今回は、異例の早さで全部聴きました。
ZEPP TOKYOで圧倒された MY FIRST LAST を一番に聴いて、それからゆっくり全曲聴いたのですが。
THE PAST、やられました。最初のHYDEさんの切ない歌いだしからギュッと胸を掴まれ。断片的に入ってくる歌詞にキュンとなって。改めて歌詞カードを見ながら聴いて、さらに切なくなって。
どんな出会いがあって、どんな道を歩んできたのか。きっと決して平坦ではない、いばらの道で。それでもまたこの人生を選ぶという強い意志に、絆の強さ、愛の深さを感じて。だけどやっぱり、君ともっと幸せな道を歩んで行けていたならば…あの日に帰れたなら…君を救えていたなら…
人間は時の流れには逆らえない。けれど、きっと誰もが抱えているであろう想い。それでも迷わず、同じ人生を歩む…という言葉に、あぁ、HYDEさんだなぁと。やはり、HYDEさんはそう言うのだな、と、眩しく、切なく、思いました。
「VAMPS」は楽しそうだなぁって、遊んでる感じがしたけれど。「BEAST」というアルバム、今までよりちょっと大人な感じがしたのは私だけでしょうか。大人というか、達観したというか、CHAOSの中から発信していた音楽というイメージから、世界を手のひらに包み込んで音を注いでいるようなイメージに。
うまく言えないけど、素晴らしいアルバムだな、と。そう思います。
MY FIRST LAST は、THE OTHER SIDE のアンサーソングなのかな?
HYDEさんは、いつまでこうして音を届けてくれるのかな。