きのうは、先週に続いて「みなとよこはま動物病院」にカプアンと出かけました。
検査は14時ころからでしたが、検査にそなえて、カプアもアンジェロも、
前日、夜10時ころより食事、水とも摂っていません。
待合室には、「犬の散歩道」なる、ウォーキング・マシン？があります。
カプアは頼んでもいないのに、勝手に乗っています。
さて、診察ですが、カプアは痛み止めの薬が効くと判断され
膝蓋骨が外れても、自分で戻せる可能性が高いとのことで
今後のために、痛み止めの薬を数日分処方してもらい
きょうは、特に検査をしなくていいことになりました。
むしろ、後から抱えられたときに、悲鳴をあげることがある
アンジェロのほうが心配とのことで、
催眠鎮静薬を効かせた状態で、検査をすることになりました。
また、食が細いアンジェロのために、血液検査もお願いしました。
こちらの病院は、手術の際は別でしょうが、簡単な検査は
飼い主さんと一緒に行う、という方針のようで、
処置室にどんどん飼い主さんを入れて、注射のときなど
声をかけたり、撫で続けるように要求されます。
アンジェロの腕に、留置針（輸液などのために体に刺したままにする針）
を入れる際は、先生3人と我々夫婦で5人がかりでした。
鎮静薬の準備を待つ間、待機した部屋には、わんことねこの患者さんが
ケージの中で点滴をしてました。とても立派な設備をもった病院です。
カプアはいったん、妻と待合室で待っていてもらって
いよいよアンジェロの鎮静薬投与です。
もちろんアンジェロの体重に応じた投薬をしますが
先生の説明だと、犬の個体により鎮静や麻酔は効き目の個体差があり
効き過ぎた場合は、呼吸が止まることもありますと言われ
人工呼吸器の準備もされたので、ちょっと緊張しました。
鎮静薬が入れられて、1分くらいで、くたくたっと身体がくずれ
半分眠っているような状態になりました。
すぐに、腰部の触診とレントゲン撮影が行われました。
その後、歯石取りもお願いしましたが、眠っているようでも
身体の自由が効かないだけで、何をされているかわかっている
とのことだったので歯石とりは中止して、元にもどる注射をしました。
上記写真は、鎮静薬が切れる途中のアンジェロ。
院長先生は、アンジェロはとても強い犬だと言われました。
普通は眠ってしまい、しばらく起きない犬も多いようです。
妻の話では、アンジェロが催眠鎮静薬を打たれていたころ
カプアは、アンジェロのいる部屋に向ってずっと吠えていたそうです。
アンジェロも遠くのカプアの声が聞こえていたと思います。
私と妻がアンジェロのつきそいを変わって、カプアにおやつと水を与えようと
しましたが、アンジェロが心配なのか、まったく口をつけませんでした。
アンジェロが戻ってきました。
アンジェロは薬がきれて、生まれたての小馬のように
よろよろ立ち上がりましたが、カプアの方に歩いていこうとしました。
いつもケンカばかりしているカプアとアンジェロですが
この日は、はっきりと、お互いを気づかう様子を確認できました。
さて、検査の結果は、アンジェロは足や腰は全く問題ありませんでした。
それと、血液も問題なし。
ついでに、普段の食事について先生に質問しました。
アンジェロは、茹でたササミなんかでも、野菜やササミスープがかかっただけで
食べないどころか、逃げていくことがあり、
野菜や穀物とのバランスを考えて、毎日ごはんを作っている妻は心配して
例えば2～3日、食べさせなければ、手作りごはんを食べるように
なるでしょうか？とお聞きしましたが
先生は、「アンジェロは賢いので無理でしょう」と言いました。
また、アンジェロがドライフードを食べないのも、賢い証拠で、
偏食なようでも、自分で、最低限必要な栄養素を摂っているそうです。
また、アンジェロのウンチがいつも、細くてベタベタしているのも
気になってましたが、自然界では、そういうウンチの方が普通で
肉とレバーだけ食べていても充分。というお話でした。
やれやれと、みんなで中華街を通りながら、車に向かいました。
お母さんは途中で肉まんを買っています。
このあと家に帰り、夜までふたりは眠り続けました。
誤飲の心配があるので、引き続き6時間は飲食を止めるよう言われ
つごう24時間、何も食べれませんでしたが、ふたりとも平気なようでした。
カプアはちょっぴりスリムになれたかな？
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