実はカプアは、大晦日の晩
夕ごはんの前に、食べ物を戻してしまいました。
うちでは犬が食べ物を戻すのは、珍しいことではないので
そのときは気にしませんでしたが、
1月3日の朝と翌4日の朝散歩のときも胃液を吐いてしまい
暮れから道端の雑草をよく食べることや
4日の朝散歩のとき
長いシッコのあと、ごく短いシッコを4、5回繰り返したので
赤坂動物病院に電話相談のうえ、新年早々診察となりました。
獣医さんの問診では、膀胱炎の疑いが濃いとのことで
処置室で尿をとられ、検査に回されました。
写真は、処置室から帰ってくるカプア。
落ち着きのないカプア。
隣の処置室を覗いて、獣医さんや看護師さんたちに笑われました。
笑っているようでも、いっぱいいっぱいで
本当は早く帰りたくてしかたありません。
検査結果を待つ間、この際、前から聞きたかったことを
獣医師の先生に聞いてみました。
それは、アンジェロの場合、昔入れたマイクロチップ本体が
背骨の脇にはっきりと感じられるのですが
カプアの場合、だいぶ前に、首と耳の間にチップのような固まりを
指先に感じましたが、いまは、どこにあるかわからないのです。
さっそくリーダーで調べてもらえました。
飼い主さんによっては、レントゲンを撮って位置を確認する人もいるそうです。
カプアのデータは、首輪の位置～やや耳よりの位置の間で確認できました。
通常チップは首より後ろ（尻尾方向）に挿入し、場合により重力で足など下部に
移動しますが、首より上（耳方向）に移動するのは稀だそうです。
でも、首輪の位置でも、リーダーが反応したので問題ないとのことでした。
（チップの体内移動で害になることはほとんどありません）
ご心配なら、マイクロチップが体内に入っていることを示すタグを
差し上げましょう。と言われたので
アンジェロの分も含めてもらってきました。
「動物管理センターへ連絡を」と書かれているのは
国からの指導で、ほとんどの愛護センターにマイクロチップリーダーが
備えられていることを表わしていると思います。
いま現在、カプアとアンジェロの散歩用の首輪には
迷子札＆鑑札＆狂犬病予防注射済票のケースと、
夜間散歩用のミニライトがついているので
このうえ、さらにこれをつけるべきか、ちょっと迷っています。
尿検査の結果がでました。
尿は全く問題ありませんでした。結石などを示す値もありません。
なんで頻尿になったのか、先生も首をかしげています。
可能性としては、膀胱の先の尿管の炎症もあるとのことですが
かなり珍しいそうです。ドロっとした尿が出ないか注意して
このまま様子を見ることにしました。
吐きが続いているのは、胃酸が多く出ているだろうということで
胃酸を押さえる薬も入っている点滴をして帰ることになりました。
今回は、点滴風景も見せてもらえ、写真撮影も許可されました。
皮下点滴なので、ポンプを使い急速に流し込みます。
カプアは、針がささるときだけ少し気にしましたが
点滴中はとても大人しく、みんなにほめられました。
おとなしくしていられたので、また供血ドナーのお呼びがかかるかもしれません。
250ccの輸液で、カプアの背中はヒトコブラクダのようですが
カプアの体重なら500ccでも問題ないとのことでした。
ただ、カプアのように肌が張った子は、後で、
針の穴から輸液が漏れ出ることもあるそうです。
漏れたとしても問題はなく、テッシュなどで押さえればいいそうです。
この日から毎日、尿の回数を数えてますが、
翌日、夜の散歩時に長シッコのあと、短いシッコを2回した以外は
いつもの長シッコ1回におさまっています。
吐きも、胃酸をおさえるガスター錠を毎晩、寝る前に与えてることもあり
治まっています。
たぶんこのままよくなると思いますが、なんだったのでしょうね。
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