松井秀喜引退！ ありがとう、真のスーパースター！

いつか来るとは思っていました。

たぶん今年かな、とも覚悟していました。

しかし実際にその時が訪れると、
冷静ではいられませんでした。

今朝行われた松井秀喜の引退会見を見て、
不覚にも涙を止めることが出来ませんでした。

選手の引退で涙したの、
遠く40年ほど前の、
長嶋茂雄の引退以来でした。


本当のスーパースターと呼べる選手の引退。
やはりショックです。

しかし、
彼に贈る言葉はこれしかありません。
≪ありがとう！≫



松井は、
いつもと同じように真摯な姿で、
目に涙を溜めながらも時折笑みを浮かべ、
『やりきった』という表情で会見してくれました。

彼の言葉の中で、
『長嶋監督（当時）と出会えたことが本当に私の野球人生にとって大きい事だった。』
『ヤンキースでプレーした7年間は、最高に幸せな時間だった』
という言葉が、
特に印象深く感じました。

我々ファンにとっても、
長嶋に育てられ、ヤンキースに羽ばたいたあなたの姿を見られたことは、
本当に幸せなことでした。

ヤンキースでＷシリーズＭＶＰを獲った翌年、
新しいチームであるエンジェルスのユニフォームを着て初めてヤンキースタジアムに『帰還』した彼を、
ＮＹのファンはスタンディングオベーションで迎えましたね。

その瞬間、
ワタシは鳥肌が立ちました。

こんな選手、
ちょっといませんよ。

松井選手のその誠実で飾らない人柄は、
彼の野球での実績以上に、
どんなところでもファンをひきつけてやみませんでした。

長く長く、
語られる選手でしょう。


プレーで見せて、
人柄でも魅せる。

そんな選手、
長いプロ野球の歴史の中でも、
長嶋、王、そして松井ぐらいしか見当たりません。

そういう意味でも、
彼は『真のスーパースター』
だったと思います。


松井選手の思い出を書き始めると、
本当に何日かかっても書ききれません。

本当に我々を長い事楽しませてくれて、ありがとう。

今後の人生にも幸多からんことを、祈っています。


それにしても、
本当にさびしい。