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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

なんとなんと・・・・またも大関3人が苦杯。

2024年03月12日 | 相撲

1横綱、2大関が敗れた初日に続いて、
この2日目も3大関が敗れ、
なんと2日目で1横綱、4大関すべてに土がつきました。。。

何とも言えない出だしになった春場所。

大阪は、例年にも増して「荒れる場所」となっています。


昨日まず登場したのは、
初日に黒星を喫した霧島。

場所前は好調が伝えられていただけに、
まずはこの日白星を挙げて立て直しの気勢をあげてもらいたかったのですが、
これまで負けたことがなかった熱海富士に、
いい体勢になりながら何と力ら負け。

どうしちゃったんだろう・・・・・
という感じですね。

そして新大関、琴ノ若が登場。

この日は実力十分の元大関・朝乃山が相手。
嫌な相手であったことは察するに余りありますが、
それでも完璧に相撲を取られて完敗。
こちらは新大関になって初の黒星でした。

両者ともに小賢しい真似はしない、
ガチンコの対決。
いい一番でしたが、
なんだか朝乃山の実力が上回ったように見えたのはワタシだけ?

まあ琴ノ若にとっては、
特に気にするような負けでもないので、
キッチリ気持ちを切り替えて、
今日以降の土俵に臨んでもらいたいですね。

そしてカド番の貴景勝。
こちらはくせ者の阿炎と対戦。

ワタシもなんだか「嫌な相手だなあ」と感じていましたが、
攻防があった後最後は頭を押さえつけられての上手投げに屈しました。
こちらも1敗。

これから強い対戦相手がごまんと残っていますから、
いばらの道は続いていくでしょうが、
何とか頑張ってカド番を脱出したいです。

しかし3大関が立て続けに黒星を喫した後、
豊昇龍と横綱・照ノ富士は万全な相撲を取って白星。
キッチリと土俵を締めてくれました。


さて、
ここまでは上位の横綱・大関全員に黒星がついたのですが、
好調な力士を見るとたくさんいます。

まずは大関を連破した阿炎。
今場所は突っ張りの腕もよく伸び、
更に動きも素早いですね。
あとは真っ向勝負で姑息なことをやって呼び込むような相撲がなければ、
かなり行けるのではないかと思います。

関脇復帰が成った若元春も連勝スタート。
今場所は力強さが戻ってきた感じがありますが、
まだ上位陣との相撲がないので何とも言えません。
しかし今場所10勝以上をあげれば、
また「大関挑戦」が現実味を帯びてくることになるので、
頑張ってほしいですね。

弟の若隆景はケガから復帰した再十両で、
初日から連勝スタート。
「元祖大関候補」の力を少しずつ発揮してきています。
兄としても負けられないところです。

「大器」の呼び声高い前頭5枚目、大の里は本当に強い相撲を見せて連勝。
5枚目の番付ですから、
たぶん「上位総当たり」ってことになるんでしょうが、
ホント楽しみでしょうがありません。

力を存分に発揮すれば二けたは十分可能。
ひょっとしたら優勝争いにも、
絡んでくるやもしれません。

8枚目と番付中位の東西力士、
高安と阿武咲も元気いっぱい。
まだまだケガがちなふたりなのでめったなことは言えませんが、
動きがいいことだけは確かでしょうね。

そこに新入幕の「大器」尊富士も2連勝スタートと「絡んでくる匂い」を感じさせてくれていますから、
期待しましょう。


一方沢山心配な力士はいますが、
番付下1枚だけという剣ヶ峰の遠藤が、
初日から連敗スタート。

相撲っぷりも、
完全に力負けという相撲で、
本当に心配です。

たぶん負け越すと即十両陥落になってしまうので、
ここからの奮起が期待されます。
地元石川のためにも、
ここが踏ん張りどころです。


ということで、
ある意味毎年「年6場所のうち一番面白い展開になる」大阪場所、
今年も盛り上がってきつつありますね。

どうか休場者を出さないで、
15日間取り切ってほしいと思います。



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