東京マラソン２０１７

第１１回になる東京マラソンが、
今週の日曜日に開催されます。

今ではすっかり東京の冬の風物詩となったこの大会。
年に一度、東京都心が別の顔を見せるその風景を見るのが、
いつの間にかとても楽しみになってきています。

銀座４丁目の交差点を、
延々と続く人の波。
なんだか結構いい光景です。

さて、
『ワールドマラソンメジャース』
のレースの一つである東京マラソン。

海外招待選手も本当にいい選手が来てくれるので、
『世界の本当の速さ』を体験できる大会で、
そういう意味でも注目度は高いですね。

日本勢は、
やはり優勝からは遠い位置にあるというのも『体感』できるというあまりありがたくない効果もあるのですが、
日本人の出場選手の中での”日本人トップ”という争いも、
結構面白いものがあります。

今年の国内招待選手等を見ると、
今井正人や服部勇馬、
設楽悠太、市田孝、下田裕太らのいわゆる『箱根組』が大量に出場していて、
見る方も楽しみが大きいですね。

去年は下田、一色の青学勢が、
箱根駅伝の勢いそのままに、
力のある走りを見せてくれました。

１０位から下田、一色、服部、今井が次々にゴールして、
『箱根から世界へ』
というものがやっと形となって表れてくれたような気がして、
嬉しい大会となりました。

今年はさらに一段階段をのぼり、
入賞圏内に複数のランナーが入ってくれると嬉しいですね。

特に力のある下田が勢いを維持しているのか、
昨年悔しさを味わった服部が積極的な走りを見せるか、
それとも初マラソンとなる設楽や市田などが驚きの走りを見せてくれるのか、
そんなところに期待を持っています。

そして今年は、
大きくコースが変更して、
フィニッシュは東京駅の前。

これは楽しみですね。

昨年までは、
どうしてもゴールが『東京っぽくないなあ・・・・』と思っていましたので、
今年はなんだかそれだけでテンションが上がっちゃいます。

ということで日曜日。
どうやら天候は晴れ、
しかも気温もさほど上がらないようで、
絶好のコンディションの中行われるようです。

その日は都心に出かけるのはやめて、
おとなしくテレビ観戦とするつもりです。

そして翌日、
銀座の交差点に立って、
『お～ここを昨日、ランナーたちが走り抜けたんだなあ』
と感慨にふけるのが、
ワタシのひそかな東京マラソンの楽しみ方です。