デザインが私にはダメだと思えて売れないだろうと予想していた、こちらの「ジュニア」が…

V字回復を牽引しているみたいですね。
特に欧州市場での伸びがめざましく、フランスで前年比+62%、ドイツで+14%、スペインで+67%、オーストリアで+70%などなど。
ニューモデルのローンチ直後で御祝儀的な売れ方というのもあるでしょうから、先行きは完全に楽観できないとはいえ、とりあえずよかった。
ところがこの好調も米国と日本でだけは事情が全く違って、相変わらず右肩下がりの不振が続いているのだそうです。
米国では前年比-19%減、日本は同じく前年比-15%減だとのこと。
このブログで以前、アメリカと日本にはイタリアを馬鹿にする偏見があるからではないかという仮説を書きましたが、あながち的外れではないかなと。
良くないですね、差別と偏見。
この2カ国では特にイタリア車の信頼性や品質について、ネットとクチコミでネガキャンがひどい。
これに関しては、私みたいな30年以上に渡るアルファユーザーがいくら反駁したところで多勢に無勢で、人々の先入観を変えることはできません。
もうしょうがないです。人というのは自分が信じたいものだけしか信じない生き物なのでしょう。
そういえば一昨日、友人が常磐線金町駅前で出会った車両火災の、事故現場写真を送ってくれました。

ネットで少し話題になり一部メディアでも報じられた事故です。
SUVが突然炎上し始め、何度か爆発もあった模様。怖いですね。不幸中の幸いでけが人はいなかったようですが。
この炎上事故で金町駅前はバスの乗り入れができなくなり、朝だったために通勤通学の足がだいぶ混乱したようです。
燃えた車はこちら。

排気管が2本出ているのでBEVではなさそうです。
車体やライトも燃え溶けているので、ちょっと判別しづらいですが、車種はBMWのXシリーズのように見えます。燃えてない状態はこちら。

車体、窓、リアランプの形状が似ているし、ホイールもこれと同じように見えます。
まあ十中八九ビーエムではないかと。実際Xシリーズのディーゼル版で最悪車両火災に至るような不具合でのリコールが出ていたようですし。
直してなかったのかな。
まあ発火炎上の実例は、トヨタのアルファードなどでもあって、それほど特別ではないですけれど。
ともあれ、深刻な故障やトラブルは、ドイツ車でも日本車でもあるものです。
ともあれ、深刻な故障やトラブルは、ドイツ車でも日本車でもあるものです。
でもそれらについては「~なのに」壊れた、と言われ、アルファなどのイタリア車だと「~だから」やっぱり、と言われる。
偏見や先入観というのはそういうもので、持つなと言っても無理なものなんでしょうね。
自分もまた偏見に惑わされがちな人間なのだという、自戒の念を持っていなければなと思います。