ワンコたちは連休の疲れが出てしまい、起きてきませんので
しばらく与太話におつきあいください。
アンジェロパパが、生まれてはじめて海外旅行をしたのは
20代半ば頃、NYへの一人旅でした。
まるで、ついたてのようなビル群や、
幅100メートルを超すような大通りに度肝を抜かれました。
いまから20年程前のことですので、NYはまだ治安が悪く
地下鉄車内の物ごいや、道で倒れている黒人にびびりながら
なかなかスリリングな旅でした。
その後、アジアやヨーロッパなどいろいろ見てきましたが
まだ経験がなく、一度行ってみたい旅に
車でのアメリカ横断旅行があります。
変な話ですが、ず～っと、明るくにぎやかなところに暮らしてますので
寂寥感（せきりょうかん）にあこがれがあるのです。
私が好きなジャズギタリストにパット・メセニーがいます。
彼のCDでいちばん好きなのが“Travels”です。
Travels￥4,143（税込）このCDを聴いていると、ジャケットイメージの影響もありますが
アメリカ大陸を、ひとり横断している気分になります。
英語に堪能な方はご存知でしょうが、「Travel」の語源は
ラテン語の「拷問台」であり、
「苦しみ」や「つらいこと」といった意味があります。
「旅」はいつでも、楽しいばかりでなく、
不安や、寂しさをかきたてるものではないでしょうか
だからこそ「旅」をする意味があると思います。
いま、知人で、日本一周をしながら
見事な写真と味のある文章を、ブログで公開している人がいます。
その人、Yさんは、30代の優秀なグラフィック・デザイナーです。
転職を機に、3ヶ月あまりの休暇を得、美人の奥さんを家に残して
車で、旅を続けています。
4点とも“Kurohige on the Rode”より転載させていただきました。
これは必見のブログです。
Kurohige on the Rode
若いうちに、こういう体験ができるのは羨ましいです。
かわいいワンコたちが家にいると、海外旅行もムリだろうな、と
考えてしまいます。
せめて、Yさんのブログを覗いて、旅をしている気分に浸ります。
自転車を積んだ軽自動車のまわりで、写真を撮っている
背の高い髭面の男性を見かけたら、声を掛けてみてください。
まだ、北海道にいるみたいですが、これから冬に向って
列島を南下するのだと思います。
「Yさん、お気をつけて、Good luck!」
