今日から2月に入りました。
いよいよプロ野球も今日からキャンプイン。
巨人の原・前監督ではありませんが、
『球春到来』
の季節です。
金曜日には選抜の出場校も決まり、
季節は春に向かって進んでいます。
ということで土・日は1月最後の週末でしたが、
たくさんのスポーツイベントが国内外で開かれて、
華やかでしたね。
この週末を一言で表すとすれば、
『歓喜』
しかありません。
土曜深夜のサッカーU-23の五輪最終予選は、
日本が決勝で韓国に大逆転勝ち。
浅野がやってくれました。
まあそれにしても、
勢いというのは恐ろしいもの。
戦前は苦戦が予想されていた日本が、
勢いに乗ってあれよあれよという間に頂点へ。
誰も止めることができませんでした。
勢いと、
勝つことで得た自信。
それを持って、
オリンピック本番に向かってほしいと思います。
目標は何と言ってもメダルを持ち帰ること。
ロンドンでのあの悔しい思いを、
払しょくするような戦いで、
日本中を熱狂させてほしいと思います。
そのためにも、
ケガや故障には十分気を付けてほしいと思いますね。
全員が元気な姿で、
ピッチに立ってほしいと思っています。
一方同じ土曜日の深夜、
ワタシが応援するロンドン五輪の金メダリスト、
ボクシング・ミドル級の村田諒太が、
上海で初めての戦いを行いました。
ノンタイトル戦でしたが、
このところ『成長しているのかしていないのか、イマイチよくわからない』と言われていた村田が、
その憂さを晴らすような2Rノックアウト勝ち。
『俺も世界を狙っているぜ』
というのを、強烈にアピールしました。
海外を主戦場にする今後の村田にとって、
前の試合のアメリカでの海外デビュー戦に続き、
この上海でのKO勝ちは、
なかなか意味のあるものだと思います。
世界にスターがゴロゴロいるミドル級という階級で、
日本人選手が一体どこまでやれるのか。
ファンは息を飲んで、
村田の試合を注視しているところです。
正直、
世界のベルトを巻くのは難しいかと思わなくもありませんが、
それでも『夢の選手』として、
村田の動向はこれからも追い続けていこうと思っています。
そして日曜日。
なんといっても沙羅ちゃんこと、
高梨沙羅選手のジャンプ・ワールドカップ5連勝に歓喜しました。
本当に沙羅ちゃんのジャンプは、
今はどんな競技よりもスカッとさせてくれます。
コカコーラのCMみたいに、
スカッと爽やかな選手ですね。
この日も問題なく圧勝。
沙羅ちゃんが飛ぶときに、
『ここまで飛べば優勝』
という緑のラインが画面上に描かれていましたが、
そのはるか上を超えていく大ジャンプが2本そろって、
まさに掛け値なしの『圧勝』でした。
夕方には札幌での男子のワールドカップで、
”レジェンド”葛西選手が銅メダル!
自身の持つ【ワールドカップ最年長表彰台】の記録を、
またまた更新しました。
若々しいジャンプで、
やっぱり日本の第1人者の地位は、
他の選手には譲りませんね。
まあ、
それだけ若い選手の台頭がないということは、
日本男子のジャンプ陣にとっては、
けっこう由々しきことなのかもしれませんが。。。。。。
葛西選手。
インタビューでは、
『子供が生まれました~』
と観衆に報告。
2重の意味で、
おめでとうございます!!
おめでとうと言えば、
土曜日の琴奨菊の披露宴。
600人の招待客が招かれた、
超豪華版でしたね。
琴奨菊関と奥さんの嬉しそうな笑顔に、
なんだか幸せをおすそ分けしてもらったような気になりました。
日曜日には、
ラグビーの日本選手権が開催。
トップリーグを激戦の末制したパナソニックと、
大学選手権7連覇で『敵なし』の帝京大。
今シーズンはワールドカップが開催されたということと、
2月末にスーパーラグビーも始まるということで、
この日本選手権は『トップリーグvs大学』の優勝チーム同士の一騎打ちという方式になりました。
90年代まではこの方式の日本選手権でしたので、
久しぶりの感じもしましたが、
そもそもこの方式をやめたのは『トップリーグ(当時は社会人)と学生の実力差が大きすぎて、試合にならない』というものだったので、
この試合も注目度は今ひとつでしたね。
秩父宮の観衆も、
先週のトップリーグの決勝や大学選手権の決勝の時は『超満員』だったのに、
昨日は『今までの、いつもの年ぐらい』の入りでした。
まあ、8割程度かな?
試合はパナソニックが試合開始から2プレーで2トライを奪い、
実力差をまざまざと見せつけての完勝でした。
先週の激戦の後の戦いでパナソニックは選手を一部代えてのスタートでしたが、
全く心配ない戦いぶりでした。
帝京大もかなり善戦しましたが、
トップリーグのレベルアップが著しすぎて、
やはり『勝負』にまでは持ち込めませんね。
プロ野球と大学野球並みの、
実力の違いと言ったらいいのでしょうか。
今季の全日程は終了しましたが、
今月末からはスーパーラグビーが開幕し、
今夏には7人制のオリンピックも控えるという過密日程。
まだまだラグビーの季節は、
終わりをむかえませんよ。
ということで2月。
キャンプを前にして、
SBはキャンプ地で優勝パレードを行ったそうです。
今年もSBが圧倒的な強さを維持して3連覇するのか、
それともほかのチームが巻き返すのか。
特にセ・リーグは、
全員が40代の監督になって、
久しぶりに活気のあるペナントレースとなりそうです。
『スポーツの春』に向けて、
観る方もじっくりと英気を養っておかなければなりませんね。