
この19日~21日の三連休、幕張メッセで開催中のスター・ウォーズ・セレブレーション・ジャパン。
何人か来日する出演俳優たちの中で一番注目されているのがルーク・スカイウォーカーこと
マーク・ハミルだ。
おとといは舞浜のシネマイクスピアリで1作目のエピソード4の1回限りの上映会というのがあった。
(この上映会については次の記事に書く予定です♪)
上映されるのは30年前の初公開時のではなく1997年に手直しをした特別篇。
でももちろん一部をのぞいては初公開時とあまり変わりはない。
久々の大スクリーンで観る映像に感動。
そして昨日は朝から幕張メッセで開催されていた
「STAR WARS Celebration Japan」 へ・・・。
今年日本公開30周年を迎えたスター・ウォーズの記念イベントだ。(米国は昨年が30周年)
様々な展示やグッズの販売に加えて出演者の来日とサイン会というのもあり、さすがにハリソン・
フォードなどは来るはずもないけれど、私にとってはルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルが
来日すると聞いて、これはぜひ行かなくちゃ!ということに・・・。
マーク・ハミルは当時26歳。高校生だった私はすっかり彼のファンとなり、来日の折には会いたくて
切ない思いをした。
もちろん一般人がそう簡単に会えるはずもない。
当時の私を知る高校の親しかったクラスメイトたちなら、私がどんなにスター・ウォーズを、マーク・
ハミルを愛していたか記憶しているにちがいない。
教育実習の英語の先生に添削してもらってファンレターも送った。けれど当然のことながら返事が
来ることはなかった。
高校3年生だった「帝国の逆襲」の時も、その2年後の「ジェダイの復讐(現在はジェダイの帰還と
タイトルが改められた)」の時も、来日したマークに会える機会などはなかった。
(もちろん遠くから姿を見るという意味でも・・)
そんな彼が今回幕張メッセに来てサイン会をするという。
30年の時を超えて夢がかなうのか??私は心が躍った。
サイン会に優先で入れるというのでチケットも特典付のベイダー1日券を買った。
ところが・・・マーク・ハミルのサインは2万円なのだという。
一つ前の記事に書いたけれど、私はサインをあきらめようと思った。
サイン会でなくてもステージの上のマークには遠くからでも会えるから、それで満足しようと思った。
でもイクスピアリでの上映会で久しぶりにルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルに再会して
すっかりあの遠い日の記憶を甦らせてしまった私に「マーク・ハミルに会いたい!」という思いが再びこみ上げてきた。
同じ会場内にいるのに会えないなんて!
マークに会えなかった時のあの遠い日の切ない思いを果たしたいと思ってしまった。
今会わなかったらきっと後悔するだろう。
私は30年分の夢を買おうと決めた。

そして昨日、幕張メッセへ。
一番の目的はマーク・ハミルに会うこと!
早速会場案内図を手にとってサイン会の場所へ行ってみた。
まずサインがほしい役者のチケットを買ってから、その役者のサインをもらう列に並ぶとのこと。
ベイダー1日券はプレミアム・チケットなので優先の列に並べるのだけど、2万円も出してサインがもらいたいと思う人はたいていプレミアム・チケット(他に3日間通しのヨーダプレミアムがあり!)で入場しているので、列は長くあまり意味がなかったかも。
マーク・ハミルとC3POのアンソニー・ダニエルズのみ壁の向こうで姿が見えない。
(アンソニーのチケットは8000円!)撮影も禁止と書かれている。
そのほかの役者達のテーブルはオープンで写真も大丈夫らしい。
私もマークの列に並んだけれど、まさか2時間も並ぶことになろうとは思わなかった!
すでに時間は1時になろうとしている。マークはランチ休憩とかに入ってしまうのではないかしら?
彼だって10時からずっとサインしっぱなしで疲れているだろう。
それでも私の番が近づき、ついにマークのいる壁の向こう側の入り口に。
入り口のスタッフの若いおにいさんが「名前を書いてもらいますか?」と微笑みながらメモ紙をとペンを差し出してくれた。名前を書いていると「ラッキーですよ!今日はツーショットですからね。」と言う。
「ツーショット?」
ふと左を見るとテーブルにはマーク・ハミルが座ってサインをしていた。
ブルーのチェックのシャツを着て、日に焼けた腕が目に入ってきた。
そしてその横にいるのはなんとケニー・ベイカー※だ!(R2D2)
前の人がサインをもらっている間、私はサインをもらう写真を選ぶ。
今回のセレブレーション・ジャパン限定の写真だそう。
ルークひとりのは4種類だったけど、「これもありますよ」というのを見ると、モノクロ写真でルークが
銃を持って立っている姿のだ。
ライトセイバーのよりその写真の方が気に入ったのでそれを選んだ。
そしてついに私の番が・・・。
マークはほとんど機械的に写真と名前が書かれたメモをうけとり、ブルーのマジックで私の名前を
ゆっくりと書き始めた。
手元をみながらもずっとケニー・ベイカー※と話している。
ていねいにハート型を描き、ハートを貫く矢を描き、最後にサインをすると彼はようやく顔をあげた。
英語苦手な私がとっさに言えることといったら・・・それに完全に頭が真っ白だ。
「I'm very happy to meet you!」
それをきいてマークはにっこり微笑んだ。
30年の歳月がマークの風貌を変えていたけれど、のぞきこんだ彼の青い瞳はスクリーンで見たあの若き日のルーク・スカイウォーカーと同じ。
大きなあたたかい手で握手をしてくれた。
マークの顔を見ていたら昔の記憶が甦ってきて胸が熱くなってきた。
「Thank you very much!」
「どういたしまして!」なんとマークは微笑みながら日本語で返してくれた。
ほんの短い時間だったけれど、それでもマークの暖かさが十分に伝わってきてうれしかった。
サインを手に外に出ると横の通路にいた若い女の子が連れの男の子に「見て!いいなぁ」と
言っている。
うれしいのは一緒なのだけどビセンテのサインを初めてもらった時とは違う気持ちだった。
ビセンテの時はうれしくてニコニコしてしまったけれど、今回は泣きそうになっている。
30年という時間の重みなのか。胸がいっぱいだ。
私にとってマーク・ハミルは遠い昔の憧れのヒーローだった。
夢がかなって幸せ。来てよかった。
夢はこんなふうにかなうこともあるんだなぁと思った瞬間だった。
(長くなったのでインタビューについてはまた後日・・。)
※文中に「ケニー・ベイカー氏」と書いてしまいましたが、本当はマイク・エドモンド氏だったそうです。
マイク・エドモンド氏はイウォークやジャワの役で出演されていて急遽来日されたとのこと。
ケニー・ベイカー氏は病気で来日が中止になっていたそうです。
間違えてしまってゴメンナサイ
何人か来日する出演俳優たちの中で一番注目されているのがルーク・スカイウォーカーこと
マーク・ハミルだ。
おとといは舞浜のシネマイクスピアリで1作目のエピソード4の1回限りの上映会というのがあった。
(この上映会については次の記事に書く予定です♪)
上映されるのは30年前の初公開時のではなく1997年に手直しをした特別篇。
でももちろん一部をのぞいては初公開時とあまり変わりはない。
久々の大スクリーンで観る映像に感動。
そして昨日は朝から幕張メッセで開催されていた
「STAR WARS Celebration Japan」 へ・・・。
今年日本公開30周年を迎えたスター・ウォーズの記念イベントだ。(米国は昨年が30周年)
様々な展示やグッズの販売に加えて出演者の来日とサイン会というのもあり、さすがにハリソン・
フォードなどは来るはずもないけれど、私にとってはルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルが
来日すると聞いて、これはぜひ行かなくちゃ!ということに・・・。
マーク・ハミルは当時26歳。高校生だった私はすっかり彼のファンとなり、来日の折には会いたくて
切ない思いをした。
もちろん一般人がそう簡単に会えるはずもない。
当時の私を知る高校の親しかったクラスメイトたちなら、私がどんなにスター・ウォーズを、マーク・
ハミルを愛していたか記憶しているにちがいない。
教育実習の英語の先生に添削してもらってファンレターも送った。けれど当然のことながら返事が
来ることはなかった。
高校3年生だった「帝国の逆襲」の時も、その2年後の「ジェダイの復讐(現在はジェダイの帰還と
タイトルが改められた)」の時も、来日したマークに会える機会などはなかった。
(もちろん遠くから姿を見るという意味でも・・)
そんな彼が今回幕張メッセに来てサイン会をするという。
30年の時を超えて夢がかなうのか??私は心が躍った。
サイン会に優先で入れるというのでチケットも特典付のベイダー1日券を買った。
ところが・・・マーク・ハミルのサインは2万円なのだという。

一つ前の記事に書いたけれど、私はサインをあきらめようと思った。
サイン会でなくてもステージの上のマークには遠くからでも会えるから、それで満足しようと思った。
でもイクスピアリでの上映会で久しぶりにルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルに再会して
すっかりあの遠い日の記憶を甦らせてしまった私に「マーク・ハミルに会いたい!」という思いが再びこみ上げてきた。
同じ会場内にいるのに会えないなんて!
マークに会えなかった時のあの遠い日の切ない思いを果たしたいと思ってしまった。
今会わなかったらきっと後悔するだろう。
私は30年分の夢を買おうと決めた。

そして昨日、幕張メッセへ。
一番の目的はマーク・ハミルに会うこと!
早速会場案内図を手にとってサイン会の場所へ行ってみた。
まずサインがほしい役者のチケットを買ってから、その役者のサインをもらう列に並ぶとのこと。
ベイダー1日券はプレミアム・チケットなので優先の列に並べるのだけど、2万円も出してサインがもらいたいと思う人はたいていプレミアム・チケット(他に3日間通しのヨーダプレミアムがあり!)で入場しているので、列は長くあまり意味がなかったかも。
マーク・ハミルとC3POのアンソニー・ダニエルズのみ壁の向こうで姿が見えない。
(アンソニーのチケットは8000円!)撮影も禁止と書かれている。
そのほかの役者達のテーブルはオープンで写真も大丈夫らしい。
私もマークの列に並んだけれど、まさか2時間も並ぶことになろうとは思わなかった!
すでに時間は1時になろうとしている。マークはランチ休憩とかに入ってしまうのではないかしら?
彼だって10時からずっとサインしっぱなしで疲れているだろう。
それでも私の番が近づき、ついにマークのいる壁の向こう側の入り口に。
入り口のスタッフの若いおにいさんが「名前を書いてもらいますか?」と微笑みながらメモ紙をとペンを差し出してくれた。名前を書いていると「ラッキーですよ!今日はツーショットですからね。」と言う。
「ツーショット?」
ふと左を見るとテーブルにはマーク・ハミルが座ってサインをしていた。
ブルーのチェックのシャツを着て、日に焼けた腕が目に入ってきた。
そしてその横にいるのはなんとケニー・ベイカー※だ!(R2D2)
前の人がサインをもらっている間、私はサインをもらう写真を選ぶ。
今回のセレブレーション・ジャパン限定の写真だそう。
ルークひとりのは4種類だったけど、「これもありますよ」というのを見ると、モノクロ写真でルークが
銃を持って立っている姿のだ。
ライトセイバーのよりその写真の方が気に入ったのでそれを選んだ。
そしてついに私の番が・・・。
マークはほとんど機械的に写真と名前が書かれたメモをうけとり、ブルーのマジックで私の名前を
ゆっくりと書き始めた。
手元をみながらもずっとケニー・ベイカー※と話している。
ていねいにハート型を描き、ハートを貫く矢を描き、最後にサインをすると彼はようやく顔をあげた。
英語苦手な私がとっさに言えることといったら・・・それに完全に頭が真っ白だ。
「I'm very happy to meet you!」
それをきいてマークはにっこり微笑んだ。
30年の歳月がマークの風貌を変えていたけれど、のぞきこんだ彼の青い瞳はスクリーンで見たあの若き日のルーク・スカイウォーカーと同じ。
大きなあたたかい手で握手をしてくれた。
マークの顔を見ていたら昔の記憶が甦ってきて胸が熱くなってきた。
「Thank you very much!」
「どういたしまして!」なんとマークは微笑みながら日本語で返してくれた。
ほんの短い時間だったけれど、それでもマークの暖かさが十分に伝わってきてうれしかった。
サインを手に外に出ると横の通路にいた若い女の子が連れの男の子に「見て!いいなぁ」と
言っている。
うれしいのは一緒なのだけどビセンテのサインを初めてもらった時とは違う気持ちだった。
ビセンテの時はうれしくてニコニコしてしまったけれど、今回は泣きそうになっている。
30年という時間の重みなのか。胸がいっぱいだ。
私にとってマーク・ハミルは遠い昔の憧れのヒーローだった。
夢がかなって幸せ。来てよかった。
夢はこんなふうにかなうこともあるんだなぁと思った瞬間だった。
(長くなったのでインタビューについてはまた後日・・。)
※文中に「ケニー・ベイカー氏」と書いてしまいましたが、本当はマイク・エドモンド氏だったそうです。
マイク・エドモンド氏はイウォークやジャワの役で出演されていて急遽来日されたとのこと。
ケニー・ベイカー氏は病気で来日が中止になっていたそうです。
間違えてしまってゴメンナサイ

幕張メッセのイベント、すごく行きたかったんですよ。
(仕方ないので、ペプシのオマケ集めるだけ・・・)
私もはじめてSWを観たとき、ルークの青い瞳に憧れました。
私にとっても、かけがえの無い記念碑的映画なので、
お気持ちはとってもよくわかります。
30年の想いが実ってよかったですね!
イベントのレポート、とっても楽しみにしてます!
コメントありがとうございます!
そうです。kinoさんのこと思い出していましたよ。
一緒に行きたかったですね・・。
数日たった今でも思い出すとふるえちゃうくらい感動してしまって、ほんとうるうるしてきちゃうんです。
映画の中のルークの瞳と同じ、大人になってもマーク・ハミルの瞳は青く澄んでいました。
人間的にもユーモアがあってとても素敵な人。
彼のファンだということを誇りに思いました。
イベントじたいは思ったより展示などは少なかった気もしますが、こうして出演者とファンが集まってお祝いできるということが素晴らしいですよね。
どうにも眠くてなかなかUPできませんが(^^;)
レポート待っていて下さいね♪