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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

高校野球アーカイブ2  第90回全国高校野球選手権 ブロック別予想

2008年08月06日 | 高校野球
第90回全国高校野球選手権大会 大予想
 
≪ブロック別予想≫
ブロック1  盛岡大付・駒大岩見沢・下関工・済美・智弁和歌山・鳥取西・木更津総合
智弁和歌山打線爆発か。木更津総合の2枚看板が封じるか
 
予選で打ちまくった坂口率いる智弁和歌山ははっきりと全国制覇を視野に入れている。今年のチームはしのぎ合いでも力を発揮できるしぶとさを持つ。
このブロックは智弁和歌山中心に展開するだろうが、一筋縄ではいかないチームが揃い、波乱含みでもある。まず初戦で智弁と対戦する済美が不気味な力を持つ。
いまひとつ今大会までは実績を残せなかったが、甘く見ると手痛いしっぺ返しを食う。宇和島東時代に悔しい負け方をした上甲監督の気合も満点。
智弁和歌山は、初戦に勝っても次が春の関東大会Vの木更津総合。2枚看板の投手陣は東海大相模・横浜の強打線を完璧に押さえ込んだ実績を持つ。
別山にもセンバツを経験している駒大岩見沢が控えており、一戦たりとも気の抜けない厳しいブロックだ。
 
ブロック2  日大鶴ヶ丘・鹿児島実・城北・宮崎商・智弁学園・近江・新潟県央工・報徳学園
近田の復調で報徳有利。V狙う近江、豪腕赤川の宮崎商など多彩な顔ぶれ
 
報徳学園は、昨年の甲子園では精彩なく春夏共に初戦敗退。雪辱を期す今年は、エース近田の完全復活で視界が開けてきた。
近田のクロスファイア気味の速球は、右左関係なく打ちづらそう。決勝をサヨナラで勝ってきて、ムードも上がっている。
ストップザ報徳の一番手は、エース小熊を擁する近江か。近江は打線の質も高く、激戦区を勝ち抜いていく力は十分に持っている。
そのほかにも試合巧者の智弁学園、鹿児島実に強力打線を持つ日大鶴ヶ丘などがいるが、注目はドラフト1位候補の赤川を擁する宮崎商。
県大会で日南学園を破ってきており、赤川が本来のピッチングを見せると非常に攻略しづらいチームだ。
 
ブロック3  常総学院・関東一・本荘・鳴門工・浦添商・飯塚・千葉経大付・近大付
実力派が勢ぞろい。浦添商・伊波の右腕に注目
 
このブロックも展開が読みにくい。それぐらい好チームが揃っているブロックだ。
まず注目は今大会屈指の呼び声も高い浦添商・伊波の右腕だ。県大会決勝では、センバツ優勝の沖縄尚学をほぼ完璧に押さえ込んだ。
練習試合では横浜をはじめとした全国の有力チームを抑えた実績もあり、注目株NO1だ。
しかし、センバツベスト4の千葉経大付属や木内監督の復帰した常総学院、激戦区大阪を勝ち抜いた近大付に強打の関東一など、面白い顔ぶれが揃っている。
福岡から初出場の飯塚も実力を備え、さらに野球の上手い常連・鳴門工もブロックに入っていることから、浦添商といえども簡単に勝ちぬけられるブロックでないことだけは確かだ。
 
 
ブロック4  本庄一・開星・青森山田・日本航空・慶応・松商学園・大府・高岡商
青森山田と慶応の一騎打ち。スキをうかがう、まとまった大府・日本航空ら
 
春の東北大会で優勝した青森山田は戦力が充実。特に攻撃力は一級品。このブロックで対抗になりそうなのは、田村ー只野の2本柱を持つ慶応か。
8校中7校が東日本のチーム。さながら東日本大会の様相だ。愛知を勝ち抜いた大府は、接線に強い実戦的なチーム。エース北野が注目される日本航空も
ベスト8に入る力は十分。打線が機能すれば松商学園。初戦の慶応戦をどう戦うか。常連になった感のある開星は、今年も打線のチーム。初戦の本庄一との試合は
しびれる好ゲームになること必至だ。
 
ブロック5  白鴎大足利・清峰・東邦・北海・大阪桐蔭・日田林工・桐生一・金沢
大阪桐蔭が一歩抜ける。待ったをかけたい北海、清峰、東邦
 
大阪桐蔭の戦力が一歩抜けている。安定感抜群のエース福島を、しぶとく得点していく打線ががっちり支えていくチーム。
同居していたもろさと決別し、優勝をしっかりと見据える戦力だ。対抗馬はなかなか探しにくいが、戦力的にいうと北海か。
駒大苫小牧をコールドで破った振れている打線に、鍵谷の右腕で充実した戦力だ。接戦になったときの対処さえ間違えなければ、
念願のベスト8も視野に入ってくるはずだ。清峰も相変わらずのしぶとい攻守が持ち味。激戦区の愛知を勝ち抜いた東邦と並ぶダークホース。
遊学館との大激戦を制した金沢は、松井二世といわれる林が打線の軸。殻を破りたいところだ。
 
 
ブロック6  広陵・高知・浦和学院・横浜・菰野・仙台育英・福井商・酒田南 
横浜の首狙う精鋭陣。激戦必至の好ブロック
 
優勝を狙う横浜は、エース土屋が完全復調。今大会も優勝候補の筆頭に上がる。しかしながら、大激戦のブロックに入り、
一戦たりとも気をぬくことは出来ない。初戦の相手は隣県の浦和学院。お互い手の内がわかっているだけにやりにくい面もあるが、
ここは順当に横浜の戦力が上回っていると見るのが妥当な線だ。しかし、2回戦では昨年準優勝の広陵が待ち受ける。
今年も戦力はAクラス。しかも県の決勝で大逆転勝ちを飾っており、ムードは最高潮。横浜といえどもがっぷり四つ憎んだ戦いを余儀なくされそうだ。
その広陵にしても、初戦で高知と対戦。決して侮れない相手だ。逆山にも仙台育英、酒田南の強豪東北勢にしぶとい福井商、更に146キロ左腕・西の
菰野が控えており大激戦。横浜としてはこのブロックを抜ければ突っ走りそうだが、予断は許さない。

 

ブロック7  聖光学院・加古川北・市岐阜商・香川西
4校すべてにチャンスがいっぱい。初陣・加古川北もありうるぞ

 
はっきり言ってどんぐりの背比べ。Aクラスの戦力を持つチームが見当たらない4校ブロック。各校とも、組み合わせに恵まれた感じだろう。
甲子園慣れという面では、聖光学院がやや上回る。選抜で沖縄尚学打線を苦しめたエース・仲田の右腕は頼りになる。
打線はいまひとつだが、細かいプレーの精度が高い。加古川北は春夏通じてまったく初めての甲子園。激戦区の兵庫を勝ち抜いた粘りで一泡吹かせたい。
香川西・市岐阜商はお互いに守りのチーム。小差の接戦をモノにして勝ち上がりを狙いたい。
 
 
ブロック8  福知山成美・常葉菊川・佐賀商・倉敷商
Aクラスの激突!福知山成美vs常葉菊川。倉敷商も虎視眈々とスキを狙う
 
優勝候補の一角を占める福知山成美と常葉菊川が初戦から激突する。春の近畿大会を制した福知山成美は、バランスの取れた攻守が自慢。
打線の振りも鋭く、2年前の8強以上を視野に入れている。対する昨年センバツの覇者、常葉菊川。監督問題でゆれたが、4季連続の甲子園をもぎ取った
力は折り紙つき。鋭い振りで相手を震え上がらせる打線は健在だ。初戦で対戦させるのは惜しいカードだが、この勝ち上がったチームがベスト8まで
駆け上がっていくことが予想される。倉敷商は戦力が充実。やや2チームと比べると小粒だが、スキを狙い上位を狙う。
昨年優勝の佐賀からは伝統校の佐賀商。佐賀北旋風に触発され、士気は大いに上がっている。
 
 
ベスト8予想
≪一番手≫
智弁和歌山 ・ 報徳学園 ・ 浦添商 ・ 慶応 ・ 大阪桐蔭 ・ 横浜 ・ 聖光学院 ・ 常葉菊川
≪2番手≫
木更津総合 ・ 宮崎商  ・ 千葉経大付 ・ 青森山田 ・ 北海 ・ 広陵 ・ 加古川北 ・ 福知山成美
 
あたるも八卦あたらぬも八卦
観戦のお供にどうぞ 
 
 

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