ブレーク前夜

ゴルフの松山英樹が、
アメリカPGAツアーの『ノーザントラスト・オープン』の最終日に臨み、
首位に1打差の5アンダー、4位に入りました。

最終日は6バーディー、2ボギーの67というラウンド。
『優勝争いには絡まなかったな』
と前日終了時点では思っていましたが、
その爆発力を見せての猛追はすごかった！

あらためて松山英樹が、
PGAツアーの『主役』に躍り出るポテンシャルを十分に持った選手だということを、
見せつけた形ですね。

元々持っているモノはすごい松山。
PGAツアーにも慣れて来たであろう今年のプレーを楽しみにしているのですが、
『いよいよだな・・・・・』
という思い、強くなってきました。

やっぱり『物おじしない』メンタルも海外向きだと思いますし、
何よりもゴルフのスケールがほかの日本人プロとは違う感じがしますね。

よく石川遼プロと比較されるのですが、
やっぱり松山と石川では、
野球の『マーくんと斎藤』ぐらいの差を感じてしまいます。

松山のプレーを見ていると、
ワクワクしてしまうんですよね。

今年は『松山元年』になりそうな気が、
プンプンしています。
頑張ってほしいものです。

カパルア、ワイアレイ、スコッツデール、トリーパインズ、そしてリビエラ。

この2か月ほどは、
暖かいハワイ、アリゾナ、カリフォルニアがPGAの主戦場となり、
画面からも春（あるいは夏）の感じが伝わってきて、
毎週末楽しく見ることが出来ました。

いつも思いますが、
自分がやるプレーと比較してみると、
『本当にこれが同じ競技なのか』
と思うほど、
全く違うものですね。

プロは本当にすごい。

そんな中、
松山の300ヤード超のドライブは、
アマチュアゴルファーの憧れそのもの。

これからもずっと、
我々『週末ゴルフウォッチャー』達を興奮させてくれる存在で、
いてほしいと思っています。