釣人の心

ルアーショップ「Anglers_Heart」の店長ヒライの釣り日誌。釣り人の心を大切に魚の心を大切に。。

釣人心的疑似餌釣法講座

2006-09-21 15:42:21 | Weblog
当店に来店くださる方の多くはルアー経験者で、経験者の方もそうだったと思いますが、最初は大型量販店やなじみの釣具屋の門を叩く方が多いかと。
しかし、残念ながら量販店は釣り歴より学歴で社員さんを採用されていますので、中には頓珍漢なことをいう場合が・・・
餌をメインにされているお店はヤバイときも・・・

全てのお店がそうではないのですが、私がお店を始めるきっかけがそこでしたで・・・。
しかし、プロショップとなると中々来店しずらいところもあるみたいですので、私の考える鹿児島にあったルアーフィッシング講座~シーバス編~


先ず、タックルですよね!鹿児島といってもフィールドは多く場所によって様々。

ロッドの長さについて
長い方が飛距離を稼げて、魚とのやり取りも有利なことが多いです。
短いと、軽いので扱いが楽、ルアーのアクションもつけ易い。ウェーディング時のランディングもしやすいです。
足場の高い場所では長い竿が有利ですが、堤防などで足元から水面まで5メートル以上ある場所では、短い方がよい場合も。

ロッドの硬さについて
硬いと向かい風の時もキャストしやすく、ファイトも強引に出来ます。
柔らかいと軽いルアーを飛ばしやすく、ファイトが楽しい、ロッドも軽い。

ロッドのテーパーについて
コレは最終的には好みの問題です。
スローだとバレが減少、軽い力でルアーを飛ばせる。バイトを弾きにくい。
ファーストは、キャストコントロールがよく、アクションもつけ易い。アタリに敏感。

鹿児島では、都会の港湾部の様にジグやバイブを使う場所は少ないので、プラッキング中心と考えて、
ロッドは8~8.6フィート、硬さは「大は小をかねる!」ML(キャストウェイトが1ozMAX程)がグッド、テーパーはレギュラーがいいでしょう。
一本の竿でシーバス~フラットフィッシュ、小型回遊魚をこなすなら、少しファースト気味の方が、ベターです。
リールは2500番前後。コレはロッドの長さ、強さで変ります。リールについては竿によってサイズを合わせて、後は予算次第です。

そしてルアーセレクトですが、最初はフローティングのシャロー系がいいです。
始めは何かとトラブルでルアーロストしやすいですので、少しでも回避できるほうが吉。
最近のフローティングルアーはよく出来ていてタダ撒きでOKですし。
カラーはあまり深く考えず、パール、クリア、ホロの三種類だと考えましょう!
細かい泳ぎは後にして(大切ではあるのですが)、レンジ(もぐる深さ)を大切に。
リーリングスピードがスローでいいルアー、ファーストでいいルアーも考慮して。

ラインについて
最近はPEが主流。是非使用して欲しいですが、最初はトラブル必死・・・。
リールにキツ~く撒き、8割程度の撒き量に抑えて。使用するルアーも重めの物にすると大分解消されます。(向かい風も注意)
1.5号位がベスト。もちろんリーダー必要。
ナイロンなら10ポンド位、リーダーを使いたくないなら16ポンドは欲しい。

後は備品。
スナップは丈夫なものを早めに取り替えて使うべし!スナップを信用しては駄目。
理想は、スナップを使わずフリーノットですが・・・。
ライフジャケットはほとんどの場所で必要です。ポケットの大きいものが使いやすい。
プライヤーも必要。なるべくノーズが長くて、スプリットリングをはずせる奴が吉。
怪我をしたくなかったらグローブもあったほうがいいです。(私はあまりしないけど)
フィッシュクリッパーも便利ですが、場合によっては魚へのダメージが気になります。

タックル編はこんなところですか?
細かい事をいうとまだまだ長くなってしまうので、詳しく知りたい方はいつでもお店へ!
初心者も心より歓迎いたします。
長くなってしまったので、次回につづきま~す

次回予告、○○~
じっちょう~編ですっ!
○の歴史にまた1ページ!

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