激闘の末 延長戦でスペインがV

ワールドカップの決勝は、
朝の５時半になってもまだ優勝が決まらず、
気が気じゃない中、
延長後半にようやくスペインが決勝ゴールを叩き込み、
初優勝に輝きました。

オランダは、
３度目の正直がなりませんでした。

かなり荒れた印象のある試合となってしまいましたが、
やはりオランダの退場者が試合の行方を決めてしまったのかな？

スペインのように足元の技術があって、
パスを自在につないでくる相手に数的不利な状況を作ってしまっては、
厳しくなってしまいますね。
PKまでなんとしても粘りたかったところですがね、オランダとしては。

決勝の印象は、
「う～ん」
という感じですかね。

準決勝、
そして３位決定戦が素晴らしかっただけに、
決勝の内容はイマイチと思わないでもありません。

しかし、
究極の『絶対に勝たなければならない戦い』ですから、
致し方ありませんね。

ワタシの中では決勝の印象はいまひとつでしたが、
大会全体を見渡すと『本当に面白かった』としか言いようのない大会でした。
日本代表の果敢な戦いぶりが前半を彩り、
沢山の波乱も起こった大会でした。

そんな中、
やっぱり力があると思われていたスペインが最後を締め、
悲願の初優勝を狙ったオランダの高さとスピードも見事でした。

ブラジル、アルゼンチンがまさかの敗退となったのは惜しかったですが、
ウルグアイ、ドイツは素晴らしい戦いを見せて、
大会をグッと盛り上げました。

個人的には、
大会のMVPは、
ウルグアイのフォルランにあげたいと思いますね。
素晴らしかった。

楽しい宴も終わりました。

大会後のなんともいえない寂寥感に襲われている、
今です。