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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

しょ~もないMLBと、再起を期す清原。

2020年06月17日 | メジャーリーグ

日本のプロ野球。

新型コロナ禍の一定程度の収束から6/19開催にこぎつけました。
当初は無観客試合ですが、
シーズン120試合を確保して、「ファンのためのシーズン」が始まろうとしています。

一方海を渡ったMLB。
何か問題が起こると非常にこじれるアメリカのプロスポーツ。
その中でもMLBはまさにその権化というか、
いつも問題の中心にいて話題を提供してくれますね。

まあ現在でも、
日本とは比較にならないぐらいコロナ感染者数、死者数も多いアメリカ。
その中で何とかスポーツイベントの開催にこぎつけたいというところですが、
そこでリーグ側(経営者側)と選手側(選手会)の対立が表面化して、
「開幕に向けて一枚岩」とはとても言えない状況になっています。

いろいろと伝えられるところを見れば、
MLBが抱える根深い問題がまたぞろ出てきたって感じなんですが、
こういったことはオリンピックなどでも見受けられ、
スポーツビジネスを牛耳るアメリカの深い病巣というものを感じさせてくれます。

94年~95年のMLBのストによるシーズンの打ち切り、短縮は、
本当にファンを失望させて深刻なファン離れを招いたと思っています。

その前から「流れ」はそうでしたが、
このストが決定的に「アメリカの看板スポーツ」の座をMLBから奪い取っていったという肌感覚は、
いまだにあります。

日本でも最近は日常会話の中でプロ野球の話題が出ることは減りましたが、
アメリカでも今では、
NFLの話題はたくさんの日常の場所で交わされることがありますが、
MLBの話題は、トンと聞かないって感じですね。

ワタシも『野球好き』な性分なのでMLBも長く大好きなのですが、
最近はあまりの年俸の高騰による「戦力の寡占化」に加えて、
どうしても最近の「データ偏重」な傾向に心がついていかず、
かつてほどMLBを熱心に見ることはなくなっています。

日本での西武ライオンズよりも熱狂的に推している(た?)エンジェルスの試合も、
大好きな大谷選手が入団したにもかかわらず、
あまりワクワクしながら見ることはなくなっています。(まあ、弱くなっちゃったというのもあるにはありますが、ね。)

「MLB、あんまりいい方向には行っていないね」
というのがワタシの最近の肌感覚。

これでまたアメリカのファンにそっぽを向かれることのないようにした方がいいんじゃないかな?
一度離れてしまった人気を戻すの、本当に大変だよ。



さて、一方日本のプロ野球。

今日報じられていたのは、
清原和博の執行猶予が明けたという話題。
晴れてオフィシャルに自由の身ってことですね。

清原については、
いろいろ思うところがある人も多いのではないかと思います。

しかしワタシは、
なぜか結構フラットに見ています。

「世間の人が認めて、ニーズがあるならば野球界に復帰もいいしテレビ等マスコミに登場するのもいいんじゃないかな。しかしそうでないならば、出てこないというのもまた、それはそれでいいのではないか。」
そんな感じです。

正直にいうと今後、
清原和博という人が目に触れる機会があったとしても、
「アスリート」としての彼ではないですからね。
今後の彼に期待することはあまりないので、
自由に活動を行えばいいのではないかと思います。

ワタシの頭の中には、
「高校野球史上最強打者」として甲子園で13本ものアーチをかけた彼の姿や、
西武ライオンズで日本一になる寸前に守備位置で泣き崩れていたピュアな清原和博の姿が、
いつまでも残っていますので、
それで十分です。

ワタシにとって彼の存在は、
すでに「歴史上の名プレーヤー」、
嶋清一や沢村栄治などと同じようなところに並んでいるってことです。
彼の功績は、永遠に色あせないってことですね。

でも、
生きていくのも結構大変だと思うけど、
頑張ってほしいですね。
肩の力を抜いて、
自分が好きなこと、熱中できることに心血を注げば、
それでいいのではないかと思います。


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