SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

山中慎介 強豪とのリマッチで『決着つける!』

2016年09月15日 | ボクシング

≪ワールドプレミアムボクシング24≫ ~大阪~

【WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦】
  チャンピオン・山中慎介(帝拳) vs 同級1位・アンセルモ・モレノ(パナマ)

【WBC世界Sバンタム級タイトルマッチ 12回戦】
  チャンピオン・ウーゴ・ルイス(メキシコ) vs 同級5位・長谷川穂積(真正)


さあ、いよいよ明日ゴングです。
バンタム・スーパーバンタムのダブル世界戦。

注目はV11を狙う山中慎介の防衛戦。

昨年と同じ、
アンセルモ・モレノとの再戦となります。

山中は今回11度目の防衛戦となりますが、
モレノはかつて12度の防衛を果たした記録を持つ、
まさに世界の強豪。

”幽霊”と呼ばれるほど相手のパンチを入れさせない防御に長けた、
まさに強豪中の強豪です。

昨年行われたタイトルマッチでは、
最後まで両者の技術が絡み合ったしびれる試合となり、
僅差の判定で山中の勝利となりました。

その時のブログ記事;
http://blog.goo.ne.jp/angeldad/e/82e29d6cd1bc434339ac2ed552c54a8d


ワタシは僅差ながらも山中が勝ったと思いましたが、
僅差の判定ということでボクシングファンの間でも、
結果が割れた試合となり、
『リマッチで決着を』
という声が多かったのも事実です。

そして長いこと山中が待望していた、
『海外に進出してタイトルマッチを』
という夢も現実にならず、
『それならば強豪との戦いで』
ということで、両陣営がお互いの利害の一致を見て、
明日のリマッチとなりました。


ところでバンタム級といえば、
日本ではおなじみの階級。

日本人の体格にあった階級ということもあり、
かつてのファイティング原田から、
辰吉、長谷川、山中と、
日本ボクシング界の『エース』に脈々と受け継がれてきた伝統のタイトルです。

ワタシも『バンタム』と聞くと、
なんだか『強い』と思ってしまう条件反射があり、
辰吉、長谷川、山中とチャンピオンたちの戦いにも、
他の階級以上に注目してしまいます。

”神の左”といわれる山中の左ストレートが、
今度こそモレノの顎を砕くシーンを、
何としても見たいと思っています。

正直に言うと、
ここ数戦のファイトを見ると、
若干ながら山中のファイトにピークアウトの気配を感じなくもないです。

しかし、
山中はまたここから、
違う山中チャンプの姿を見せてくれるのではないか?
ということに期待しているのも確かです。

もともと山中は強打の左を当てて倒すというよりも、
しっかりと足を使ったアウトボクシングをして、
徐々に相手を追い詰めていくタイプだと思っています。

そんな『理詰めでじわじわと追い詰める』戦いが見たいと、
思ったりもしています。

内山が敗れ、井上の拳に心配が出てきてしまった、
波乱の2016年ボクシング界。
山中までで敗れてしまったら、
チャンピオン百花繚乱のここ数年の隆盛が、
なんだかフェードアウトしてしまいそうで。。。。。

何とか頑張ってほしいと思っています。


そして長谷川穂積のプライドをかけた、
最後になるであろう世界挑戦。
最後まで見届けたいと思っています。

チケットはあっという間にソールドアウト。

それだけボクシングファン注目の興行です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 稀勢の里おおおおお・・・・・・ | トップ | もしも報道通りなら…… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ボクシング」カテゴリの最新記事