SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ニッポン チャチャチャ

2011年11月10日 | スポーツ全般

東京オリンピックで人々を熱狂の渦に巻き込み、
その後もずっと『日本のお家芸』と言われてきたバレーボール。

時は過ぎ、
今は別の意味で『日本のお家芸』ともいえるバレーボール。
そのココロは、
『いつでも日本で世界大会が開催されている』ため。

ワールドカップ、世界バレー、世界選手権(?)、ワールドリーグetc

とにかく『これは何の大会なんじゃ?』
という大会が多いバレーという世界。
しかし世界的にみると、
サッカーやバスケットボール、ラグビーなどの他の球技と比較しても決して人気が高いとは言えず、
他国で大きな世界規模の大会が頻繁に行われることはなく、
いきおい日本で【毎年のように】世界大会が開かれるということになっています。

視聴率がそこそこ取れてしまうコンテンツということで、
テレビ局からいたく大切にされている印象のあるバレーボールですが、
ある時期からワタシは真剣に観なくなりました。

というのは、
この日本で開催されるバレーボールの世界規模の大会、
『日本による、日本のための』
大会になっているからと感じるからです。

あの【作られた】感のある熱狂的な応援。
対戦カードの組み方。
試合の時間等の配慮。

すべてが『日本をいかにして勝たせようか』
ひいては、
『日本が勝つことによっていかに視聴率を上げようか』
ということが見えてしまっているからなんです。

ワタシの好きな、
『スポーツという本物の輝き』
よりも、
『演出家による作られたシナリオ』
の匂いがするからなんです。

もちろん、
選手には何の文句もありません。
よく頑張っていると思います。

しかし・・・・・

真剣に見る気はしません。

そもそも、
日本人はそんなにバレーボールが好きなのか?

そんなに好きなら、
海外でたまに行われる試合なども、
時差などモノともせず追えばいいものを、
そんな試合を追っていくことはまずない。

要するに、
『バレーボール好き』
というよりも、
『バレーボール番組が好き』
なんでしょうね。

そもそも、
野球で言えば甲子園のような、
サッカーで言えば鹿島や浦和のような、
【完全ホーム】での戦いですので、
どう考えても『日本代表の実力は50%ぐらい水増し』
されていると考えて見なければならんでしょうね。

そりゃあ阪神が全試合甲子園で試合できれば、
優勝するでしょうよ。
普通に考えりゃ。

そんな中での『世界3位』だのなんだのと言われてもねえ。

日本開催での成績が実力だと思って見て、
オリンピックなんかで何回失望させられたことか。

それでもバレーボール協会は、
『東京オリンピック以来、日本のバレーボールは国内一番人気のスポーツ』
と思っているのでしょうね。

本当に人気があれば、
Vリーグがもっと盛り上がってしかるべきなんですけどね。


ということで、
今回でロンドンのキップを獲ろうがなんだろうが、
あまり興味はありません。

ロンドン五輪ではメダル争いには『まず間違いなく』絡まないだろうことが予測できてしまうから。

ラグビー、ハンド、バスケ・・・・・・・・・

諸々のスポーツの【決戦】には見向きもしないのに、
延々とこの『バレーボールショー』をゴールデンタイムに流し続ける日本のテレビって・・・・・。
ため息が出ます。


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