみんなも…」
井上 「でも、脅迫に近かったし…」
吉田 「俺たち幹部にすら秘密だなんて」

参加できる戦いなのかを見極めるのも団員たちの当然の権利ですよね。
決起させ火事場のバカ力を出す方法としては、結果が(ギリギリ)伴ったのでいいものの
無理やりの駒扱いでしかないとも言えます。
●CCは共犯者、そして新しい仲間
C.C 「本気か?私に頼みごとというのは」
ルル 「ああ、お前がくれたヒントをもとにしたい。
キョウトの意図がどうであれ、俺は連中の力を手に入れたいんだ」
C.C 「それがお前の願い…生きる目的に必要なら手を貸してもいいが」
ルル 「必要だ。シーツー、お前が」
ルルーシュが頼みごとなんて、本気か?と思うのも無理はありません^^;
ナリタの洞窟の件依頼、ルルはC.Cの何かを感じ取って、信じてもいいと判断したようでした。
契約内容とかそこら辺謎にしてる奴に心を許すのはヌルい気もしますが
協力者としてプラスになるというなら文句はないでしょう。
というか、キョウトの支援を受けられるって聞いて、それほどのことか?
ってほざいてましたよね。ルルーシュプライド高っ。
●キョウト(NAC)
キョウトからの勅書を受け、会い行ったゼロ達。
キョウトの本拠地、そこは地下資源サクラダイトの真上にある富士高山の一角でした。

桐原 「顔を見せぬ非礼を詫びよう。…が、ゼロ。それはおぬしも同じこと。
わしは見極めねばならぬ。おぬしが何者なのかを。その素顔、見せてもらうぞ」
桐原に言われるがまま、自らの不信感を取り払うためにも扇は外そうと仮面に手をかけます。
扇 「すまないゼロ。でも、俺も信じたいんだ、お前を。 だから……信じさせてくれ!」

しかし、それはゼロに成りすましていたC.C。
ゼロは全て先をよみ、キョウトからの使者にギアスを使い、ナイトメアに入るという策をうっていたのでした。
ゼロ 「ぬるいな。それにやり方も考え方も古い。
だから、あなた方は勝てないのだ!」

おまえらの言い分もわかるけどな、しかしそんな方法じゃぬるいんだよ!
俺の力を見よ!と言わんばかりのゼロ。
さらに、追い討ちをかけるようにヌルさを指摘します。
「桐原泰三…サクラダイト採掘業務を一点に担う桐原産業の創設者にして、柩木政権の影の立役者。
しかし、敗戦後は身を翻し植民地支配の接触的協力者となる。
通称、売国奴の桐原。
しかし、その実態は全国のレジスタンスを束ねるキョウト6家の重鎮。面従腹背か、安いな」
「貴方がお察しの通り、私は………日本人ではない!!」
「ブリタニアの崩壊を望むのは、私にはそれを成さねばならぬ理由があるからだ。
あなたが相手でよかった」
「お久しぶりです。桐原公」

桐原 「やはり…、八年前にあの家で人身御供として預かった…」
ゼロ 「はい。当時はなにかと世話になりまして…」
桐原 「相手がわしでなければ人質にするつもりだったのかな?」
ゼロ 「まさか。私には、ただお願いすることしかできません。」
「お願い」・・?
先ほどの件で俺の能力を見たのに聞かない訳がないだろう( ・´ー・`)
というルルさんをすごい感じますが。
桐原 「扇よ!この者は偽り無きブリタニアの敵。素顔をさらせぬわけも得心がいった。
わしが保証しよう。ゼロについていけ。情報の隠蔽や拠点探しなどは、わしらも協力する」
子供の頃のことが好機となり、騎士団員たちが顔を見ないでも信じれる事を爺さんに後押ししてもらい
上手い具合に、扇たちのゼロへの不信感は消えたのでした。
っていうか声だいじょぶなんですかね・・・。
●見落としていた何か
ルルーシュは、遅れながらも断れなかったシャーリーとの待ち合わせ場所に向かいます。
(とにかく、これからだな。黒の騎士団は、これから本当に俺の思い描いた組織になる)
目標の為に頭が一杯のルルーシュが待ち合わせ場所につくと、
シャーリーが雨の中傘もささずに立ち尽くしていました。
「ねえ、ルル。ゼロって弱いものの味方なんだよね?
なら、なんで私のお父さん殺したんだろ?
お父さん優しくて、私ぶたれたこともなくて…なんにも悪いこと…
なのに…埋められて…いき…苦しかっ…
どうして?なんでお父さん…私の…
こんな…いやよ!いやっ!いやぁっ!
おねがい…ルル…たすけて」


シャーリーの父親はナリタの土砂崩れにで巻き込まれて亡くなってしまっていたのでした。
ホテルジャックの時、シャーリーの身を案じて懸命に訴えていたお父様。
ルルーシュは、目の前に突き出された現実に呆然とするしかなく
心の支えを求めるシャーリーのキスをただ受け止める事しか出来ません。
-------------------------------------------------------------------------
前回土砂崩れを起こして麓まで行ったとき、ルルーシュはすごい態度でしたからね。
わかっていたと次回予告で言ってますが、本当の意味でわかってなかったんだと思います。
冒頭のコーネリアの言葉
「結果が出せない奴を無能というのだ」
しかしその結果にまつわるデメリットを映し出しているように感じました。
●NEXTSTAGE●
ああ、分かっている、行動の結果くらい。ああ、分かっていた、なのに何故・・・!ステージから消えるのは簡単だ、ゼロという存在を捨てればいい。桐原さえ封じれば、俺はルルーシュ・ランペルージにかえることが出来る。だが、しかし・・・!
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