Del Amanecer

スペインとフラメンコ、ビセンテ・アミーゴと映画とフィギュアスケートについて

一度限りの上映会 ~舞浜で STAR WARS エピソード4

2008-07-25 00:34:34 | STAR WARS
スター・ウォーズ セレブレーション・ジャパン
そのイベントの一環で幕張メッセの沿線にある舞浜のシネコン、シネマ・イクスピアリで土曜日(19日の夜)第1作目「Episode IV A NEW HOPE」(エピソード4 新たなる希望)の上映会が行われた。



                



1時間前に到着するもすでにたくさんの人が列を作っている。
チケットは完売のようだ。
ライトセイバーを携えた人も何人もいて気分も盛り上がってくる。
入場が始まって中へ。まだまだ半分くらいはあいているものの、丁度良い辺りの中央の席は埋まっている。
シネマイクスピアリ5番シアターは前半分はあまり傾斜がついていない。
本当はもっと前に座りたかったけれど、前に大きい人が来ると見えないので後ろのブロックの少々左寄りの席を選んだ。
近くの席にもライトセイバーを持った人がいる。
点灯していると映画館の人がやってきて
「お客様上映中は・・・」「もちろん消しますよ。」
こんなやりとりもスター・ウォーズならではね!(笑)

やがて上映開始時刻20時になると、映画館のスタッフではない多分セレブレーションジャパンの関係の人が
「みなさん準備はいいですか??」
とファンに呼びかける。
その声に応えるようにあちらこちらで色とりどりのライトセイバーが点灯される。
場内は暗くなり、20世紀FOXのファンファーレが流れる。
そしてルーカスフィルムの緑色のロゴ。みんなの拍手が沸き起こり、大盛り上がりだ。
そして・・・

                

なつかしいテーマ曲とともに「STAR WARS」のタイトルがスクリーンに。
何度見てもこのオープニングは素晴らしい。
初めて観た時はこのタイトルを見ただけで涙が出たのを覚えている。
下から斜めに上の方へあらすじを書いた文字が流れ星空に消えていく。
ライトセイバーたちの灯りは消え、私たちは一気に銀河の彼方へ。

覚えている何もかも。
場面も音楽も台詞も全部覚えている。
それでも映画館で観るのは本当に久しぶり。
家ではほとんど観たことはなかったので、11年ぶりかしら?
今回のフィルムは1978年の初公開時のではなく、1997年の特別編のもの。
追加された場面もあり、オリジナルより若干長め。

で、あれ?字幕もところどころ違う。
以前はあまり気にならなかったけれど、今回はずいぶん気がついた。
例えばモフ・ターキンがレイア姫に言う台詞を初公開時は「相変わらずお美しい」だったのに今回は「威勢がいいのも今だけだ」(ウロ覚え!)のような字幕になっていた。英語ではチャーミングと言ってるよね。
それからレイア姫の独房へ助けに行って初めて出会うルークとレイアのシーン。
レイアが確か「ずいぶん小さなストームトルーパーね」(そんなに長いセリフじゃなかったかも!)と言うのに今回は「チビッコ部隊?」と言うし。
あと決定的にあれれと思った「ターザン」のシーン。レイアを抱えて向こう側へ跳び越えようとしているルークにキスをしたレイアが言うセリフ・・・。
オリジナルは「Good luck!」なんだけど初公開時は「おまじない!」で今回は「しっかり」と言っている。
言葉ひとつでずいぶん印象は変わるもの。

何度見ても好きなラストシーン。
「さっさと片付けて帰ろうぜ!」とハン・ソロが戻ってくる。
ルークとレイアのうれしそうな顔。
R2-D2は傷ついちゃったけれど最後はピカピカに直っている。
ルークの笑顔が最高。
もうなつかしくてうれしくて号泣だ。

やっぱりスター・ウォーズは映画館で観る映画だね。
みんなで盛り上がって観るのが楽しい。
最後もやっぱり拍手。
熱い感動をたくさんのファンのひとたちと分かち合えて幸せだ。



私が一番好きなシーンはまだ冒険に出る前のルークがタトゥーインの砂漠で沈む二つの太陽を眺めながら物思いに耽るシーン。
あのシーンがエピソード3のラストシーンとシンクロした時、本当に感動した。
往年のファンなら涙がとまらないシーンだったことと思う。

                








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