大阪桐蔭の圧巻の春夏連覇で幕を閉じた100回目の夏。
熱く、そして激しい夏の甲子園となりました。
何しろ今年は第100回大会。
大会前・・・・いや、何年も前から、
「今年の夏は凄いぞ~」
と言われていました。
しかしながら昨年、
清宮をはじめとして中村らのキラ星達が高校野球界を盛り上げて、
甲子園も異常ともいえる盛り上がりを見せてくれました。
そしてそれを受けての今年。
圧倒的な強さを誇る大阪桐蔭が高校野球界に君臨して、
チーム力もスター選手も、
すべてが大阪桐蔭に集まるといわれた中、
彼らがどんな戦いを見せるのかということが大会の最大の焦点となっていました。
そしてその結果は。。。。
予想通りと言おうか、
その予想をはるかに超えるといおうか、
「史上最強」の称号を残して、
この100回大会を駆け抜けて頂点へ上り詰めました。
そんな100回大会を、
振り返ってみましょう。
1.大阪桐蔭 まさに「史上最強」のパワーとチーム力を見せつけて圧巻の春夏連覇。
大阪桐蔭の優勝は、「こうあるべき」というチームを作り続けた大阪桐蔭の西谷監督にとっても「最高傑作」と言えるチーム力での圧巻の快勝でした。とにかく各紙・各誌の予想などでは大阪桐蔭の強さはそのパワー、選手の質、プレーの精度などにあると紹介されていましたが、この大阪桐蔭のチームの「強さ」は、その精神力の高さそのものだったと思います。投攻守すべてで他チームを大きく引き離すチームではありましたが、その彼らがプレーをするときの準備、そして1球への集中力、そして最後の最後まで決して抜くことのないチームとしての約束、それらすべてが絡み合って、高校野球界に類を見ない「史上最強」と呼べるチームが出来上がったのではないかと思っています。いくら疲れていたとはいえ、140キロ台中盤の質のいい球を投げる金足農・吉田投手に対して、あれだけしっかりとバットが降り切れて攻略できるところは、見事としか言いようがありません。そして藤原選手が見せた浦和学院戦で渡辺投手から放った驚愕の特大弾。驚きを通り越して、畏怖の念を抱いてしまいました。そしてなんだか驚くのは、あれだけの強さを見せつける軍団なのに、なんだか見ている者に爽やかさすら抱かせてしまうようなチームで、今年の大阪桐蔭のチームは、本当にワタシも好きなチームでした。それにしても宮崎、青地、中川、藤原、根尾とつなぐ打線、すごすぎました。それでいてロースコアの接戦でも全く相手に「逆転があり得るという匂い」を感じさせない完ぺきな試合運び。こんなチームが1年間見られたことに、感謝しなければなりませんね。しかしながら、ここまで突き詰めない限り、甲子園で優勝できないということになると、ほぼ数校以外は「甲子園の制覇はノーチャンス」という感じも抱かせてしまいます。これはKKのいたころのPLを見たときも同じことを感じました。しかし今年の大阪桐蔭のチームは、まさに「100年に一度のチーム」ということも言えるわけで、来年からはまた、混とんとした大会に戻っていくことを期待してもいます。
2.「ヒーロー見参」今年は金足農・吉田にほとんどの国民が感情移入。
昨年は広陵・中村選手が「大会の顔」としてブレークしましたが、今年はなんといっても金足農のエース・吉田投手が”甲子園のヒーロー”となりました。『甲子園のファンが大好きな』要素が満載のスーパープレーヤーでしたね。優勝未経験の東北地方、その中でも活躍が少ない秋田県、しかも県立の農業高校のエースとして甲子園にやってきた彼。「県立高」というキーワードを更に光ったものにする「9人で全試合を戦う」というチーム。甲子園のファン、そして野球が大好きなオールドファンは、何かキャプテンの「墨谷二中」を思い起こしていたんじゃないかなあ。。。。。あるいはメジャーで海堂高校に立ち向かった重野吾郎の聖秀学院かな?どの時代にも人々を熱狂させる、『強大な敵に立ち向かっていく、等身大の俺たちのチーム』的な風情が満載で、ワタシも「こんな劇画のようなチームが、今時あるんだなあ」と感心してしまいました。そして同時に感情移入も。。。。吉田投手は本当に、今すぐプロに行っても通用するような、プロ仕様の速球を投げ込む投手でしたね。初戦を現地で見て、本当に驚くと同時に一気に大ファンになってしまって、それからは「吉田中心に大会を見る」感じになっている自分がいました。そしてあの3回戦の逆転3ランでの逆転勝ち、準々決勝のサヨナラ2ランスクイズら、見事すぎる勝ち上がり方で決勝まで進出してくれました。ある意味決勝は「ご褒美」の試合ではなかったかなとも思います。最強の大阪桐蔭に果敢に挑んだ金足農ナイン、そして初回の無死1・3塁で3・4番を連続三振に抑えた吉田投手のピッチングが、まだ頭の中に鮮やかに残っています。出来れば吉田クンと藤原クン、根尾クンとのプロでの対決も、見たいなあ。。。。そう、『あの夏の再現』みたいな気持ちになって、更に成長した彼らの対決を、にこにこしながら見る。。。。。。。これが野球ファンにとっては、たまらんのですよ。そんな未来の楽しみをも残してくれた、金足農の素晴らしい戦いでした。
3.初めてのタイブレークに興奮。これはいい制度だ。
今年の選抜で初導入されたタイブレーク制。選抜ではタイブレークに至る試合はありませんでしたが、この夏は2試合のタイブレーク戦が行われ、2試合ともに劇的な幕切れとなってスタンドを沸かせました。初めてのタイブレーク試合となったのが1回戦の佐久長聖vs旭川大の試合。しのぎあいになったこの試合では、タイブレークになってもお互いがしのぎあって、13回はお互い0、14回に佐久長聖が1点を取って逃げ切りました。タイブレークになろうとも、両軍の投手がいいと、こういったしのぎあいにもなるわけです。一方で2試合目のタイブレークとなったのが2回戦の済美vs星稜戦。こちらは点の取り合の末のタイブレーク突入で、タイブレークでも壮絶な取り合いの末に逆転サヨナラ満塁ホームランというド派手な決着となりました。本来のタイブレークは、ここまですごくはなくとも「点の取り合い」という要素が強いので、こんな感じの決着になることが多いですね。二つの試合で、ファンも「タイブレークは、面白いなあ」と感じたのではないでしょうか。ワタシの導入の当初は、「せめて夏の大会だけは、最後まで完全決着をつけさせてくれ」と思っていましたが、『甲子園のタイブレーク』を見てみると、「この方が制度としては、いいなあ」という感想を持ちました。タイブレークというと、これまでの他の大会などでは「1死満塁から」とか「打順は任意に決められる」とか、とにかくこれまでの試合の経緯は無視して「新たにここから点を取り合う」風情だったのですが、この甲子園の「無死1・2塁から」「打順は前の回からの続き」というのは、最も試合を面白くしてくれるのではないかという感想を抱きましたね。よく考えられた制度だと思います。これからはこういった戦い方が主流になってくると思うので、タイブレーク用の戦術なんかも、各校用意しておく必要があると思われます。まあそれでも、サッカーのPK戦で勝敗を決するよりは、よほどいい制度ではないかな?なんて思っています。
4.熱中症対策は急務。1チームで何人も足がつるなんて。。
異常な気象で、NHKをして『35度以上になるので、昼間にスポーツなどはせず。。。。。。』なんてやっているにもかかわらず、お構いなしに開始される高校野球。水補給のブレークをとったり、いろいろと対策はしているものの、これといった決定打にはならず。今年の大会も、熱中症気味に足をつる選手が続出して、それが試合に大きな影響を与えました。特に星稜vs済美戦では、星稜のエース奥川クンの足がつって降板せざるを得ず、そこから劣勢だった済美が後半息を吹き返すというシーンも見られました。昔はよく、選手の足がつると「練習不足なんだよ」なんてヤジが飛んだりもしていましたが、練習量とその日に足がつるということの因果関係は、ほぼないと思われ、その原因はとにかく異常なまでの高温にあると思われます。どの球児にとっても、この足がつる、熱中症になるというリスクは抱えたままの試合になるってことです。そのことでベンチにsがらなければならなくなった選手を見ていると、本当につらい。これまでどれだけの練習を積み上げてきたのかがわかるだけに、本当に気の毒です。とにかく対策を立てなければならないのですが、そうはいってもこの時期を外すことができない夏の甲子園であるならば、対策といっても抜本的なものは、ないに等しいと思われます。これから先、いったいどうするのか。。。。。。。
5.イベント満載の100回大会。そして異常なまでに訪れた大観衆。
今年は100回大会ということで、とにかく大会に関連するイベントが多かったですね。
本屋にこれでもかと並ぶ高校野球関連本の数も、例年の倍ではきかないほどでした。
そして大会では、連日「甲子園のレジェンド」達を迎え、始球式を行っていました。
決勝の太田幸司さん、井上さんをはじめ、
開幕戦の松井秀喜さんなど、
「ああ、あの試合は・・・・・」
というのが思い浮かぶ、至福の時でしたね。
久しぶりに姿を見る人もいて、感慨深かったです。
この100回の記念大会にあたり、
高野連は大幅に入場料の改定等を行いました。
一番大きな改革は、これまで100年にわたり無料開放だった外野席を有料化したことです。
ネット裏の席はすべて指定席に。それゆえ、満員であるにもかかわらず、
ネット裏のカテゴリーだけ空席が目立つということも多かったですね。(意識的にその映像を映すのは避ける傾向にあったようですが)
しかしそれでもなお、
ものすごい数の観衆が押し寄せて、
押すな押すなの大盛況の大会となりました。
準々決勝、準決勝、そして決勝。
漏れ聞こえてくるものすごい大行列。
そして試合開始のはるか前に出される満員通知。
「見たくても見られない」
と思ったファンの人たち、多かったんじゃないでしょうか。
オリンピックでもここまではならないだろうと思われるような異常な数の観客は、
何と総計100万人を超えたそうです。
ほんの5,6年前までは、
甲子園は「よっぽど大阪代表が出場する日じゃなければ」スっといってぱっと入れるという感じでしたが、
いまやそんなこと、望むべくもないですね。
やっぱり日本人のDNAには「野球が大好き」というものが刷り込まれているんでしょうね。
まあ、戦後すぐ当たりの大会の写真などを見ても、
観客が鈴なりになっている様子がうかがえますので、
「ああ、その頃から変わらない、野球人気なんだなあ」
とも思います。
とにかく「近年の甲子園はものすごい」ことだけは確か。
今後観戦に出かける方は、ちょいと覚悟していかれた方がいいかもしれません。
6.ちょいと提言を。
今年の高校野球。
素晴らしい感動を残してくれましたが、言われ続けているのは投手の酷使という問題。
ずっと言われ続けている「高校野球の問題点」なんですが、なかなかいい対策が見つからず問題を引きずったまま今日まで来てしまっています。
『甲子園大会』という、
高校球児があこがれ続ける大会と、そのために支払う代償。
これらのバランスが取れなくなっているところに、問題点があるといわれていますね。
桑田真澄氏をはじめとして何人もの人がいうのは「投球制限の導入」。
具体的には、
『1試合で投手は〇〇球以上は投げてはいけない』
『1試合〇〇球以上投げた投手は、中〇日以上明けなければいけない』
等々をルール化して、
球児、いや、投手を守れというものです。
ワタシもこの提言を切り取ってみた場合、
「まさにおっしゃる通り」
と思います。
しかしどうしても「高校野球ファン」としてみた場合、
長いこと若干の違和感がぬぐえませんでした。
それはこの視点に立つとき、
『これが自分の選手としての最後と思って、高校野球にかけてきた選手たちの思い』
っていう視点が、
すっぽり抜け落ちている感じがするからです。
金足農の吉田投手のように、
有り余るポテンシャルを持ってプロ野球に自分の進路を定めている投手にとっては、
今大会のような連投に次ぐ連投は避けた方がいい、将来に禍根を残すというのは、
まさに正論だと思います。
しかしほとんどの高校球児にとっては、
「この夏こそが自分の野球の到達点」
だと思っていると思います。
何しろ、統計の出ている最新のデータによると、
1学年の高校球児の数と大学野球の選手の数は、
10倍の違いがあります。
要するに「選手として野球を大学まで続ける」プレーヤーは高校球児全体の10%程度ということです。
言葉を換えて言えば、高校球児の90%は「最後の夏の大会に、自分の野球人生のすべてをかける」立場のプレーヤーだということ。
彼らの「最後の大会」に、
「投球制限があるから、エースはこの試合は使えません」とは、
ワタシならどうしても言えません。
最終的にはプロを狙い野球を続ける選手も、
そして高校までに完全燃焼して終わる選手も、
同じように努力をしてここまでたどり着いたと思うと、
「投球制限」を導入すると本当に「層の厚い勝てるチーム」と「層は薄く、ぎりぎりで戦っているチーム」に、
戦う前からルール上で大きなハンディがついてしまう・・・・・そんな風に思ってしまうのです。
そういうことも思っているからこそ、
高野連も軽々に投球制限の導入などに踏み切れないのでは、
そうワタシは思ってしまいます。
そんなワタシと同じ心情が、
著名なスポーツ(野球)ライターである石田雄太さんのコラムにつづられていましたので、
ワタシはなんだかうんうんとうなずきながら、
読んでしまいました。
ポテンシャルのある選手をつぶす、つぶさないということに関しては、
いろいろな意見があるとは思いますが、
それはもう、各校の指導者に委ねるしかないのではないでしょうか。
彼らがホンモノの指導者ならば、
ポテンシャルを持った選手に対してどのようにプレーさせるのか、
きちんと考えるはずだと思ってしまうのです。
そのためには、
高校野球もきちんと「指導者研修」を充実させて、
多角的に、そして科学的、統計学的に、
きちんと情報を入れてあげることが必要ではないかと思います。
そして高校野球界、とりわけ高野連ができること。
それは、日程の調整以外にはないのではないかと思います。
ワタシはかねがね、
高校野球も正月の高校サッカーと同じように、
決勝戦、あるいは準決勝と決勝を、
飛ばし日程にしたらどうかと思っています。
具体的には、
甲子園大会の1・2・3回戦と準々決勝は現状のとおり行う。
ただし2回戦と3回戦の間、3回戦と準々決勝の間に1日の休養日を設定。
そして準決勝と決勝は、
その次の週末など(1週間以上開ける)に行う。
準決勝は土曜日、決勝は日曜日に行うということです。
そうすれば一人の投手が投げる場合も、
連投は準決勝と決勝のみということになって、
今のような過度な負担がかかることもないでしょう。
よくマスコミでは、
阪神タイガースの日程が・・・・・
っていいますが、
阪神は京セラドームまたは神戸を使っての試合で、
十分対応できるのではないかと思ったりもしています。
今年のような酷暑では、
阪神の選手もドーム球場の方がありがたいという声もちらほら聞こえてきたりしていますし。
かつてのような「死のロード」感は、
今はないと思っています。
企業としての阪神さんにとっても、
高校野球でかなり収益を上げているやに聞いていますので(直接)、
最後の土日で盛り上がるというのもまた、
いいんじゃないかと思いますけどね。
各チームは一度帰郷して、
再度土日に集って決勝戦をやるというの、
どうなのかなあと思ったりします。
まあ、ファンの世迷言として、
軽く聞いておいてもらうとありがたいなあと思っています。
ついでにもう一言。
あれだけの酷暑の中で体力、精神力を極限まですり減らしている選手に対して、
「1週間後に合宿に集まって、本気の国際大会、やりまっせ」
というU-18の大会こそ、
どうにかしてほしいと思います。
この時期にしか開催できないのであれば、
勇気をもって「出ない」という決断をしてほしいと思っています。
今年でいえば、
吉田投手は決して使わないでほしい……ということを、強く念願しています。
「出場する」というのであれば、
『夏の甲子園に出場できなかった選手たち』
でチームを構成すればいいじゃないですか。
その中にも、
素晴らしい選手、たくさんいますよ。
何も直近まで酷暑で戦い抜いていた選手を集めても……ねえ。
それこそ「選手ファーストじゃない」って言われますよ。
さあ、来年は新しい時代の高校野球が始まります。
日本人って、100というキリのいい数字も好きだけど、
101という数字にも、なんだか無性にそそられるものを感じるんじゃないかと、ワタシは勝手に思ったりしています。
かつて「101回目のプロポーズ」なんていうドラマもあったしね。
その101回に向けて、
高校野球は一体どんな歩みを見せてくれるのか、
楽しみです。
大阪桐蔭には、
『3季連続優勝』という大偉業も、かかります。
そして『選抜3連覇』という前人未到の快挙も、
達成可能です。
そして来年こそはこの”大巨人”を倒すぞ!!
と意気込んでいる学校も多いかと思います。
(特に星稜、期待しています。)
ということで今年もいろいろありました、高校野球。
勝手に選んでみました。
大会MVP チーム; 大阪桐蔭
個人 ; 吉田輝星(金足農)
最高試合 金足農 vs 近江
最高の場面 ;
金足農の対近江戦のサヨナラ2ランスクイズ・
大阪桐蔭・藤原選手の浦和学院戦のホームラン
来年の大会もまた、楽しみです。
高校野球は、いいなあ。。改めて感じた、17日間でした。
まったくおっしゃるとおりです。
球数制限を導入し、複数の投手で継投すれば話は簡単ですが、
したくてもできない学校も当然あるわけで、そうなると戦力の差が今以上につき、偏ってしまう懸念があります。
勝ち上がっていくには、どうしても1人のピッチャーに頼らなければならないチームもたくさんあるわけです。
「なんでいつも俺だけに投げさせるんだ」と不満を持ってるピッチャーなんていないと思います。
「アイツばっかり投げさせて可愛そうだ」と思ってるほかの選手もほとんどいないと思います。
また、そういった不満を監督にぶつける選手は皆無でしょう。
それぐらいひたむきでいつも全力なのです。
やはりその辺の判断は、指導者側がしっかりと明確にしないといけないです。
稀勢の里がいい例ですよね。(悪い例という表現が正しいのでしょうか))
そりゃ稀勢の里は来場所も出ようとしますよ。横綱になったばかりの責任感から「出る」といいますよ。
親方があそこで絶対止めるべきでした。本人がなんと言おうとも。
まあ、球数問題は、8月いっぱいは甲子園は高校野球のためにすりゃいいんですよ。
やろうと思えばできると思うけどなあ。
最後にちょっと感じたこと。
あそこまでタオル振り回さなくてもよー・・・と思いました。特に決勝
アルプスは当然いいです。また関係者も。
金足農を応援したい気持ちはよ~くわかりますが、関係のない、一般のファンはせめて歓声だけにしてほしいです。
得点すればバンザイもするでしょう。手を叩き隣の見知らぬ方とも喜びをわかちあったりもするでしょう。
そういうのは全然いいです。
なんかアレ見てると、便乗して騒ぎたいだけじゃねーの?って思ってしまいます。
外野まで振り回してたし。
なにはしゃいどんねん!笑
よりにもよって巨人のやつやし。
まあ、あの応援スタイル、あのメロディーが個人的に受け付けないのが大きいのでしょう 笑
甲子園であれをやられるとイッラーーー!! ヾ(`Д´*)ノ とするのです。笑笑
それらも物ともしない大阪桐蔭の選手たちの精神力につくづく感心します。
よりいっそう強さを際立たせた一因になりましたね。
甲子園はいつの年も、課題を残して閉幕していきますね。今年もまたそうでした。吉田君の投球が際立っただけに、課題が浮き彫りにもなった感じでしたが、とにかく走りながら、考えていったらいいのではないでしょうか。
また、タオル回しについては、最近は見ている観客が「参加型の夏フェス」的な感覚で、楽しんでいるのではないかと思います。しかしながら、実際グラウンドでプレーしているのがアマチュアの高校生だという視点を、決して忘れてはならないと思います。
また新チームの年度も、いい戦いがたくさん見たいですね。