andiamo

ファッション、趣味を中心に実際に購入したものまたこれは・・・と思うものを紹介していきます。

eat to live

2009-12-26 | BOOK
よく衣・食・住でどこにウエイトを置くかなんて話をするのですが、ワタシは断然食ですね。もちろんバランスは重要です。オシャレもしたいし、好きな車、家具、モノに囲まれていたい。しかし、生きていくためには食べなければいけません。食は生命を維持する行為です。そこで、ただ食べるだけでは餌にすぎないと思うのです。いかにおいしく、楽しく、気持ちよく食べれるか。餌の時間にしないためには視、触、聴、味、香の五感をフルにを活用し食事をするかだと思うのです。そんな最高の食を堪能できる本が村上龍の「料理小説」です。世界のおいしいとされる料理とそれにまつわる短い物語が32話収められています。読んでいるだけで口内の奥から唾液が出てきます。おいしいモノ好きな方にはお奨めの1冊です。


       
この時期になると恋しくなる食べ物がスープ。寒い新潟では温かいスープがほっこり体を休めてくれます。ワタシのお気に入りのスープは海の近くのCAFE WINDSのミネストローネ。何がおいしいのか・・・特別何がということはないのですが、季節の野菜を使った手作り感のあることこと煮込まれた温かみのあるスープです。手作りパンと田舎作りなミネストローネスープそして冷えたシャルドネ。揺れるキャンドル。冬の海の匂い。クリスマスが終わり平静を取り戻した空気が街を包み込んでいますが、そんな穏やかな夜が過ぎて行きました。


       
家に帰ってゆっくりしていたら、なんとなく小腹が減り・・・・。冷蔵庫には何も無し。出かけたはいいが本を持ってこなかったので、閉店前の本屋へ駆け込み文庫を買い、深夜のレストランへ。パルメザンがたっぷりかかったスモークチキンのサラダと一番安い白を飲み、食について考えていました。


村上龍料理小説集 (集英社文庫)
村上 龍
集英社

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