SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

野球が熱い

2015年10月16日 | プロ野球

季節は秋。

食欲の秋にスポーツの秋。

ということで、
連日の晴天のもと、
スポーツイベントも百花繚乱です。

最も注目を集める、
プロ野球のCSファイナルステージ。

パ・リーグは勢いに乗るロッテが5年ごとに訪れる【下克上】を狙いSBに挑んでいますが、
延長にもつれ込む初戦を落としたことで、
順当な結果に終わりそうです。

SBとしては、
久しぶりの『本気の実戦』でエンジンのかかりが心配されましたが、
初戦を取ったことですべての心配は杞憂に終わりそうです。

後は実力通りに戦うだけですね。

それにしてもSBの救援陣、
見事なものです。

この救援陣の充実あってこそ、
先発陣も攻撃陣も、
安心して試合に臨めるというものですね。

浮上できないチームは、
このSBのチーム作りに、
強くなるヒントがたくさん隠されています。
学んでほしいものです。


セ・リーグは拮抗した戦いになりそうで、
面白い立ち上がりとなりました。

初戦巨人が完勝した時は、
”ヤクルトびいき”の身としては『やばいなあ・・・・・』と思ったものですが、
昨日の試合を取り返し、
ちょっとだけ安心しました。

ヤクルトが得点した時に開くカサの花、
きれいですね~。

今日は夕方にはショボショボと雨が降っていそうですから、
カサの花が実用面と応援面、
両面から咲き乱れそうですね。

まだまだこちらの方は、
予断を許さない展開です。


さて、
秋季大会たけなわの高校野球。

秋季大会は、
早めに秋が訪れる北の地方から、
『選抜当確』のニュースが伝わってきます。

近年は、
既に各地区の『センバツ割り当て校数』が事前に発表になっていますから、
この秋季大会の結果で、
ほとんどの選抜出場校が読めるという感じになっています。

最初に【当確ランプ】をともしたのは、
北海道の札幌第一。
嬉しいセンバツ初出場になりそうです。

そして東北大会では、
97年以来久し振りに、
青森の両雄、八戸学院光星と青森山田の決勝となりました。

結果は県大会では敗れた青森山田が雪辱。
5-0でライバルを破り、
なんと秋季東北大会を初制覇しました。

なんと・・・・・というのは、
まさか青森山田がこのタイトルを獲ったことがなかったというのを、
信じられなかったからです。

『東北の雄』であり続けたこの青森山田。

しかし秋季東北大会では結果を残せず、
選抜大会はわずか過去1回しか出場経験がありません。

その1回も初戦で大敗を喫しているだけに、
来春の選抜では【選抜初勝利】の期待が大きくかかることでしょう。

04年~09年まで、
夏の選手権に6年連続出場を果たしていたこの名門ですが、
ここ6年はライバル八戸学院光星に押されっぱなし。

この6年間に、
八戸学院光星が7回の甲子園出場、
そして3回の全国準優勝に輝いたのを、
ライバルである青森山田はじっと見ていなければなりませんでした。

その間に監督交代や不祥事など、
いろいろとありました。

その悔しさをぶつける、
来春の選抜ということになりそうです。

ライバルの八戸学院光星も、
同時に出場することが予想されます。

『ライバルよりも早く甲子園を去ることはできない』
という相乗効果で、
今度こそ東北に紫紺の優勝旗を持ち帰ることが、
出来るのでしょうか。


北信越大会では、
東北よりも一足先に昨春の選抜で紫紺の大旗を持ち帰った敦賀気比が、
剛腕・山崎の活躍で準決勝進出。

準決勝のカードは、
いずれも福井勢vs長野勢
ということになりました。

面白そうです。

九州大会は組み合わせが決定。

注目しているのは、
2回戦(準々決勝)で対戦が予想される、
八重山(沖縄)vs秀学館(熊本)の激突。

沖縄を制した離島の雄・八重山が、
あの鍛冶舎巧監督率いる『エリート軍団』秀学館と対決するのですから、
全国的に注目を集めています。

秀学館は、
監督就任3季目。

いよいよ本領を発揮しだしました。

ここ3年ほどで、
本気で全国制覇を狙っています。

近畿、東海はこの週末に開幕です。

ワタシが個人的に大注目しているのは、
大阪桐蔭を破り大阪大会を制した大商大堺。

大商大堺と言えば、
大阪では有名な『悲劇のチーム』。

東京で言えば、
二松学舎がこれに当たるかな?

KK時代のPL、
いや、もっと前から『強豪』として名の通っていた学校ですが、
なぜか甲子園には縁がなし。

何度も何度も、
あと一歩というところに手をかけながら、
その都度跳ね返されてきたという歴史があります。

直近では2012年の秋季近畿大会。

準々決勝まで上り詰め、
『あと1勝・・・・いや、このゲームで接戦さえできれば・・・・』
というところで大敗。
またも甲子園を逃しました。

しかし今回は、
堂々の『大阪1位』での近畿大会出場。

OBの皆さんや学校関係者の期待、
盛り上がっているでしょうね。

組み合わせを見ると、
8強で北大津・報徳の勝者との激突が待っています。
北大津は何やら、
元横浜コーチ・小倉氏の指導を受けているということ。
一筋縄ではいかなそうです。

しかし、
『やった!初の甲子園、決めた!』
という吉報がもたらされること、
待っています。


そしてこちらも『明治神宮大会』に向けた戦いが熱い大学野球。

東京六大学では、
明治の高山が『リーグ歴代最多安打』を更新。

慶応とともに勝ち点3で首位を走り、
両校の決戦が今週末に行われます。


『勝ち点制』を廃して『勝率制』に移行して2年目の首都大学リーグは、
来年から再度『勝ち点制』に戻すようで、
今年がこの方式での最後の戦いとなっています。

注目されるのは、
絶対王者・東海大に挑んでいる新鋭、桜美林大。

プロ出身のコーチを各所に配し、
『本気で優勝を狙う』との宣言から3年。
いよいよ『その時』が狙える位置に上り詰めてきました。

今週末に東海大との【頂上決戦】。
2試合に連勝して初めて『優勝』圏内にとどまれますが、
どうでしょうか。

現在東海が9勝3敗、桜美林、筑波、日体が8勝4敗で追っている大激戦です。

この首都大学リーグに、
毎年全国上位の常連の神奈川大学リーグ、
全日本のエース・田中の創価大が突っ走る東京新大学リーグに、
上武大など強豪がそろう関東甲信越リーグや千葉大学リーグなどの代表も加え、
名だたる強豪の15チームが集いわずか2つの明治神宮大会出場切符を争います。

なんという厳しい道のりでしょうか。

その他の各地方でのリーグ戦も佳境を迎えており、
11月の明治神宮大会が、
今から楽しみです。


そして、
毎日ワタシが起きがけに見ているのが、
”ワールド野球プレミア12”の宣伝。

毎日見ているもんだから、
煽られっぱなしです。

過去3回のWBCの振り返りが主なのですが、
やっぱり『日本代表』という言葉、
響きがいいですよね。

ラグビーのW杯ではないですが、
やはり『いつも見ている面々が、代表として日の丸をつけて戦う』というものの価値は、
大きなものがありますし、
他では味わえないような高揚感があります。


今年のCS第1ステージで、
いずれも不安を見せた大谷(日ハム)と藤浪(阪神)が投手陣の軸となる今年のチーム。

『しっかり頼むぜ!』

と檄を送りたくなっています。


ということで、
野球が熱い、
今年の秋となっています。


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